口角炎がなかなか治らない原因!ストレスのせいかも?!

日差しを浴びている女の子

「口角炎」って何だかご存知ですか?

口角炎とは口角つまり唇の両端に炎症を生じ、亀裂や腫れ、カサブタができる皮膚疾患である

引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%A7%92%E7%82%8E

と、ウィキペディア百科辞典では定義されています。

厄介なのは口を開けるたびに亀裂が生じたりして痛みが生じます。それで、口を開けるのが苦痛になり食事もままならなくなります。

どうして口角炎になるのでしょうか?その原因は何でしょうか?

ここでは、口角炎がなかなか治らない原因について詳しくお伝えしていきたいと思います。

スポンサーリンク

 

常在菌について

beautiful

口角炎を考える際に常在菌という言葉を知る必要があります。

常在菌とは主に人の身体に存在する微生物、細菌のうち、多くの人に共通にみられ病原性を示さないものです。基本的には人の健康に影響を与えず、共生関係にあるものです。

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E5%9C%A8%E8%8F%8C

 

常在菌について知ることができました。悪者ではなく、通常、私たちの身体の中に存在しているのです。

 

口角炎の原因

boy

口角炎の主な原因はカンジダ菌です。カンジダ菌とは、何でしょうか?カンジダ菌は常在菌です。

興味深い点です。つまり、通常、人の体の中に生息しているのです。カンジダ菌は真菌で人間の口の中、腸などに存在しています。

例えば、人間の口の中というのは温暖多湿で栄養豊富です。それで、微生物、細菌にとって理想的な環境と言えます。カンジダ菌のほかに数百種類の微生物と共に生息しています。

 

「基本的には人の健康に影響を与えない。」という部分を思い出してください。ですから、基本的には問題無いのです。しかし、ときに問題を引き起こすのです。

スポンサーリンク

また、口角炎の原因のほとんどは「カンジダ菌の問題」が原因となりますが、体調不良や口の衛生面が悪かったりすることも原因として考えられます。

さらにカンジダ菌ではなく、ヘルペスウイルスの感染により口角炎が併発してしまう場合もあります。ヘルペスウイルスは細菌ではないので、常在菌ではありません。

 

外部から感染することにより発症してしまいます。特に唇で症状があらわれると口唇ヘルペスという病気になります。口唇ヘルペスについて詳しくはこちらで詳しくお伝えしているので、ぜひご覧になってみてください。
→【口唇ヘルペスの感染とうつる期間について

 

カンジダ菌が問題を引き起こすとき

girl

どんな時に問題を引き起こすのでしょうか?ストレス状態、身体的疲労状態、消化器官が疲労状態にある時、ビタミンB2、B6が不足している時です。簡単に言えば、「ストレス」、「疲労」です。

 

ストレス状態の時や疲労状態が続くと免疫力が衰えます。そうすると通常、問題無かったカンジダ菌が暴走を始めるのです。

ストレス、疲労 → 免疫力低下 → 口角炎発症 というわけです。

スポンサーリンク

口角炎の治療法

精神的に疲弊しているわけですから、そこの改善を、まず図るべきです。

何が過剰なストレスを与えているのでしょうか?どんな活動が疲労をもたらしているのでしょうか?よく分析して改善を図りましょう。必要な場合には決断を下して休養することも大切です。

 

ビタミンB2、B6が不足していますので、補う必要があります。サプリメントに頼ることができるでしょう。しかし、大切なのはバランスです。「ビタミンを摂取すれば大丈夫」と考えるのはよくありません。色々な食材をバランスよく摂取しましょう。

抗真菌薬や抗生物質に頼る方法もあります。

 

まとめ

口角炎の主な原因はカンジダ菌です。しかし、カンジダ菌は常在菌です。身体の中に存在しており、普段は問題を起こしません。しかし、ストレス状態が続いたり、疲労しきってしまうと、問題を起こします。

それで、予防するためには、普段から栄養をキチンと摂取すること。規則正しい生活を送りストレスに強い体をつくること。夜は必要な睡眠をとることが大切です。

スポンサーリンク

サブコンテンツ