神輿の担ぎ方のコツは?足や肩はどうすればいい?
夏祭りでは、必ずといっていいほどお神輿を見ますよね!
お神輿を担いだことがある方なら分かると思いますが、とても重いですよね。
しかも、掛け声などで固有のリズムがあり、それに合わせるのも大変だと思います。
担ぐのに慣れている人を見ると気迫があって、簡単に担いでいるように見えますが、不慣れだととても大変です。
今回は、神輿の担ぎ方のコツをお伝えしていきたいと思います。
神輿の担ぎ方のコツは?
神輿の担ぎ方っていろいろな種類がありますよね!
まずは、全ての担ぎ方に共通するコツを紹介したいと思います。
・担ぎ棒と肩の高さを合わせる!
これはとても大切ですよね。
担ぎ棒と肩の高さの差があると、ステップをとるたびに肩が担ぎ棒に当たって、とても痛いです。
さらに、バランスがとても不安定になるので、腰や足にも痛みがきます。
担ぎ棒の高さは神輿の真ん中らへんで合わせると思うので、まだ慣れていない方はお神輿の中ほどで担ぐようにしましょう。
最初は謙虚に後ろ側とかを担ぎたくなると思いますが、高さが合わないことが多く逆に辛いと思います。
女性など身長が低い方で、高さが合わない人は、「あて木」という道具があるのでそれを肩に当てて調節しましょう。
タオルを肩に当てる方法もありますが、タオルが肩に擦れて痛みを感じる場合が多いようです。
・リズムのタイミングを合わせる!
リズムを合わせることができないと、担ぎ棒が肩に当たり痛いですよね。
リズムを合わせるには、慣れるしかないです。
最初は、リズムを上手くとることができないかもしれませんが、しっかりと掛け声を聞き、リズムをとるように心掛けることで、次第にリズムをとれるようになってきますよ!
・姿勢を整える!
お神輿を担ぐときは、姿勢を正していないと、足や腰に負担がかかってしまいます。
背筋をまっすぐに伸ばすように意識しましょう!
そのためにも、自分と高さが合っているところを担ぐのが大切になってきますよね。
・前の人との間隔を狭める!
自分の動ける範囲を広くするために、前の人との間隔を広げてしまうことがあるかと思いますが、これは逆効果です。
前の人と体をくっつけたほうが、リズムをとりやすく、担ぎやすくなりますよ!
特に、担ぐのに慣れていない人は心がけるようにしましょう。
神輿の担ぎ方の種類は?
神輿の担ぎ方にはいろいろな種類があり、それぞれによって掛け声やリズム、足の動かすタイミングなど細かい部分も変わってきます。
詳しい部分は、実際に上手い人に聞くのが一番です。
今回は、それぞれについて簡単に説明していきますね!
・江戸前担ぎ
これが一番一般的な担ぎ方です。特に関東で多いですよね。
掛け声は「そいやっ!そいやっ!」という掛け声です。
足はつま先を立てて、リズミカルに担ぐといいです。
担ぎ方は動画で確認すると分かりやすいので、ご覧下さい!
・どっこい担ぎ
掛け声はその名の通り「どっこい!どっこい!」です。
上下の動きが大きく、膝の屈伸を使うのが特徴的です。
・わっしょい担ぎ
掛け声は「わっしょい!わっしょい!」です。
この掛け声もよく聞きますよね。
この担ぎ方も上下の運動が大きいです。
特に下方向へは比較的ゆっくり動き、上方向へは速く動くのが特徴ですね。
どの担ぎ方も独特のステップがあり、そのステップに慣れるように頑張ってみてください!
さいごに。
お神輿は夏の風物詩ともいえる、日本の伝統ですよね!
とても大切な伝統なので、これからも絶やすことなく、より盛んに行われていってほしいと思います。
ですので、若い方も地元のお祭りなどで、神輿担ぎを積極的に参加してみてくださいね!