突発性難聴の完治までの期間と確率はどのくらい?

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突発性難聴は、突然前触れもなく耳が聞こえにくくなります。その原因は明らかになっていなく、悪化すると治療するのが難しくなります。

しかし、早期に発見できれば完治させることができます。

そこで、今回は突発性難聴が完治するまでの道のりについてお伝えしていきたいと思います。

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突発性難聴の初期症状

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冒頭でも述べたように、突発性難聴疹を完治させるためには早期発見がカギとなります。

以下の項目をチェックしてみてください。

  • 耳に何かつまっている感じがする(閉塞感がある)
  • 耳鳴りがする
  • めまいでグルグルした感じがある

片耳だけ何か不快感を感じたら突発性難聴の前兆かもしれません。

 

一番よくある初期症状としては「耳鳴り」です。

耳鳴りについては、以下で詳しくお伝えしていますのでご覧ください!
耳鳴り原因!ある音が聞こえると危険信号?!

このような異常を感じたら病院で受診するようにしましょう。

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突発性難聴の完治する確率

何度も述べるように、突発性難聴はいかに早く治療できるかが大切です。

現在、突発性難聴が完治する確率は約30%であると言われています。早く治療を開始することができれば、それにつれて完治する確率もあがります。

 

一般的に、耳が聞こえなくなったと自覚してから48時間以内に治療を開始することができれば聴力を改善できることが多いです。

一方で、発症してから1週間以上経過してしまうと、適切な治療を開始しても治すことが困難になってしまいます。

 

突発性難聴が完治するまでの期間

傘をさして歩いている人

突発性難聴が完治するまでの期間も治療を開始する時期が早ければ早いほど短くなります。

一般に、治療を開始して1週間から1か月の間はステロイドなどの投薬による治療を行います。

この間に完治しない場合は、様子を見て入院して治療に専念することになります。

 

入院期間は1か月から3か月ほどです。この入院期間で完治しない場合は治療を断念することになります。

つまり、完治までの期間は1週間から4か月ほどと人それぞれです。

完治する期間を決める要因としては、どれだけ早く治療を開始することができたか、ということと治りやすい体質であるかどうかがあります。

 

  • 治りやすい人とは
  • 年齢が若い人
  • 難聴の程度が軽い人
  • 高血圧ではない人
  • 糖尿病などの疾患を持っていない人

があげられます。

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突発性難聴の再発と予防法

突発性難聴が完治したあとに再発する確率は0%とされています。

しかし、突発性難聴に症状が似ている低音障害型感音難聴は再発する可能性があります。低音障害型感音難聴は若い女性がなることが多い病気です。

 

突発性難聴の予防法としては、未だに原因が明らかになっていないため明確な方法はないようです。

ただし、体がストレスを感じているときに発症する確率が多いことが分かっているので、以下のことが予防法として有効とされています。

  • 睡眠を十分にとる
  • 過度な飲酒と喫煙を控える
  • ストレスや疲れをためこまないようにする
  • イヤホンやヘッドホンで大きすぎる音を聞かないようにする
  • 長時間熱い入浴はしないようにする

 

まとめ

突発性難聴は突然症状があらわれ、完治する確率も低いので難病とされています。

初期症状をうまく察知して、早めの治療ができるようにしましょう!

 

また、同じような症状としてメニエール病と急性低音障害型感音難聴という病気があります。

これらの病気についても、注意しておかなければなりません。ついでに、こちらでチェックしておくことをおすすめします。
→【メニエール病の初期症状と治療法について

→【急性低音障害型感音難聴の原因や症状について

→【急性低音障害型感音難聴の治療法や予防法について

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