口の中に血豆が突然できた!知っておくべき3つの原因!
口の中にできる血豆には良性のものと悪性のものがあります。
悪性の場合、癌などに発展してしまうおそれもあるので注意が必要です。
そこで、今回は口の中に突然血豆ができたときの原因についてお伝えしていきたいと思います。
口の中を噛んでしまう
一番に考えられる原因は、口の中を噛んでしまうことです。
口の中を噛んでしまうと、その部分の毛細血管が切れてしまいます。
そこから出血した血がたまってできたのものが血豆となってしまうのです。
無意識に口の中を噛むくせがある人は要注意です。口の中を噛むくせの原因は、主にストレスであると考えられています。
ストレスをためこんでしまうと、自分の頬を噛むという自傷行為によってストレスを発散させようとしてしまいます。
また、人は何かを噛むということで爽快感を得ます。この結果、無意識に口の中を噛んでしまうのです。
ストレス以外で口の中を噛んでしまう原因としては、
- 歯の治療による歯の形の変化
- 歯ぎしりによる歯の形の変化
- 入れ歯
- 仮歯や被せもの
などがあげられます。
また、血豆ができてしまったら、傷をつけないように注意してください。
口の中には細菌が多く住みついています。
傷をつけてしまうと、それらの細菌が傷口に入ってしまい、炎症が悪化する恐れがあります。
口内炎からの発展
口の中にできた口内炎から血豆になってしまうことも考えられます。口内炎は、口の中の炎症作用です。つまり、その部分から細菌が侵入しやすくなってしまいます。
細菌が入ると、炎症作用が強くなり、血がたまって血豆となってしまうのです。
ただの口内炎だと思って、放っておいたら血豆になってしまったということはよくあります。
よって、できるだけ口内炎を早く治すことが大切です。
口内炎の簡単にできる治療法については以下でお伝えしていますので、参考にしてみてください!
→【口内炎を治す3つの方法!】
以上の「口の中を噛んでしまう」「口内炎」が主な良性の血豆ができてしまう原因になります。
他にも、歯周病、口の外側の打撲なども、良性の血豆の原因となることもあります。
悪性の血腫
口の中を噛んでしまったり、口内炎ができたりしていない場合は、悪性の血腫かもしれません。
血腫とは、出血によって血がたまってしまった状態のことをいいます。
この血腫は悪性の腫瘍であり、将来的にガンになってしまうこともあります。
前章までで述べたようなことに心当たりがなかったり、以下で紹介しているような口内炎の原因に心当たりがない場合は、確率的には低いですが、悪性血腫かもしれません。
参考:【口内炎ができる4つの原因】
この場合の特徴としては、
- 血豆の大きさが、小豆程度で小さい
- 血豆が数年にわたりずっと口の中にできている
などが考えられます。
以上のようなことに当てはまる場合は、万が一のことを考えて病院へ行くことをおすすめします。
何科に行けばいいのか迷われるかもしれませんが、口腔外科が一番適しています。
もし近くに口腔外科がない場合は、皮膚科や耳鼻咽喉科などでも大丈夫です。
まとめ
口の中に血豆ができてしまう原因についてお伝えしました。
ほとんどの場合が、良性のもので自然にしていれば治るケースが多いです。
ただし、血豆が慢性的にできるような場合は、悪性の血腫であることも考えられます。