耳に水が入って抜けないときに効果的な3つの対処法!

顔に水をかぶる女の人

お風呂やプールなどで耳に水が入ってしまうことはよくあります。特にプールでは耳を水の中につけてしまうので、水が入りやすいです。

通常は水から上がれば耳の中の水も出てきますが、どうにも抜けない時ってありますよね。

 

すぐ抜けるだろうと思って頭を振ったり跳んだりしても抜けない時は、耳の中でゴロゴロと音がしたり、周囲の声が聞こえにくくなったりして不快ですね。

今回は耳に水が入って抜けない時に効果的な対処法をご紹介します。知っておくと役立ちますので、ぜひ最後までご覧ください。

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耳に入った水が入って抜けないとどうなるの?

顔に水をかぶる女の人

耳に入った水がなかなか抜けないととても不快ですので、できれば早く抜いてしまいたいですね。もしこの水が抜けないとどうなるのか、不安になる方もいるでしょう。

通常、耳に水が入ったという場合は外耳に水が残った状態です。その奥には鼓膜があるため水は侵入できません。外耳に水があっても時間が経てば自然になくなります。

 

ただし、水がたまっている外耳に傷がある場合は、その部分で炎症を起こしやすくなります。また鼓膜に穴があいていた場合は中耳に水が侵入してしまい中耳炎を起こしてしまいます。

耳に入った水を早くとりたくていろいろな方法を試す過程で、外耳や鼓膜を傷つけないように気をつけましょう。

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耳に入った水を抜く効果的な対処法

耳を引っ張って傾ける

外耳はカーブをした複雑な形をしているため、単純に傾けても水は抜けません。

耳介(耳の後ろの方)を上の方に引っ張った状態で、水の入っている側にゆっくり頭を傾けます。こうすることでカーブの部分にたまってしまう水が抜けてくれます。

 

仰向けに寝転がる

水は外耳の奥のポケットのような部分にたまっているので、ただ頭を振っても抜けないことがあります。慌てず、まずは仰向けに寝転んで下さい。

そして、「あ~う~あ~う~」と声を出して顎を動かして奥の水を移動させます。その後体をゆっくり横に向けると水が抜けます。

 

温める

冷たい水は表面張力でしっかりと耳に残っています。時間が経てばこの水も体温で温められて表面張力が弱まって流れ出やすくなります。

早く水を抜きたい場合は耳を温めてみましょう。夏場のプールや浜辺であれば、プールサイドや砂浜などが熱くなっているのでタオルを敷いて耳を当ててみて下さい。

室内プールなどの場合はドライヤーで温める方法もあります。タオルを耳に押し当てるだけでも多少は温まります。

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耳に水が入った時にやってはいけない方法

綿棒やこよりを使うのは危険

耳に水が入った時のために綿棒やこよりを常備しているという方がいます。直接水に届くので効果的な気がしますが、これは危険です。

水がたまっているのは鼓膜の手前のポケットのような部分です。そんな奥まで綿棒やこよりを入れると、外耳や鼓膜を傷つけてしまう恐れがあります。

外耳や鼓膜に傷がつくと、そこから炎症を起こしたり、中耳に水が侵入してしまい中耳炎を起こすという危険があります。

 

また綿棒の綿かすや、ちぎれたこよりなどが中に残ってしまい、返って異物感を感じるようになることもあります。

耳に水が入った時は道具を使わず、自然に水を出す方法を試しましょう。2~3日経っても抜けない時は、耳の病気などの可能性もありますので耳鼻科を受診しましょう。

 

頭をたたく

背を向ける女の人

水を移動させようと頭をたたくという方もいます。偶然これで水が抜けることもありますが、すぐに抜けない場合にいつまでも頭を叩き続けても効果はありません。

返って頭痛がして不快になることもありますのでやめましょう。

 

まとめ

耳に水が入っても、すぐに病気になるというわけではなく、焦って抜く必要はありません。しかし、耳に水が入ったままだととても不快ですよね。

早く水を抜きたくて、片足でトントンと跳んでみたり、頭を叩いてみるという方が多いですが、これではなかなか抜けません。

ご紹介したように、耳に入った水はちょっとしたコツで自然に抜けますので知っておくと安心ですね。耳に水が入ってしまった時はぜひお試しください。

 

他にも耳に水が入り、こもるような違和感を感じた場合の原因と治し方はこちらで網羅的にまとめていますのでぜひご覧ください!

参考:耳がこもるような違和感がする原因と治し方一覧!

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