首回りにかゆみを感じる!5つの原因をチェック!

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首は皮膚が薄くて露出することが多い部分です。そして衣服やアクセサリー・髪の毛など、様々なものが接触する部分でもあります。

かゆみを感じると気になって仕方がなく、何も接触しないようにするのは難しいのでなかなか改善されません。

 

今回は首回りがかゆときに考えられる5つの原因をご紹介します。

自身の症状の原因がわかれば対処も変わってきます。ぜひ参考にしてみてください。

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アトピー性皮膚炎

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アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が低下しているために皮膚炎を起こしてしまいます。

首は皮が薄くて露出が多くて紫外線の影響を受けやすく、乾燥しやすい部分でもあります。またろいろなものが接触して刺激となり、炎症を起こしやすい部分です。

 

アトピー性皮膚炎は首だけに出るということは少なく、全体の皮膚のバリア機能が低下していますので、皮膚科で相談して全身の治療を行いましょう。

ステロイド剤の塗布が一般的な治療ですが、副作用が生じる可能性のある薬ですので、自己判断で薬を変えたりやめたりするのは危険です。

必ず医師と相談の上で治療を進めていきましょう。

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ヴィダール苔癬(たいせん)

首周りだけでなく、脇や陰部にも発症するヴィダール苔癬は中年女性に多い皮膚疾患です。

かゆみが強いため、我慢できず慢性化するケースが多いです。患部の表面はカサカサ・ゴツゴツした感じの皮膚になります。

 

髪の毛が接触したり、整髪スプレーやムースなどの刺激、アクセサリーや首周りに刺激のある衣服などが原因としてあげられます。

 

治療は強いステロイド剤が有効です。これは患部の皮膚が厚くなっているため、弱いステロイド剤では効果が期待できないためです。

そのため、使用する際には医師の指導に従って慎重にしましょう。自分の判断でやめたり弱いものに変えたりしないようにしましょう。

 

あせも

あせもは汗が汗管(かんかん)に詰まって発症します。汗管の詰まる位置によって症状は異なりますが、よく見られるのは赤いぶつぶつができてチクチクした痛みとかゆみが出るというものですね。

 

アトピー性皮膚炎と違い、あせもは皮膚の炎症ではないので、自然に治ることも多いです。

しかし、かゆみが我慢できず触ったり掻いたりすると炎症を起こしてしまい、さらにかゆみ・痛みが生じます。この悪循環で治らなくなってしまうのです。

 

治療法はステロイド剤の塗布が効果的です。汗をかきっぱなしにせず、患部を清潔に保つように心がけましょう。

ステロイド剤の中でも比較的作用が弱い部類である、キンタベート軟膏などがあせもにはよく使用されています。

キンダベート軟膏は赤ちゃんの顔にも使える?

 

乾燥

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特にできものがあるわけではないけれどかゆくて気になるという方はいませんか。それは乾燥によるかゆみかもしれません。

 

首は顔と同じぐらい皮が薄くデリケートな部分です。

しかし、顔は毎日スキンケアするのに首はしないという方は多いでしょう。

女性は特に、アクセサリーや髪の毛の接触が刺激となり乾燥肌が進んでしまいますので、首のスキンケアをする意識は大切です。

 

保湿することが大切ですが、ハイネックのセーターを着用したりネックウォーマーで保護すると、その素材によっては返って刺激となって悪影響が出ることもあります。

保湿するために使用するなら、化繊素材はできるだけ避けて、コットンガーゼやリネンなどの天然素材のストールで保護しましょう。

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アレルギー反応

アレルギー反応というのは非常に広範囲な意味となります。人によって様々なものにアレルギー反応を起こし、様々な症状を発症します。

発症例として皮膚のかゆみというものがあります。

 

首のかゆみという形であらわれるアレルギー反応は、アクセサリーによる金属アレルギー・食物アレルギー・花粉症・接触性皮膚炎など様々です。

まずは、自身の生活の中で思い当たることはないか考えてみて、可能性のあることは控えてみましょう。

 

それでも原因がわからない場合は、思わぬアレルギー物質が影響している可能性もありますので医療機関で相談してみましょう。

 

まとめ

首のかゆみの原因について紹介してきましたが、自身に当てはまるものはありましたか?

首は、顔と同様に皮膚が薄く炎症を起こしやすい部分です。しかし露出が多くいろいろな刺激を受けやすい部分です。

 

首のかゆみを感じたら自身の生活の中で原因となることがないか考えてみましょう。

考えられる原因への対策をしても改善されない場合は、思いがけないアレルギー物質が影響している可能性があります。

 

自身の生活環境をよく把握した上で医療機関で相談すると、早く原因がわかるかもしれません。諦めず、改善する方法を考えて行きたいですね。

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