帯状疱疹の治療薬の副作用が重い?!市販薬だったら平気?
帯状疱疹はひどいかゆみと痛みにおそわれてつらい病気ですよね。一刻も早く治したいと思います。
そのために、病院へ行き帯状疱疹の治療薬を処方してもらうと思うのですが、なかには重い副作用がある薬もあるので注意が必要です。
そこで、今回は帯状疱疹の治療薬の副作用や使用上の注意点についてお伝えしていきたいと思います。
帯状疱疹の薬の種類
帯状疱疹にはさまざまなタイプの薬があります。症状の進行具合や体質に合わせてどの薬で治療すべきか判断することになります。
炎症を抑える薬
症状が比較的軽度な場合や、初期症状のときに使われることが多いです。
この薬は、消炎鎮痛薬と呼ばれ、帯状疱疹の発疹やできものの炎症を和らげるために使われます。軟膏のような塗り薬のタイプが多いです。
ウイルスを退治する薬
帯状疱疹の原因はウイルスが私たちの体に感染してしまうことによるものなのですが、その原因となる菌を退治してやろうという薬です。
抗ウイルス薬とよばれ、飲み薬や塗り薬などのタイプがあります。
この薬はとても効果があるのですが、値段がとても高いです。
症状が悪化してきた場合などは、この抗ウイルス薬と上記の消炎鎮痛薬を併せて飲むと効果的です。
ただし、副作用が起きる可能性は高くなります。詳しくは次章でお話しますね!
点滴
症状が重い場合は、液状の治療薬を直接血液に送り込むことが有効になります。
一番の特徴として、即効性があげられ飲み薬や塗り薬だと効果があらわれるまで2週間以上かかってしまうような症状でも点滴だと1週間程度で効果があらわれます。
ただし、副作用がこわいので点滴を行うのは、症状が重い場合に限られます。
通院しながら点滴を行うのか、入院して行うのかはそのときの症状によって変わります。
神経の治療薬
帯状疱疹が発症すると、そのあとに神経痛を起こしてしまうことがよくあるのですが、その神経痛を和らげるための薬です。
副作用が強いことが多いので、医師としっかり相談して服用するようにしましょう。
帯状疱疹の薬の副作用
帯状疱疹の副作用の症状としては以下のようなものが報告されています。
- 胃痛
- 口内炎
- 嘔吐
- 肌荒れ、ニキビ
- 食欲が増す
- 下痢
- 腹痛
- 肝炎、肝機能障害
このように胃や腸に負担がかかることが多いです。また重篤な副作用として、上記で述べた神経痛を治す薬「リリカ」で肝炎や肝機能障害が発症してしまったようです。
他に副作用が報告されている薬として、バルトレックス、バラシクロビル、ファムビルなどがあります。
しかし、用法容量を守って医師の指示に従い服用すれば、副作用がおこる確率は低くなるので安心してください!
ただし、授乳中の方の服用には注意が必要です。思わぬ副作用が生じる可能性があるので、医師にしっかり相談しましょう。
帯状疱疹の市販薬
帯状疱疹の治療薬としては病院で処方される治療やkうが一般的ですが、症状が軽度な場合は、市販薬でも効果があるものがあります。
アセトアミノフェンなどは、炎症を抑える効果があるので有効です。また、副作用がほとんど心配されないので、安心して使用することができます。
ただし症状が重くなってきた場合はすぐに病院へ行くようにしましょう。
まとめ
帯状疱疹の治療薬にはさまざまな種類がありますが、それぞれの副作用について考慮したうえで服用しなければなりません。
薬を飲んでいて、なんかおかしいな?と思ったら服用をやめて医師に相談するようにしましょう!
また、帯状疱疹についてはこちらの記事でも詳しくお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。
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