頭がぼーっとする6つの原因!思わぬ病気にも要注意!

帽子を深くかぶった女の人

頭がぼーっとすると大切な仕事が進まなかったり、人との会話がうまくできないなど、様々な問題が出てきます。

ちょっと疲れているのかなぐらいに思い、特に対策をしない方も多いかもしれません。病気とは思わず放置する方も多いのですが、心因性の病気が隠れている場合もあります。

今回は頭がぼーっとする6つの原因をまとめました。まずは原因を知り、できる対策をしてみましょう。

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脳の栄養不足

帽子を深くかぶった女の人

脳の栄養といえばブドウ糖です。つまり糖分が不足していると頭がぼーっとするのです。

映画「デスノート」をご覧になった方はいますか。映画の中で、松山ケンイチが演じる名探偵「L(エル)」の奇怪な行動を覚えていますか。

Lは、チョコレートやドーナツ・キャンディーなどなど、びっくりするほど甘いものを大量に食べ続けます。これは脳を常に桁違いに活性させて事件解決への糸口を探しているため、脳の栄養が足りないからなんです。

 

糖分が不足すると脳の栄養が不足して思考できなくなり、ぼーっとしてしまいます

脳の栄養(ブドウ糖)を摂取するには甘いものを食べるのもいいですが、炭水化物をしっかり摂ることが大切です。

糖分の摂り過ぎは他の病気につながります。できれば毎日時間を決めた食事の中で炭水化物を摂取していくことが望ましいです。

 

朝は時間がなくて朝食を抜いているという方は多いですね。朝起きてすぐは食事が喉を通らないという方もいます。

少し早く起きてしっかり朝食を摂ると改善されるかもしれません。少量でもよく噛んで食べることで効率よく吸収できますので、ぜひ試してみて下さい。

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脳の酸素不足

十分睡眠をとっているのにあくびが出てぼーっとするという方はいませんか?それは脳の酸素不足かもしれません。あくびは脳が酸素を欲しがっている証拠なのです。

一日中座りっぱなしの仕事をしている方で姿勢が悪い場合など、血流が悪くなると脳への酸素が不足してしまいます。またヘモグロビンが不足している場合にも酸素不足となります。

 

まずは、姿勢をよくして血流をよくしましょう。そして、ゆっくりと深い呼吸を心がけてみましょう。

それでも改善が見られない場合はヘモグロビン不足が考えられます。

食生活を見直し、レバー・貝類・ひじきなどの食品を多く摂取するようにしましょう。食事での摂取が難しい場合はサプリメントも利用してみましょう。

 

睡眠過多

髪で顔が隠れてる女の人

睡眠不足だからと休みの日に夕方まで眠るという方はいませんか?

基本的に「寝だめ」というのはできません。たっぷり睡眠をとったからと言って明日からしばらく眠らずに過ごせるということはないのです。

 

疲れた体を癒すためにしっかり睡眠は必要ですが、必要以上に睡眠をとるとリズムが乱れ脳が覚醒しなくなります。

脳が覚醒していないと頭がぼーっとして何も考えられなくなります。

疲労が回復するよう、ある程度の余裕を持った中でリズムよく生活するよう心がけましょう。なかなか脳が覚醒しない場合は、食事をしっかり摂り、軽い運動をしたり、シャワーを浴びたりして刺激を与えましょう。

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脳疲労

脳が疲労している時や過度のストレスがかかると脳内にアンモニアが蓄積します。これにより脳の働きが低下し、頭がぼーっとすることがあります。

有毒なアンモニアは肝臓で無毒化されます。しかし大量に蓄積した場合は機能が追いつきません。そのため脳を疲労状態にしアンモニアの蓄積を止めるのです。

 

まずは脳を休め、ストレスを軽減できるようにしていきましょう。

アンモニアは肝臓で無毒化されるほか、グルタミン酸により無毒化されます。グルタミンが多く含まれる大豆製品を多く摂るよう心がけましょう。

 

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)

階段をのぼる足元

自律神経失調症は様々な症状が現れるのでわかりにくいですが、過労・睡眠不足・不規則な生活・ストレス過多などから交感神経と副交感神経のバランスが乱れた状態です。

頭がぼーっとするという症状以外にも慢性的な体の異変はありませんか?

原因がわからないままでは精神的症状も現れるようになります。自分の環境の中で変えられることがなければ、お薬などの治療もありますので早めに医療機関で相談しましょう。

 

心因性の症状

うつ病・パニック障害・不安障害・離人症などの心因性の病気が原因となることもあります。

生活リズムの見直しや過労・ストレスなどをできるだけ軽減しても改善されない場合は心因性の病気の可能性があります。心療内科や神経内科で相談してみましょう。

 

まとめ

頭がぼーっとする原因は様々です。これは、過労・ストレス・生活リズムの乱れなどに対し、体が信号を出しているのです。心当たりのある原因を少しでも改善するようにしましょう。

一見重篤な病気ではないように感じるかもしれませんが、心因性の病気の可能性もあります。

軽視せず、できるところから改善していきましょう。慢性的に悩んでいる方は早めに医療機関へ相談しましょう。

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