朝起きられない4つの原因とは?病気の可能性も?!

ベッドの上でメガネを見ている人

朝は苦手でなかなか起きられないという方は多いですね。それは自分が怠惰だからとか、低血圧だから仕方がないなどと諦めていませんか?

朝起きられないのは理由があります。それを知ることで克服できることもあります。また病気が隠れている場合は治療を行うことで改善します。

今回は朝起きられない原因や病気の可能性についてお伝えしていきます。自身や家族が朝起きられなくて困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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睡眠障害

ベッドの上でメガネを見ている人

睡眠障害は様々な要因から起こります。症状も、なかなか寝つけない・すぐに目が覚める・一日中眠い・眠りが浅いなど様々です。

十分な睡眠がとれていないなら朝眠いのは当然のことです。この場合は睡眠障害を改善するしかありません。

睡眠障害を自覚している方は医療機関で相談するなどして改善したらよいのですが、自覚していない方も多いです。

 

自然に眠りにつき、途中で目覚めることもないのに朝起きられないという場合は、睡眠障害と自覚できません。これは睡眠の質が悪いことが原因です。

深く眠るノンレム睡眠が十分にとれないことで睡眠障害を起こしています。

生活リズムの乱れ・食生活の乱れ・寝る前のカフェインやアルコール摂取などは睡眠の質を悪くしてしまいます。思い当たる方は改善してみましょう。

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体内時計の機能低下

睡眠リズムは体内時計でコントロールされていますが、不規則な生活を続けていると体内時計の機能が低下してしまいます。

睡眠中はメラトニンというホルモンが多く分泌されています。メラトニンは睡眠ホルモンの一種で、分泌されることにより眠りに入ることができます。

朝になるにつれてメラトニンの分泌量は減少し、朝目覚めることができるのです。

 

体内時計の機能が低下してしまうとメラトニンの分泌量を調整できなくなります。朝になってもメラトニンが分泌されるため、眠くて起きられないのです。

体内時計は明るさに大きな影響を受けます。朝になったら朝日を浴び、夜になると暗くなって光を浴びないのが通常です。

朝日をしっかり浴びることで改善されることもありますので、まずは雨戸や遮光カーテンを開けて寝てみましょう。

寝そべっている男の人

そして朝食は必ずとるようにしましょう。朝食をとることで体の機能が活動を開始します。毎朝しっかり朝食をとることで、体内時計の機能が回復される場合もあります。

それでも改善されない場合はメラトニン不足により体内時計の機能が低下している可能性があります。メラトニンは、不規則な生活や加齢により不足することがあります。

 

ジョギングやスクワットなどの適度な運動を心がけると、メラトニンの元となるセロトニンという物質が活性化されますので試してみてください。

またメラトニンはサプリメントから摂取することもできます。仕事などで生活の改善が難しい方でも手軽に始められる方法です。

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低血圧

規則正しい生活を心がけているのに朝起きられないという方もいます。これは低血圧による可能性があります。

低血圧で朝起きられないというのは聞いたことがあると思いますが、低血圧だとどうして朝起きられないのでしょうか。

 

朝起きる時にはアドレナリンノルアドレナリンが分泌されます。低血圧だと、これらの分泌がゆっくりになるのです。そのため朝すぐには起きられないのです。

アドレナリンを分泌させる食材として、イワシ・キャベツ・ブロッコリーなどがあげられます。積極的に食事にとり入れてみましょう。

 

また低血圧の方は血行が悪く体が冷えています。血行が悪くて体が冷えていると体はなかなか活動できないのです。

適度な運動を心がけ、全身の血行をよくするようにしましょう。体に負担の少ないウォーキングや水泳などの全身運動がおすすめです。

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起立性調節障害

思春期の子供に見られる起立性調節障害は成長の過程で自律神経のバランスが崩れてしまい発症します。子供が朝起きられない時はつい叱りたくなります。

しかし、起立性調節障害により朝起きられない場合、朝起きられないことを責められると自分を責めて悪化する傾向にあります。

ただ眠くて起きられないのか、ちょっと様子がおかしいなと思った時は心療内科などに相談してみましょう。早めに相談することで悪化せずに改善できるかもしれません。

 

まとめ

朝起きられない原因は体質ばかりではありません。生活リズムを見直し適度な運動を心がけることで改善されることもあります。

怠惰だからとか、低血圧だから仕方がないと思い込まず、原因を考えてみましょう。

 

朝起きられないぐらいで病院には行きづらいという方もいるかもしれませんが、原因をつきとめることで毎朝が楽になるかもしれないのです。

思い当たることを改善しても変化がない場合は遠慮なく医療機関で相談しましょう。

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