体がだるいし眠い!その原因と解消法を徹底解説!
ちゃんと寝てるのに体がだるくて眠い、と悩んでいる方はいませんか?
それは病気が出しているサインかもしれません。もしかしたら、ちょっとした工夫で改善されるようなことが原因かもしれません。
今回は体がだるいし眠い原因と解消法を解説していきます。
思い当たることがないか考えてみてください。そして、早く改善されるよう実践してみてください!
自律神経失調症
自律神経には、活動的で緊張感のある状態にする交感神経と、リラックスさせ心身の疲れを回復させる副交換神経があります。
昼間の活動的な生活には交感神経が優位に働き、夜の睡眠時には副交換神経が優位になることでバランスが保たれています。
しかし、このバランスが崩れると、体を休めたい夜の睡眠時に交感神経が優位に立ち、体が緊張状態となり休まらないという状態になります。
そして活動をしなくてはならない昼間に副交感神経が優位に立ち、だるさ・眠さが襲うのです。
自律神経失調症の原因は多岐に渡りますが、生活リズムの乱れや過度の疲労やストレスがきっかけとなることが多いです。
まずは規則正しい生活リズムを心がけ、ストレスを減らすよう気持ちを切り替えましょう。
睡眠障害
体がだるくて、強い眠気を感じる場合は睡眠障害が原因の可能性が高いです。
睡眠障害にはさまざまな症状がありますので、それぞれについて紹介していきます。
不眠症
不眠症は、
- なかなか寝つけない
- 何度も目が覚める
- 早く目が覚める
- 寝たのに寝た気がしない
などの症状があります。
ほとんどの症状で、睡眠に問題があるとわかるのですが、寝たのに寝た気がしないという症状の場合、不眠症とは気づきにくいですね。これも不眠症の症状の1つです。
この場合は、睡眠の質を変える必要があります。次のような工夫をすることで、質の良い睡眠をとることができる場合がありますので試してみてください。
- 就寝の1時間以上前に入浴する
- 2時間以上前に食事を済ませる
- テレビ・パソコン・携帯などの画面を就寝直前は見ないようにする
- 毎日少しでも運動をする
過眠症
過眠症には非常に多くの症状があります。中でも、居眠り病とも言われるナルコレプシーは、昼間、1対1で話をしている時にさえ居眠りしてしまうという強烈な眠気が現れます。
睡眠時無呼吸症候群も過眠症の1つです。睡眠中、大きないびきをかき、突如呼吸が止まるという状態が何度も繰り返されます。そのため昼間に慢性的な眠気とだるさを感じます。
他にも突発性過眠症・むずむず脚症候群・周期性四肢運動障害などなど多くの症状があります。
睡眠時間は十分とっているのに眠い・だるいという症状がある場合は睡眠障害の可能性が高いので医療機関で相談するようにしましょう。
肝臓疾患
肝臓は体内の有害物質を無害にする作用があります。
暴飲・暴食などで食生活が乱れたり、外食ばかりの生活をしたりすると肝臓がフル活動することになります。
また、睡眠不足や喫煙・ストレスなども肝臓に大きく影響を与えます。肝臓での処理が追いつかなくなってくると、警告としてだるさや眠気が生じます。
肝臓に負担をかけ続けると、肝炎・肝硬変・肝がんなどの肝臓の病気へと発展することもあります。サインを見逃さず、肝臓をいたわるような規則正しい生活を心がけましょう。
うつ病
うつ病による症状は非常に多岐にわたっています。その中で、疲労感・だるさ、眠気などの症状が現れることもあります。
うつ病は自身ではわかりにくいことも多く、なぜだるさや眠気が改善されないのかわからないまま何ヶ月も過ごしてしまうケースもあります。
体の不調の他に、憂鬱に感じる時間がよくあったり、意欲がないと周囲から言われたりしませんか?家族に気をつけて観察してもらうとわかるかもしれません。
うつ病の傾向があるようであれば、一人で悩まず、心療内科で相談しましょう。
すぐに気づかない程度の軽いうつ症状であれば、内服薬などで軽快する場合も多くあります。
その他
特に病気というわけではなくても眠い・だるいという場合は、生活スタイルを見直してみましょう。食生活が乱れたりストレスを抱えていたりしていませんか。
運動不足や姿勢の悪さも原因となります。深夜まで仕事をして夜食を食べたりといった生活リズムの乱れも原因となります。
思い当たるところがあれば見直してみると、だるさや眠さが改善されるかもしれません。
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まとめ
だるさや眠さの原因は非常にたくさんありますね。精神的な病気が原因であれば専門家に相談して一緒に改善できるような治療が必要です。
しかし、精神的な病気でなければ、とにかく生活スタイルの見直しが最も有効な解消法です。
食生活の見直し・生活リズムの改善・気持ちを切り替えてストレスを軽減するなど、生活スタイルを見直すことで大きく変化が現れるでしょう。
生活スタイルの見直しはあらゆる病気の予防にもつながりますので、ぜひ実践してみてください。