氷食症の原因はストレス?太る可能性も!治療法を公開!
氷食症の恐ろしさをご存じですか?
氷食症は氷を食べたくて食べたくてしょうがなくなってしまう病気です。氷を食べ続けた結果、恐ろしい症状に見舞われてしまう可能性があります。
しかし、現在では原因も解明されて、治し方もしっかりあります。そこで今回は、氷食症の原因や治療法についてお伝えしていきたいと思います。
氷食症の原因
どうしてそんなに氷を食べたくなってしまうのでしょうか?
その原因は主に鉄分不足であるといわれています。
鉄分が不足していると、脳の機能が低下してしまい、体温が上昇してしまうのです。そのため、体温を下げようとして無意識に氷を食べてしまうのです。
また、脳の機能が低下すると味覚も変化し、「氷の味がおいしい」と感じてしまうこともあるようです。
さらに、精神的なストレスも大きな原因のひとつとなっていると考えられています。
ストレスを感じると、自律神経系という体の生理機能をつかさどる器官が影響を受けてしまい、体温の調節が上手くできなくなってしまうのです。
同様に、ストレスによる精神疾患で、氷を食べることが快感となってしまい、やめられなくなるというケースもあります。
氷食症の症状
体重の増加
食べること自体は、水分をとっているだけなので、大幅な体重増加にはならないです。
ただ、氷をたくさん食べることにより胃が冷やされてしまい、胃の機能が低下してしまいます。
その結果、代謝能力が下がり、食べ物をたくさん食べてしまうことになるのです。
実際に、氷食症にかかって太ってしまった方も多くいらっしゃるようです。
貧血
先ほども述べたように、氷食症は鉄分の不足が原因となるので、氷食症自体が貧血の兆候となっているのです。
貧血の状態が悪化すると、頭痛、めまい、動悸などが起こり、食欲がなくなっていきます。
そして、栄養の不足から突然倒れてしまったりします。
このように状態が悪化しないうちに、「最近なぜか氷をたくさん食べているな?」と感じたら、医師に相談してみるようにしましょう!
氷食症の治療法
それでは、どのようにして氷食症を治していけばいいのでしょうか?
まずは、病院で検査してもらうことが大切です。
原因が貧血によるものなのか、ストレスによる精神疾患が問題なのか、ということを明らかにしなければなりません。
貧血の場合
鉄分を多く摂取できる食生活に改善しましょう。
レバー、ほうれん草、魚、大豆などがとても多く鉄分を含んでいる食品となります。
また、サプリメントで鉄分を補うという方法もあるので、試してみてください。
他にも、葉酸やビタミンCも鉄分を補給するために有効な栄養成分となります。
ストレスの場合
ストレスが原因の場合は、十分な休養が必要となってきます。
ストレスから解放された環境で休養することにより、体の調子が安定してきます。
また、心理カウンセラーなどに受診するのも効果的です。
まとめ
氷食症は近年発見された新しい病気です。特に若い女性が発症してしまう場合が多く、発症者数は年々増えています。
自分が氷をたくさん食べているなと自覚するのはもちろん、周りの人も氷食症を疑ってあげてください。
重度化する前に、医師に診断してもらい適切な処置をしてもらえば、特に問題なく回復することができます。