飛蚊症の原因はストレスやパソコン?どんな症状になるの?
飛蚊症はとても身近な目の病気です。蚊が飛んでいるように見える病気ということで、飛蚊症という名前がついています。
この飛蚊症自体は、なにか辛い症状になるという重い病気ではないのですが、網膜剥離、網膜症、白内障などの目の病気や糖尿病の初期症状として現れることもあるので、注意が必要です。
そこで今回は、飛蚊症の原因と症状についてお伝えしていきたいと思います。
飛蚊症の症状
飛蚊症の症状は、小さなゴミのようなものが浮遊しているのが見えてしまうことです。あなたも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
人によって見えるものは違ってきます。
細長い形、丸い形、わっかのような形、白い物体、黒い物体、半透明な物体、キラキラ光る物体などさまざまです。
この浮遊物は、外の光景が目にうつっているわけではないので、視点を動かしたりしても消えることはありません。
また、暗い場所より明るい場所で起こりやすく、気づいたらいきなり浮遊物が浮かんでるという症状です。
その浮遊物が消える時間は人それぞれで、体調によっても異なってきます。
飛蚊症の原因によっても異なってきますが、5分ぐらいで消える場合もあれば、1週間以上続く場合もあります。
飛蚊症になる時期としては、季節の変わり目、特に梅雨の時期に発症することが多いようです。これは、温度、湿度、気圧などが大きく変化することが原因となっています。
それでは、飛蚊症になってしまう原因とはどのようなことがあるのでしょうか?
飛蚊症の原因
飛蚊症の原因は主に3種類に分けることができます。
生理的によるもの、老化によるもの、病気によるもの、の3種類です。
それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう!
生理的飛蚊症
これが原因となることが一番多いです。これは、目が多くの紫外線を受けてしまうことが原因となります。
詳しいメカニズムについては、難しくなってしまうので述べませんが、紫外線を受けることによって発生する物質によって目にゴミのようなものが見えてしまうのです。
これは、10代の若い人にも多く当てはまることで、子供から大人まで幅広い世代の人が飛蚊症になってしまう原因となっています。
ただし、この場合は病気の兆候ではないので、特に気にする必要はありません。発症時間や発症頻度が少ない場合はこのケースが多いです。
目の老化による飛蚊症
ここでの老化は年齢のことではありません。「目」の老化になります。目はストレスを感じたり、パソコンなどで目を酷使していると老化してしまいます。
この老化により、上記の紫外線からの影響に対して弱くなります。また、老化による網膜剥離の兆候にもなりますので、注意が必要です。
最近、目が疲れてるなと感じたときに、飛蚊症になったら医師に相談したほうがいいです。
病気の兆候となる飛蚊症
一番注意しなければなりません。
前述したように、網膜剥離、網膜症、白内障などの目の疾患や糖尿病の初期症状としてあらわれます。
飛蚊症が数日続いて起こる場合は、これらの疑いがあるので医師に相談してみましょう。
まとめ
飛蚊症は些細な病気だと思ってしまいがちですが、大きな病気の兆候となっていることもあります。
身に覚えがあるときは、良いサインになりますので、すぐに病院で診断してもらうようにしましょう!
それでは、飛蚊症の治療法、改善法、対策、検査などについてはどうすればいいのでしょうか?
→飛蚊症の治療方法や改善方法!対策や検査について!