若年性アルツハイマーの初期症状は?20代で行う予防法!
アルツハイマー病というのは、一般に65際以上の高齢者がかかる病気です。
しかし、若年性アルツハイマー病というのは、もっと若い人がアルツハイマー病にかかってしまうのです。
若年性アルツハイマー病が重篤化しないためにも、初期症状を感知して、早めの対策をすることが大切です。
そこで、今回は、若年性アルツハイマーの初期症状や、20代で行う予防法についてお伝えしていきたいと思います。
若年性アルツハイマーの4つの初期症状
アルツハイマーの症状が悪化してしまうと、コミュニケーション能力が低下したり、記憶力が低下したり、幻想が見えたりして、普通の生活が行えないような、状態になってしまいます。
そこで、初期症状を知っておくことで、悪化する前に治療を行い、治すことができます。
以下が若年性アルツハイマーの初期症状のチェック項目です。
物忘れが多くなった。
アルツハイマーの原因はまだ明らかになっていませんが、脳の細胞が死滅していくことは明らかになっています。
脳の細胞がいなくなっていくと、当然、記憶力が低下してしまいます。
・人の名前が思い出せない。 ・固有名詞を言う代わりに、 「あれ」や「それ」というのが多くなった。 ・慣れている場所なのに、迷子になってしまう。 ・約束していたことを忘れてしまう。 |
以上のようなことに、心当たりがある場合は、若年性アルツハイマーの初期症状かもしれません。
頭痛、めまいがよく起こる
アルツハイマーは脳に異常が起こっている病気なので、頭が痛くなったり、めまいなどの症状があらわれます。
頭痛は目の疲れでも生じますし、めまいは貧血の場合でも起こります。
したがって、これだけでは若年性アルツハイマーと判断することは難しいですが、他のチェック項目と併せて、確認するといいです。
性格が変わった
これは、自覚するのがなかなか難しいと思いますが、とても重要なチェック項目となります。
・些細なことで、イライラして怒りっぽくなった ・暴言や暴力が多くなった ・物事に対して大雑把になった ・礼儀が悪くなり、自己中心的になった ・勉強や仕事の効率が悪くなった |
以上のような変化が自覚できた場合は、若年性アルツハイマーを疑ってみてください。
コミュニケーション能力の低下
アルツハイマー病の症状の大きな特徴のひとつとして、コミュニケーションができなくなることがあります。
その初期症状として、コミュニケーション能力が低下してくることがあります。
普通の会話なのに、次の言葉がなかなか出てこなくなったり、文章を書くときに、全然脈略のない文章を書いてしまったりするようになった場合は、注意してください。
若年性アルツハイマーの20代からの3つの予防法
実は、若年性アルツハイマーは「若年性」とついていますが、10~30代で発症する確率は低いです。
ここでの、若年性とは40代や50代のことを指していますが、20代、30代などの若い時期から、予防を行うことにより、若年性アルツハイマーを大幅に予防することができます。
予防法としては、以下のようなものがあります。
読書
普段から頭を使っていないなと思う人は、特に効果的です。
読書は簡単に、脳細胞を活性化して、働かせることができますので、効果的な予防法になります。
昼寝
睡眠不足は、脳にとても大きな負担がかかってしまいます。そこで、午後1時から3時ぐらいの間に10~30分ほどの仮眠をとり、脳を休ませてあげましょう。
ただし、逆に9時間以上毎日寝ている場合は、若年性アルツハイマー病になる確率が高くなってしまうので注意してください。
運動
特に、普段から運動不足の人には効果的です。運動をすることにより、脳に酸素を多くおくることができます。
激しい運動を行う必要はないので、エレベーターを使うのではなく、できるだけ階段を使うようにしたり、車やバスを使うのではなく、歩いたり、自転車を使ったり、することを心がけるといいです。
まとめ
若年性アルツハイマーは、脳に障害が起こってしまう恐ろしい病気ですが、初期症状を感知したり、予防をしっかり行うことで、防げる病気です。
しっかり今回のチェック項目と予防法を確認しておきましょう!