爪水虫(爪白癬)の初期症状から完治まで!治療方法に注意

霧がかかった森

爪水虫という病気はふつうの足にできる水虫よりもやっかいな水虫です。

原因菌では通常の水虫と同じ白癬菌なのですが、爪水虫はとても治りにくい病気です。

また、爪から自分の体のほかの部位や、他人に感染させてしまうおそれもあります。

そこで、今回は爪水虫の初期症状から完治までの症状や注意すべき点と適切な治療方法について
お伝えしていきたいと思います。

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爪水虫の初期症状

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爪水虫になってしまう原因は通常の水虫と同じで、不衛生な高温多湿の環境で白癬菌が増殖してしまうからです。

その患部が爪の場合、爪水虫という病気になってしまいます。

 

爪水虫の初期症状としては、

  • 爪が厚くなる。
  • 爪が白や黄色ににごる。
  • 爪の周りがかゆくなる。
  • 爪がぼろぼろになって、かけたりする。

などがあげられます。

 

これらの症状がある場合は、爪水虫を疑ってみてください。

爪がぼろぼろになるのは、栄養不足でも起こり得る症状なので、それに伴ってかゆみを感じたら爪水虫の可能性が高いです。

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爪水虫の症状が進行すると、、、

上記のような症状から進行すると、

  • 爪の周りが炎症を起こし、痛みを感じる。
  • 他の爪や足、かかと、手などの部位にも水虫の症状が広がる。
  • 対策を怠ると、他の人に感染させてしまう。

などの症状があらわれます。

このような症状があらわれる前に下記で述べるような治療法を行っていきましょう。

 

他の人に感染させないようにするためには、素足で歩かないようにすることが大切です。

家の中でも清潔な靴下やスリッパを履くように心がけてください。

 

また、症状として「かゆみ」や「痛み」を述べましたが、人によってはあらわれないことがよくあります。

このような場合は爪水虫だと自覚しにくいですが、爪の調子がいつもと違うと思ったら皮膚科に受診するようにしましょう。

 

さらに、糖尿病の人は合併症の注意が必要になります。

糖尿病にかかっていて免疫力が低下している状態で、爪水虫になると重度化するおそれがあります。

なので、糖尿病の方は特に注意するようにしましょう。

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爪水虫の完治までの期間の目安

爪水虫はふつうの足にできる水虫より完治までの期間が長くなります。

ふつうの水虫だと、適切な治療をすれば1~2か月ほどで治るといわれていますが、爪水虫の場合は3か月から半年ほどかかるといわれています。

 

下記で詳しく述べますが、爪水虫は飲み薬でしか治すことができません。したがって、完治までの期間が長く、治りにくくなってしまうのです。

しかし、正しい治療法をすれば爪水虫でも早く治すことができます。

水虫が完治するまでの期間を短くするための対処法は以下に詳しく書いてあるので、参考にしてみてください!
→【水虫を早く完治させる対処法!

 

爪水虫の治療法

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それでは、爪水虫の治し方はどういったふうにすればいいのでしょうか?

基本的には、皮膚科で受診して、医師の指示にしたがいましょう。

ただし、爪水虫の場合は塗り薬はほとんど効きません。

 

爪水虫の場合は、白癬菌が爪の奥に入ってしまっているので、スプレータイプやクリームタイプの水虫薬では治すことができないのです。

したがって、飲み薬を服用して内部から白癬菌を死滅させるしかありません。

 

このようにして菌を死滅させた健常な爪が感染してしまった爪と生え変わるまで待つしかないのです。

この生え変わる期間は人によって異なるので、この期間が半年から3か月から半年ほどかかってしまうのです。

 

また、症状が慢性化して1年以上爪水虫に悩まされてしまう人も多くいます。その原因は、「もう完治した!」と勘違いしてしまうことです。

白癬菌が完全に死滅するまで治療を続けないと、残った菌が増殖を始めて、また爪水虫が再発してしまうのです。

症状がおさまっても、白癬菌はまだ爪の中に多く存在しているので、自己判断で治療を終えるのはやめておきましょう!

 

まとめ

爪水虫は治るまでに時間がかかり、やっかいな病気です。

そのため、他の人に感染させてしまう確率が高くなってしまいます。

気を付けてしっかり対処すれば感染させてしまうことはないので、注意するようにしましょう!

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