口の中を噛む癖がある人は要注意!口内炎の原因にも!

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口の中に違和感を感じて、ついつい噛んでしまう…そんな癖はありませんか?軽く噛むぐらいでも十分、口内炎の原因になります。

口内炎ぐらい大したことないと思っていませんか?

 

口内炎の原因はいまだはっきりわかっていませんが、度々できていると、病気によってできる口内炎にも気づかなくなります。

ここでは、口の中を噛むことで起こる変化や病気についてまとめました。

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口の中を噛むとどうなる?

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口の中の皮膚はとても軟らかいですね。ですから、軽く噛んだつもりでも小さな傷ができていることが多いです。

小さな傷ができると、そこで細菌が繁殖し、口内炎へと発展するのです。

 

また口の中を噛むのが癖になっていると口を動かすタイミングが口の中を噛むタイミングに慣れてしまい、食事をする時など、噛むつもりのない時にも噛んでしまうことになります。

噛むつもりのない時は加減をしないため、強く噛んでしまい、すぐ口内炎へ発展してしまうのです。

 

アフタ性口内炎

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口内炎の原因はいまだはっきりしていませんが口の中を噛むなどの外傷からできるのは、アフタ性口内炎と言われます。

最も多いタイプの口内炎で、円形または楕円形の白っぽい潰瘍が特徴です。

 

治療法としては、まず、口の中を清潔に保ち、細菌の繁殖を防ぎ、新たな口内炎を作らないようにすることです。

うがいをこまめにするのは効果的です。痛みの強い場合は軟膏を処方してもらいましょう。

 

アフタ性口内炎ができる原因は噛んでしまってできる外傷だけではありません。

免疫力の低下やストレス、栄養不足などが原因の場合もあります。その場合は原因からの治療が必要となります。

 

しかし、日頃から口の中を噛む癖があると、勘違いしてしまいます。

このような別の原因でできた口内炎を自分が噛んだ為だと思ってしまうのです。

そうすると、原因からの治療ができず繰り返してしまうことになります。

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口の中を噛む癖を治すには?

噛まなければいいとわかっていても無意識に噛んでしまうという人もいます。

口の中を噛んでしまう原因を考えてみましょう。

 

ストレス

仕事や家庭内でストレスを感じていませんか?

ストレスを強く感じた時に、足を揺すったり、爪を噛んだりすることがありますが、それと同様に、口をすぼめて噛んでいることがあります。

そうすることで気持ちを落ち着かせているのです。ストレスを感じた時には気付いていないかもしれませんが、少し意識するだけで改善されるかもしれません。

 

筋肉のたるみ

加齢や肥満などにより、口の中の筋肉がたるむとそれまでと違ったタイミングで歯にあたり、気になって噛んでしまいます。

これは少し噛まないように意識するだけで改善されます。

 

噛み合わせの変化

虫歯治療や親知らずの抜歯・矯正などで歯の噛み合わせに変化が生じた場合に頬の中の環境に慣れておらず、気になって噛んでしまうというものです。

環境に慣れることで改善されます。

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その他の口内炎

アフタ性口内炎以外にも3つのタイプの口内炎があります。

症状に違いがありますので、その場合は、噛んだことが原因ではないとわかります。

いつもの口内炎だと決めつけず、病気による口内炎ではないかしっかり見極めて治療を行いましょう。

 

カタル性口内炎

虫歯や義歯の不具合から生じます。口腔粘膜に発赤、紅斑、浮腫が見られるのが特徴です。歯医者で相談しましょう。

 

ウイルス性口内炎

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単純ヘルペス・水痘帯状ヘルペス・A群コクサッキーウイルスが原因です。紅斑・びらんが特徴となる口内炎です。

高熱が出たり、感染したりします。抗ヘルペスウイルス剤を処方してもらうと2~3日で回復します。

 

口腔カンジダ症

カンジダ菌の繁殖・唾液の減少・免疫低下が原因です。粘膜上に白色偽膜のコロニーができます。放っておくと肺炎になる恐れもあります。

早めに病院で相談しましょう。状態によりますが、軟膏や飲み薬で治療ができます。

 

また、口内炎は舌にもできやすいです。以下で詳しくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください!
→【舌の下に口内炎ができる4つの原因

→【舌の口内炎を早く治す3つの方法

 

まとめ

口内炎の原因は様々で、いまだ解明されていないことが多いです。

口の中を噛む癖によってできる口内炎は病気に発展することは少ないものの、他の原因に気づかなくなる恐れがあります。

そうすると、原因治療ができないため、繰り返しできてしまうことになります。

 

また口内炎に慣れてしまうと、その様子を確認しなくなってしまいます。

病気が原因で発症していても気づかずに放置してしまうことになります。

放置することで肺炎になるタイプの病気が隠れていることもあるのです。

 

口内炎ができると、食事が楽しくなくなったり、何事にも集中できなくなったりして、ストレスを抱えることにもつながります。たかが口内炎、と甘くとらえず、しっかり癖を直しましょう。

また、口の中が痛いときの原因や病気について以下で一覧にしてまとめています!ぜひ参考にしてみてください。
→【口の中が痛い!原因となる病気と対処法一覧!

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