湿布によるかぶれの対処法!おすすめ治療薬は?

たくさんの気球を見つめる子供

肩こりがひどいときや筋肉痛がひどいときに湿布薬に頼りますよね。

湿布薬とても助かるのですが注意点があります。なぜ注意する必要があるかというと、かぶれの原因になることがあるからです。

どんな点に留意して湿布薬を使えるでしょうか?ここでは湿布によるかぶれの対処法についてお伝えしていきたいと思います。

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湿布薬でかぶれるときがある理由

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どうして湿布薬を使うとかぶれることがあるのでしょうか?

原因は

  1. 湿布薬の基材の刺激つまり粘着力による物理的な刺激
  2. 湿布薬の成分つまり薬剤や配合されている添加物(中には唐辛子エキスを含んだものもあります)の刺激
  3. 自分の皮膚が敏感であること
  4. 光に当たること

などが考えられます。

具体的にどういうことなのでしょうか?

 

例えば4番目の「光」ですが、湿布薬の中には『ケトプロフェン』という成分を含んでいるものがあります。

ケトプロフェンは紫外線が当たると「薬剤性光線過敏症」を引き起こします。つまり、かぶれてしまうのです。厄介なのは湿布薬をはがしても数週間経った後でも症状が起こり得るのです。

また、ケトプロフェンを含んでいる湿布薬は妊娠している方には使うことができません。

 

湿布薬はかぶれを引き起こすだけではありません。それに含まれている「成分」を考えて使用する必要があります。

『ジクロフェナクナトリウム』という成分もあります。ジクロフェナクナトリウムは喘息など持病を持っている方、胃潰瘍の既住歴のある方はあらかじめ薬剤師に問い合わせることが大切です。

また、2週間以上連続で使用するべきではありません。

 

『フェルビナク』という成分もあります。フェルビナクを含んだ湿布薬は15才未満の方、妊娠している方、喘息持ちの方は使うことができません。

このように、湿布薬はとても助けになりますが、「成分」をよく考えて使用する必要があります。かぶれを引き起こすだけではないのです。

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対処法と予防法

湿布薬を使用する上での注意点や対処法、予防法は以下の通りです。

 

  1. 患部を清潔にする。
  2. 汗を拭いておく。
  3. 傷口、粘膜には使用しない。
  4. 他人に処方された湿布薬は使いまわさない。
  5. 入浴前後の30分は使用を避ける。
  6. 自分の皮膚に合った湿布薬を使う。
  7. 汗をかいたら張り替える。
  8. 静かに剥がす。
  9. 同じ場所に貼り続けない。
  10. 長時間の使用は避ける。
  11. ケトプロフェンが用いられている湿布薬を使用した患部に紫外線を当てないようにする。

 

もし、かぶれが発生した場合には、湿布薬を剥がして使用を直ちにやめてください。もし症状がひどい場合には病院、皮膚科に行きましょう。

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おすすめな治療薬

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もし湿布を貼ってかぶれてしまったときは、塗り薬を塗ると早く治るはずです。かぶれてしまったちうことは皮膚が炎症を起こしているので、その炎症を抑える薬を塗るのが効果的です。

 

炎症を抑えるために効果的なのはステロイド薬です。ステロイド薬は炎症に直接作用してくれるので、赤みやかゆみなどにも効果があります。

ステロイド薬の中でもそれぞれ強さが違います。医師としっかり相談してご自身にあった治療薬を選ぶことが大切です。

 

代表的な治療薬の副作用や効果については以下を参考にしてみてください。

非常に強力:アンテベート軟膏マイザー軟膏

強力:リンデロンvg軟膏

 

繰り返しになりますが、これらは強力な薬ですので、医師や薬剤師としっかり相談したうえで使用するようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしょうか、みなさん?湿布薬は色々な分野で私たちを助けてくれます。肩こりや腰痛、筋肉痛がひどいときに痛みを軽減してくれます。

薬局に行くと実に様々な湿布薬が売られています。注意点はよく「成分」を確認してください。自分の状態に適合した湿布薬を購入してください。

よくわからないときには薬剤師さんに質問して、自分に合ったものを選びましょう。

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