大人のマイコプラズマ肺炎は症状が完治するまで出勤停止?!
マイコプラズマ肺炎は最初は風邪のような症状ですが、適切な治療をしないと重症化したり、合併症を引き起こしたりしてしまいます。
幼児や子供が発症する場合が多いですが、大人も発症することが多い病気です。
大人の場合、ただの風邪だと思っていて、完治までの期間が長引いてしまうこともよくあります。
そこで、マイコプラズマ肺炎が大人にかかった場合、完治するまでは出勤できないのか?ということを中心にお伝えしていきたいと思います。
マイコプラズマ肺炎の症状
マイコプラズマ肺炎は最初は風邪のような症状で、まさか肺炎にかかっているとは気づかないことが多いです。
- 38度以上の高熱で出る
- 夜眠れないほど咳がでる
- 発熱や咳で食欲がない
- のどが痛い
- 鼻水、鼻づまりがひどい
上記のような症状がある場合は、マイコプラズマ肺炎かもしれません。
特徴的な症状としては、激しい咳です。
ただの風邪では考えられないような咳がでるので、それがマイコプラズマ肺炎のサインとなります。
大人のマイコプラズマ肺炎の自然治癒
マイコプラズマ肺炎は自然治癒するのでしょうか?
本人の免疫力と体力がしっかりしていれば自然治癒させることは可能です。
普通は抗生物質による治療が行われますが、この薬により他の体に有用な菌まで退治してしまい、免疫力が低下してしまうことも考えられます。
したがって、自然治癒させることができれば自力で治したほうがいいです。
ただし、症状が悪化するようであればすぐに病院へ行くようにしましょう。
大人のマイコプラズマ肺炎の完治までの期間
完治するまでの期間は個人差があり、2日から3日間治療を行えば、完治してしまう人もいます。
一方で1か月以上かかってしまう人もいます。
この間も他の人に感染させてしまうことがあるので注意しましょう。
マイコプラズマ肺炎の感染力
マイコプラズマ肺炎の感染力は、感染症のなかではそれほど強い部類ではありません。
しかし、4週間程度の長い潜伏期間があり、この間に周りに菌をまいて感染させてしまうことが多いです。
感染経路としては、飛沫感染と接触感染があります。症状が治っていくについてれ感染力も低下していきますが、完治するまでは安静にしておきましょう。
出勤停止の期間としては、インフルエンザのように明確な日数は定められていません。
しかし、医師が出勤してもいいと判断するまで出勤してはいけないと法律で定められています。
よって、医師の許可があるまでは仕事への出勤は控えるようにしましょう。
マイコプラズマ肺炎の症状の大人と子供の違い
マイコプラズマ肺炎は肺炎の中では一番症状が軽い病気です。
しかし子供より大人のほうが重症化しやすい傾向にあるようです。
子供の場合はマイコプラズマ肺炎にかかっても比較的元気で、知らない間に自然治癒してしまった
ということもあるようです。
大人の場合は、人にもよりますが咳と発熱でかなりつらい症状となる傾向があるようです。
まとめ
マイコプラズマ肺炎は肺炎と気づきにくい病気です。
また他の人にうつしてしまう病気ですので、医師の許可があるまでは出勤や外出はできるだけ控えるようにしましょう。