親知らず抜歯後の痛みはいつまで続く?ピークの期間は?
親知らずを抜いた後の痛みはどれくらいの期間続くのでしょうか?
人によっては、かなり強い痛みや腫れが生じることもあります。
そこで、今回は親知らずの抜歯後の痛みについてお伝えしていきたいと思います!
親知らず抜歯後の痛みが続く期間
親知らずを抜いた後の痛みはいつまで続くのでしょうか?
問題がなければ、抜いた後から1週間ぐらいで治まるはずです。
ただし、問題があった場合はもっと長い期間腫れや痛みを感じてしまいます。この原因については、次章で詳しくお伝えしますね!
また、親知らずの状態や位置によっても痛みが続く期間は変わります。
普通に生えている親知らずを抜く場合は、ただ抜けばいいだけですが、横向きになって埋もれていたりしていたら施術が少し難しくなります。
歯茎を切開したうえで、親知らずを抜かなければいけないからです。
また、上に生えている親知らずより、下に生えている親知らずを抜歯するほうが痛みや腫れが長く続くことが分かっています。
親知らず抜歯後の痛みのピークはいつ?
痛みは1週間ほど続くとお伝えしましたが、痛みのピークはいつごろなのでしょうか?
一般的には、抜歯後から2~3日後に、痛みのピークがくると言われています。
実際に抜いた直後は、そこまで痛みがなく軽い違和感がある程度でした。
しかし、その2日後ぐらいから徐々に痛みや腫れが増していきます。
その後、徐々に痛みは軽減していき、1週間も経てば、痛みはだいぶ治まるでしょう。
親知らず抜歯後の痛みを早く治す4つの方法
それでは、抜歯後の痛みを和らげるためにはどのようなことができるのでしょうか?
抜歯前に口の中を清潔にしておく
抜歯前に口の中を清潔にしておくと、口の中にいる細菌がより少なくなります。
これにより、抜歯後にできた穴や傷から細菌が感染して炎症を起こしてしまうリスクを軽減させることができるのです。
頻繁にうがいをしないようにする
抜歯後は歯茎から出血が起きるので、気持ち悪く感じ、うがいを頻繁にしてしまう方が多い思います。
しかし、うがいをしてしまうと、穴に血が固まってできた蓋を流してしまうおそれがあります。
傷口のかさぶたを頻繁にむいてしまっているようなものです。
口の中で血がたまってくるようだったら、軽くうがいをして、吐き出す程度にしておくといいですね!
血行を良くするような行動は避ける
血行をよくしてしまうと、歯茎の出血が増えて、穴が塞がりにくくなってしまいます。
抜歯後は、
- 飲酒
- 激しい運動
- 長時間の入浴
などはできるだけ、控えるようにしたほうがいいですね!
特に、抜歯直後は、血液の蓋を作り始めている途中なので、このときはできるだけ安静にするようにしましょう。
食事のときは気を付ける
食事をするときに食べ物が傷口に当たると、それが刺激になって傷口が開いてしまうことがあります。
これを防ぐためにも、食事をするときはできるだけ奥のほうの歯で噛まないように意識するといいでしょう。
また、できるだけ固い食べ物や刺激のある食べ物は避けて、柔らかくて、食べやすいものを食べるといいですね!
まとめ
親知らずの抜歯後の痛みについてお伝えしました。
また、親知らずの歯茎が腫れて膿がでるような原因についてはこちらで詳しくお伝えしています。
ぜひ参考にしてみてください!
→【親知らずの歯茎が腫れて痛い!膿が出る原因は?】