耳の中でポコポコ音がする3つの原因!意外な病気に要注意!
耳鳴りがすると驚きますよね。自分だけ聞こえているのかな?それともみんな同じ?聞こえる音の種類でも不安が生じたりします。
その原因がわかれば安心し、気にしなくなれば自然になくなることも多いのです。
ここでは耳の中でポコポコ音がする原因についてまとめてみました。
耳鳴りに不安を感じたら…
耳鳴りにはいろいろな種類の音があるといいます。
キーン、ピー、ゴソゴソ、カチカチ、ゴロゴロ、ポコポコ、ゴー…などなど。
人によって表現の仕方も異なり、なかなか伝わらないこともあるでしょう。原因がわかれば不安がなくなり自然に回復する人も多いものです。
逆に原因がわからない場合は不安になり、さらに悪化する方もいます。それぞれの音には可能性の高い原因があります。
まずはそれに当てはまっていないか考えてみましょう。
そして、原因がわからなかったとしても気にしないようにしましょう。病気のサインは1つではありません。
いくつかあるサインのウチの1つとして耳鳴りがあるのかもしれません。
耳鳴りばかりに気をもまず、他にいつもと違う症状がないか考えてみましょう。
耳の中でポコポコ音がする原因
耳の中で「ポコポコ」といった音が聞こえる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
筋肉のけいれん
耳の周囲や中耳の周りの筋肉のけいれんにより、太鼓を叩くようなポコポコという耳鳴りが聞こえることがあります。
数分でおさまることがほとんどですが、長引くようであれば耳鼻科で相談しましょう。
気圧の変化
耳管が狭くなっている時に大きな気圧の変化があるとポコポコという耳鳴りが聞こえることがあります。
もともと耳管が狭い人は気圧の変化がある度に聞こえる場合もあります。
風邪や疲労などが原因で一時的に耳管が狭くなっている時に気圧の変化があると聞こえることもあります。
気圧の変化が原因の場合は、「耳抜き」という方法で回復することができます。耳抜きとは、鼓膜の内側と外側の圧力差を回復する方法です。
鼻と口を閉じた状態で耳に空気を送ります。
ダイビングをされる方は自分で行いますが、ちょっとしたコツがいります。
耳鼻科で耳抜きをしてもらい、
コツを教えてもらうと、後々役立つかもしれませんね。
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
中耳炎というと痛いイメージがありますが、この滲出性中耳炎は痛みがありません。
耳が詰まったような感覚になり、自分の声が頭の中で響くように感じます。
あくびをした時にポコポコという音が聞こえるという方もいます。これは耳の機能低下による症状ですので、耳鼻科での治療が必要です。
耳管通気や鼓膜切開などの治療法があり、症状に合った治療を相談して開始してもらいましょう。
痛みもなく耳鳴りもなくなると安心して治療をやめてしまう方もいますが、中耳にたまった液体を完全に取り除かなければ再発する恐れがあります。
自己判断せず、最後まで治療を続けることが大切です。
まとめ
自分だけに聞こえる耳の中の音は表現するのが難しいですね。それだけに不安になったりします。
しかしその多くは一時的な症状で、気にしなければ自然になくなることが多いのです。
気にしすぎるとどんどん悪化していくことがありますので、まずは可能性のある原因を知り、他の症状がないか確かめましょう。
解明されない場合は耳鼻科で相談し、それでも異常がないと言われた時は気にしないのが一番です。気持ちを落ち着けることで気づけばなくなっていることでしょう。
また、耳の中で違和感がする原因とその治し方について以下で一覧にしてまとめてみました!ぜひご覧になってみてください。
→【耳の中で違和感がする原因と治し方一覧】