苦しさから解放されたい!食べ過ぎで苦しいときの本当に正しい対処法

寝る

「ツボ押す」「食後には入浴をする」このような方法は食べ過ぎで苦しいと感じているときの対処法として間違っています。

ネット上にはよく上記のような対処法が書かれて一般常識として広まっていますが、実際は逆効果で苦しさを悪化させてしまうことにつながってしまうのです。

そこで、ここでは食べ過ぎで苦しいときに本当に効果的な対処法についてお伝えしていきます。

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食べ過ぎで苦しいときの5つの対処法

膝上げ体操をする

ランニング

食べ過ぎて苦しいと感じるときは、胃にたくさんの食べ物が溜まっている状態です。このときに、軽く体操をして胃に刺激を与えてあげることで消化を促進することができるのです。

そこで、おすすめなのが膝を上げる体操です。お腹に軽く手を当てて、腹筋を使うことをイメージして膝を上げていきます。

 

目安としては左右だいたい30回ずつ行ってみてください。詳しくは以下の動画でお伝えしていますのでぜひご覧ください。

この体操は立ったまま簡単に行うことができるので自宅だけでなく外食で食べ過ぎたときもぜひ試してみてください。

 

ウォーキングをする

食べ過ぎた後の激しい運動は腹痛や吐き気につながってしまいますが、ウォーキングなどの軽い運動は胃を適度に刺激してくれて消化を促すことができます。

ウォーキングは全身運動であるので代謝を促進し、足を動かす動作では腹筋を使うので胃での消化促進に効果的なのです。

特に外食で食べすぎて苦しいと感じたときは、積極的に歩いて帰宅するようにしてみてください。

 

このとき、背筋を伸ばして大股で歩くようにするとより効果的です。

背筋を伸ばすことで、胃の圧迫が軽減し、正常な消化活動を促進することができます。さらに、大股で歩くことで腹筋を使うとともに、下腹部を伸ばすことができるので胃腸の活動を高めることができるのです。

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お腹を温める

お腹を温めることで血流が良くなり、胃に溜まっている食べ物を早く消化してくれます。

特にお腹が冷えやすいと感じていたり、冷たいものを飲食した後はお腹を温めることが苦しさに対して一番効果的なケースであることも多いです。

腹巻きを巻いたり、ホッカイロでお腹を温めるなどを対処を行っていきましょう。

 

ただ、入浴することはやめておきましょう。「お腹を温めると良い」と聞くと、温かいお風呂に浸かることも良さそうですが、実はこれは胃の消化活動にとっては逆効果なのです。

なぜなら、入浴するとお腹がだけでなく全身が温まり血行がよくなります。すると、体の表面の方に血液が良く流れてしまい、胃に必要な血液が十分に送られなくなってしまうのです。

なので、詳しくは後述しますが食後すぐの入浴はできるだけ控えた方がいいのです。特に食べすぎて苦しいと感じているときの入浴はNGです。

 

10分でできるヨガポーズ

食べ過ぎで苦しいと感じるときにヨガはとても効果的です。ヨガを行うことで、腹筋の使用、ストレッチ、呼吸による胃の機能促進が期待できるのです。

こちらのヨガポーズは初心者の方でも簡単に実践することができるのでぜひ行ってみてください。

 

お腹をさする

お腹をさすることは苦しいと感じるときに最も簡単な対処法です。服の上からでもお腹全体で円を描くようにさすってみましょう。

また、腸は自分から見て時計回りにのびています。なので同様に時計回りでお腹をさすることで腸の活動を促進させることができます。

ちなみに、この方法は便秘で下腹部が張っているときにも有効なのでぜひ試してみてください。

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食後お腹が苦しいときにやってはいけないこと

ツボを押す

よくネット上には「食後苦しいときはツボを押すのが効果的」と書いていますが、実はこれは逆効果です。

確かに、胃腸の働きをよくするツボはいくつか存在しますが、食後にそれらのツボを押してしまうとそのツボの部位に血液が分散されてしまいます。

これにより、胃に集中するはずだった血液が減ってしまい、食べ物の消化速度が遅くなり胃に負担がかかってしまうのです。

 

そもそも「ツボを押す」ことは即効的な対処法ではなく、慢性的な不調を徐々に改善していくための方法です。

なので、「食後の苦しいときにツボを押すと治る」という情報は間違いなので注意してください。

 

お腹を圧迫しないようにする

お腹を圧迫してしまうと胃が窮屈になり、消化活動を妨げてしまいます。食べ過ぎた後は、お腹が膨れるので食前よりもベルトなどのお腹周りの締め付けが窮屈に感じることが多いです。

このようなときは、ベルトを緩めてお腹を圧迫させないように注意しましょう。

 

また、ベルトだけでなく背中が丸まった猫背の姿勢を取ることもお腹の圧迫につながってしまいます。

悪い姿勢で食事をしていたり、食べ過ぎたと感じているときに背中を丸めるような姿勢を取っていることはお腹が圧迫されて、胃が消化を上手く行うことができなくなってしまいます。

食後の正しい姿勢は背筋をピンと伸ばしている状態です。特に苦しさを感じるときは、前かがみになったりして背中を丸めずに、背筋を伸ばすような体勢になることを心がけてください。

 

食後すぐに入浴する

果物

前章でもお伝えしましたが、食べ過ぎた後に入浴するのは控えるべきです。たしかに、お腹を温めることは血流の促進につながり、消化活動を促すことができます。

しかし、入浴して全身を温めてしまうと胃ではなく、むしろ体表面に血液が流れてしまい胃での消化活動は抑制されてしまうのです。

これにより、お腹の苦しさは助長されてしまいます。できれば食後1時間は入浴を控えるようにするといいでしょう。

 

食べ過ぎた日はお腹を大切に。

おいしい食事が目の前にあるとつい食べすぎてしまいますね。食事のときは腹八分目に抑えるように意識するのが一番ですが、どうしても必要以上に食べすぎてしまうこともあります。

このような場合は、お腹に苦しさを感じ場合によっては吐き気や腹痛も感じてしまいます。

 

食べすぎて苦しいときは、胃を適度に刺激するような運動をしたり、お腹を温めることが効果的です。逆に、ツボを押したり、激しい運動をしたり、お腹を締め付けることは症状が悪化してしまうので避けるようにしましょう。

参考:食べ過ぎによって腹痛がするときの対処法と2つのやってはいけないコト

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