胸焼けの原因と解消法を解説!コレは絶対に知っておいて!

振り返る女の人

胸焼けがするととても不快ですが、原因がわからず対処できていないという方はたくさんいます。

胸焼けの原因は2つあり、その原因を知ることで解消法も異なります。

 

そこで、今回は胸焼けの原因と解消法について解説いたします。自分の胸焼けはどのタイプかわかれば解消できるかもしれませんので参考にしてください。

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胸焼けの原因

振り返る女の人

まずは、胸焼けが起きてしまう原因について解説していきます。

主な原因としては、胃酸が過剰に分泌されてしまう胃酸過多と胃酸が逆流してしまう逆流性食道炎があげられます。

 

胃酸過多

食後に胸焼けがするような場合は、胃の機能が低下していることが考えられます。

健康な胃であれば、食後2~3時間ほどで消化を終えます。しかし、胃が弱っていると消化に時間がかかってしまい、3時間経っても消化が終わらないため胃酸が分泌され続けます。

 

必要以上に分泌されると、胃酸は強酸性なので胃の粘膜が荒れてしまい、胸焼けを起こすのです。

このような胃の機能低下は、加齢や過労による体調不良などが原因となります。

 

また、朝起きた時や、食事後数時間経ったころに起きる胸焼けも胃酸過多が原因となります。

胃酸過多を起こす原因はストレスや喫煙・飲酒・食生活の乱れなどがあります。生活リズムを見直し、規則正しい食生活を心がけましょう。

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逆流性食道炎

逆流性食道炎は胃酸が食道へ逆流してきて食道で炎症を起こします。通常、胃では食物を消化するため強酸性の胃酸が分泌されますが、胃粘膜によって保護されています。

しかし食道には保護する粘膜がありません。そのため、胃酸が食道に逆流してくると強酸性の胃酸によって炎症を起こすというわけです。

 

食道と胃の境目には、下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)という弁の働きをしてくれる部分があります。

この弁の働きが衰えると胃酸の逆流が起こるのです。この下部食道括約筋は肥満や加齢、食生活の乱れにより機能低下します。

 

胸焼けの解消法

浜辺を歩く家族

続いて、実際に胸焼けになってしまったときの解消法について解説していきます。胃酸過多の場合と逆流性食道炎の場合で解消法はそれぞれ異なります。

 

胃酸過多の場合

上記で解説したように食後や空腹時のときに胸焼けがする場合は、胃酸過多であると考えられます。

このように胃酸が過剰に分泌しているときは、胃の粘膜を保護する薬胃の消化機能を補助する薬を服用することで回復に向かうことが多いです。

このような薬は市販薬としても処方箋としてもあつかわれていますので、お近くの薬局や医療機関で相談してみましょう。

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胃酸の逆流の場合

胃酸が逆流してしまったときの解消法としては、食生活の改善が第一にあげられます。

油分の多い食品を避け、ケーキ・あんこ・チョコレートなどの甘いものや香辛料も控えた方が良いでしょう。アルコールやタバコも下部食道括約筋の機能を低下させます。

食後は胃酸が大量に分泌されていますので、食道の方へ上がって来ないよう、すぐに横にならないようにすることも重要です。

 

また、前かがみの姿勢は胃を圧迫するので背筋を伸ばすようにしましょう。

食生活の改善を心がけても胸焼けがおさまらない場合は他の病気である可能性があります。

胃炎・胃潰瘍・食道がん・胃がん・十二指腸潰瘍などでは慢性的に胸焼けという症状が現れる場合があります。我慢せず、医療機関で相談してみることが大切です。

 

また、胸焼けだと思っていても、思わぬことが原因の可能性もあります。こちらの記事をぜひチェックしてみてください。

胸が苦しいのはストレスのせい?気になる3つの病気

 

まとめ

胸焼けの原因は胃酸過多か胃酸の逆流です。これらの症状を引き起こす原因は様々ですが食生活の改善でおさまることがほとんどです。

一時的な症状であれば食生活の改善を試みて様子をみても良いでしょう。それでも改善が見られない場合は他の病気が隠れているかもしれません。

 

慢性的な胸焼けを感じていたにもかかわらず、ちょっと食生活が乱れているのかなと放置していて、夜中に転げまわるほどの痛みで救急車を呼んだという方もいます。

食生活の改善を試みても変化がない場合は、重篤な病気が隠れているかもしれません。そのような場合は早めに医療機関で相談しましょう。

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