右腕がしびれる4つの原因!脳の病気が影響しているかも?

ノートに文字を書く人

腕をぶつけたり、右腕で腕枕をしたりした時に右腕がしびれてしまうということはよくありますね。このような原因がわかっている一時的なしびれであれば時間とともに改善されるのでよいですね。

しかし、思い当たることがないのに右腕がしびれる場合は病気が原因となっている可能性があります。

今回は右腕がしびれる原因についてお伝えしていきます。気になっているという方はぜひ最後までご覧ください。

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一時的な右腕のしびれ場合

ノートに文字を書く人

左右どちらの腕でも、圧迫していて血流障害を起こしたり、高いところの掃除をしたり腕相撲をしたりして筋肉が極端に疲労してしまうと、一時的にしびれを感じることがあります。

特に日本人は右利きの方が多いので、利き手ばかりを酷使してしまうことがあります。このような血流障害や筋肉疲労によるしびれがあっても、一時的なものですぐに回復する場合は心配不要です。

血流障害であれば圧迫をといて様子を見ましょう。筋肉疲労の心当たりがある場合は冷やして回復を待ってみましょう。

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病気が原因の場合

血流障害や筋肉疲労といった一時的な原因以外で右腕にしびれを感じる場合は、思わぬ病気が原因となっている可能性があります。

ここでは3つの病気を紹介していきますので、ご自身の症状と一致するかぜひチェックしてみてください。

 

脳の病気

しびれといえば脳梗塞や脳出血などの脳の病気ではないかと心配になりますね。

脳は体中のあらゆる機能をコントロールしていますので、どこが出血したり詰まってしまったかによって現れる症状も様々です。

 

脳梗塞の症状としては言語障害や視野障害などが有名ですが腕のしびれという症状が現れる場合もあります。脳は左右に分かれており、右脳は左半身を制御し左脳は右半身を制御しています。

つまり、右腕のしびれが現れた場合は左脳に障害が起きているということになります。その場合は右腕だけでなく右足にも何らかの違和感を感じているかもしれません。

 

圧迫や筋肉疲労などの原因がないのにこのような症状が一時的に現れた場合は脳梗塞の前兆とも言われる一過性脳虚血発作である可能性があります。

一過性脳虚血発作は、脳の血管が一時的に詰まって正常に戻るので緊急事態とまでは言えませんが、放置すると脳梗塞を発症する可能性が高いです。早めに脳外科等で検査をしてもらいましょう。

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頚椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア

首の部分にある頚椎は柔軟な動きができるよう小さな骨が8対もつながってできています。

この8対の頚椎と頚椎の間を椎間板といい、椎間板の一部が突出するなどして神経を圧迫することで痛みやしびれといった症状が現れます。

首を後ろに倒した時に腕のしびれが現れるといった症状の場合は頚椎椎間板ヘルニアの可能性があります。心当たりのある方は早めに整形外科等で相談してみましょう。

 

また、立ちくらみや頭痛なども頸椎椎間板ヘルニアの前兆となることがあります。ぜひこちらの記事もチェックしておきましょう。

参考: 立ちくらみと頭痛がするときにチェックすべき4つの原因と病気

 

自律神経失調症

手を組んでいる人

体のあらゆる機能を制御している自律神経は交感神経と副交感神経という2種類の神経のバランスにより様々な機能が維持されています。

ストレスや過労・睡眠不足などが続いたり頻繁にあると、生活リズムが乱れ自律神経のバランスが崩れ自律神経失調症になってしまいます。

 

自律神経失調症では体中のあらゆる機能に影響が出る可能性があり、腕のしびれという症状が現れる可能性があります。この場合は頭痛を併発していることが多いです。

また「最近疲れやすいなあ」と感じていたり、なかなか疲れがとれない場合も自律神経失調症が影響している可能性があります。

参考:疲れやすい…と感じたときに疑うべき病気の原因と改善方法!

 

圧迫や筋肉疲労などの原因がなく脳外科の検査でも異常が見られない、また頚椎椎間板ヘルニアの兆候もないという場合は自律神経失調症である可能性があります。

生活リズムを見直し、体をいたわる気持ちを取り戻すと改善されることがありますので試してみてください。

 

まとめ

右腕のしびれの原因は、一時的で心配のいらないものから脳梗塞などの脳の病気まで様々です。

右腕だけがしびれるという特有の病気はありませんが、右利きの方は右腕をよく使うので右腕のしびれという症状が現れやすく、すぐに回復する場合には放置しがちです。

逆に左利きの方は左腕に一時的なしびれを感じる場合があります。

参考:左腕がしびれる5つの原因!なかなか治らないときは要注意!

 

すぐに回復した場合でも脳梗塞の前兆などの可能性もありますので脳外科での検査をする方が安心です。

原因がわからない場合は自律神経失調症の可能性がありますので生活リズムの見直しが大切となります。諦めず、できることをやってみましょう。

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