左あばら骨の下が痛い!意外な3つの原因とは?
左のあばら骨の下らへんの部分に痛みを感じるのは、何か特別な原因があるのでしょうか?
この部分は体の大切な臓器なども近くにありさまざまなことが原因としてあげられます。
そこで、今回は左あばら骨の下の部分が痛いときはどのような原因が考えられるのか?ということについてお伝えしていきたいと思います。
肋骨の骨折やヒビが原因
まず考えられるのが、肋骨(あばら骨)自体が折れていたり、ヒビが入っていたりすることです。あばら骨を骨折しても、腕の骨などとは違って激痛がはしるということはあまりありません。
じわじわ痛みを感じるといった場合が多く自覚症状がないことがよくあります。なにか左の肋骨部分に衝撃を与えたような心当たりがある方は注意してください。
なかなか痛みがひかず、数週間続く場合は一度病院へ行ってみましょう!また、深呼吸や咳、くしゃみなどをして痛みを感じる場合はあばら骨の異常の可能性が高いです。
内臓の疲労が原因
左あばら骨の下の周辺にはたくさんの臓器があります。この臓器の何か悪影響が起きて、それが痛みとして現れている場合もあるのです。
どのような臓器の疲労が痛みの原因となるのか見ていきましょう!
胃
ストレスや消化不良などにより胃に痛みを感じることが原因となっているのかもしれません。
また、デスクワークなどで長時間猫背のように姿勢が悪くなっていると胃が圧迫されて痛みを感じることがあります。
心臓
心臓の痛みは、様々な心臓病の症状の他、ストレスなどでも起こります。
腸
肋骨と腸はかなり離れているので関係はないと思われがちですが、腸からも影響を与えることがあります。
便秘や消化不良などにより消化物は腸の左側にたまりやすくなります。これにより周りの臓器が圧迫されたりして、左あばら骨の痛みとしてあらわれるのです。
神経痛が原因
神経の痛みが影響している可能性もあります。なんらかの影響で神経が圧迫されて、痛みを感じているかもしれません。
この神経が圧迫されてしまう原因としては、
- 帯状疱疹
- 内臓の疾患
- 椎間板ヘルニア
などが考えられています。それぞれについて少し見てみましょう。
帯状疱疹
帯状疱疹で皮膚に症状があらわれた後に神経痛が残ることがよくあります。これは帯状疱疹のウイルスによって神経がダメージを受けてしまったためです。
内臓の疾患
内臓の腫れなどの疾患により神経が圧迫されて痛みを感じることもあります。
このように内臓自体の痛みだけでなく、周辺の神経を圧迫してしまうことにより左あばら骨の下あたりが痛くなることもあるのです。
椎間板ヘルニア
椎間板というのは背骨と背骨の間をつなぐ軟骨のことです。椎間板ヘルニアによって椎間板が変形することにより神経を圧迫して痛みを感じることもあります。
この場合は足に痛みやしびれを感じたりことが多いのですが、左側の肋骨のあたりに痛みを感じる場合もあります。
まとめ
左側のあばら骨の下あたりに痛みを感じるさまざまな原因についてお伝えしました。
自身で痛みの原因を解明するのはなかなか難しいと思うので、痛みが長期間続く場合は医師に相談するようにしましょう。
また、人によっては少し下の左脇腹の痛みの原因があばら骨のあたりに出ている可能性もあります。左脇腹の痛みについては以下でお伝えしていますので参考にしてみてください!
→【左脇腹に痛みを感じる4つの原因!】