毛嚢炎が陰部にできた!効果的な膿やしこりの治療法を公開!
ニキビのようなブツブツしたできものができたらそれは毛嚢炎かもしれません。
ニキビのように顔などにできることもありますが、女性でデリケートゾーンにできることもよくあります。
悪化すると、ひどいかゆみや痛みをともなうので、その前に治療することが大切です!
そこで今回は、毛嚢炎が陰部にできたときの効果的な治療法についてお伝えしていきたいと思います。
毛嚢炎の症状をチェック!
まずは、本当に陰部にできているぶつぶつが毛嚢炎なのかチェックしていきましょう。
赤いぶつぶつができている
毛嚢炎は毛穴にウイルスが感染して炎症を起こしてしまう病気です。これにより、赤いぶつぶつができてしまうのが特徴です。
悪化すると、ひとつひとつのぶつぶつが膿をもつようになり、膿疱(のうほう)というものができてしまいます。
さらに悪化すると、これらのぶつぶつは硬くなり、痛みが生じたり熱を持ったりすることになります。
かゆみがある
毛嚢炎になるとかゆみ・痛みを生じる場合もあります。症状が進行していない場合は、赤くブツブツしたニキビのようなできものができるだけでかゆみを伴わないことも多いです。
ただこのようなブツブツを放っておくと次第にかゆみが出てきてしまいます。
しこりがある
しこりのようなものを感じる場合は、比較的症状が悪化してしまっている段階であると考えられます。赤いぶつぶつが硬くなってしこりのようなものができてしまうのです。
膿を持っていたりすると、ウイルスや細菌が感染してしまっているサインになりますので後述するような対処をしていきましょう。
毛嚢炎が陰部にできる原因
毛嚢炎はブドウ球菌や緑膿菌という菌が皮膚に感染してしまう皮膚病です。
これらの菌は普段も私たちの肌に存在している菌なのですが、ある条件下では、毛嚢炎の症状を起こしてしまう原因の菌となってしまうのです。
その条件とは以下のようなものがあげられます。
- 毛穴が傷ついたとき
- 運動をして汗をたくさんかいたとき
- 生理のとき
- 食生活の偏り
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
毛穴が傷ついたとき
何らかの原因で毛穴に刺激が加わってしまったときやカミソリ負けをしてしまったときに毛穴に傷がついてしまいます。
その傷ついた部分から毛嚢炎の原因となる菌が入り込み感染してしまうのです。
運動して汗をたくさんかいたとき
汗をたくさんかくと、皮膚が湿った状態になります。菌は湿度と温度が高い、高温多湿の環境で感染力が最も強くなります。
したがって、汗をかきやすい夏場に毛嚢炎になってしまう人が特に多いです。
生理のとき
汗をかいた場合と同様に、皮膚が湿った状態となります。この環境下では、菌が繁殖しやすく毛嚢炎を起こしやすくなってしまうのです。
食生活の偏り
食生活が偏っていても、毛嚢炎の原因となります。野菜を全然食べないような食事を毎日繰り返していると肌が荒れてしまう原因となります。
その結果、毛穴に傷がつきやすくなり、感染してしまうのです。
毛嚢炎の治し方
以上のような原因で発症してしまう毛嚢炎ですが、どうやって治療を行えばいいのでしょうか?
初期の段階では、湿疹のような赤いブツブツができますが、かゆみや痛みはほとんどありません。初期段階でも軽度な膿やしこりのようなものができてしまう場合もあります。
もし顔などの目立つ場所にできていないようなら、自宅のケアで自然治癒させることも可能です。このケア方法については後で詳しく紹介します!
しかし、重度化していくと膿やしこりのようなものが悪化していきます。これにともなって、かゆみや痛みも出てきますので、こうなった場合は皮膚科に受診して治療しましょう。
毛嚢炎の原因となる菌を退治する抗生物質を処方してもらえるはずです。
それでは、自宅での毛嚢炎の治し方について紹介していきます!
こまめにシャワーを浴びる
毛嚢炎になってしまうのは、衛生状態が悪く、高温多湿な環境があるからです。
したがって、こまめにシャワーを浴びることにより清潔を保ちつつ、高温多湿の環境をリフレッシュすることができます。
特に、夏場はこまめにシャワーを浴びることが大切です。
1日に何回も浴びることは難しいと思いますので、朝と夜の計2回は浴びたいですね!寝ている間は特に蒸れるので、朝のシャワーも大切です。
下着を交換する
下着を1日に1、2回交換するのも効果的です。衛生面を保つことができ、皮膚が長時間湿った状態でいるのも防ぐことができます。
また、通気性のよい下着を身に着けるようにしましょう。これだけで、皮膚の表面の湿気が変わります!
健康的な食生活を心がける
日頃から健康的な食生活をおくることも大切です。バランスの偏った食事ばかりしていると免疫力が低下してしまい、毛嚢炎が発生しやすくなってしまいます。
お肉中心の食生活になってしまっていないでしょうか。肉類は脂質が多く含まれており、毛穴に脂がたまってニキビや毛嚢炎ができやすくなってしまうのです。
また、ビタミンなどを摂取していないと、肌は荒れやすくなり、傷つきやすくなってしまいます。
特にビタミンCの摂取が一番大切です。ビタミンCは柑橘系の果物や緑黄色野菜に多く含まれています。
ストレスや疲れをためないようにする
ストレスや疲れがたまると、体の免疫力が落ちてしまいます。菌に対する抵抗力がついていれば、それだけ感染しにくくなります。
ストレスをためないために、睡眠をしっかりとるなどして十分な休養をとるようにしましょう。
毛嚢炎に効く治療薬
最後に、毛嚢炎に効果的な治療薬を紹介したいと思います。
ゲンタシン軟膏
ゲンタシン軟膏は陰部にできた毛嚢炎に特に、効果的です。刺激や副作用が比較的少ない治療薬なので、陰部に使用しても問題ありません。
ゲンタシン軟膏については以下で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください!
参考:ゲンタシン軟膏の効能や副作用について
リンデロンvg軟膏
リンデロンというステロイド薬も有効です。リンデロンvg軟膏の効能や副作用については以下で詳しくお伝えしています!
まとめ
毛嚢炎ができる原因や治し方についてお伝えしました。デリケートゾーンに発疹が出て、かゆみや痛みがでたらすぐに治したいですよね。
最初のころは自宅でケアすることで治ることもありますが、悪化してきたら病院へ行くようにしましょう。