これで解決!めんちょうが鼻にできる原因と治し方を紹介!
鼻やその周囲によくできものができて痛い!という方がいます。これはニキビだと思われがちですが、痛みがある場合はめんちょうである可能性が高いです。
めんちょうができると、その周囲が腫れてきますので、人前に出るのが憂鬱になりますね。
どうしてめんちょうが鼻にできるのでしょうか。度々できて困る方は原因を知って早く治療し、予防もしていきたいところです。
今回は、めんちょうが鼻にできる原因と治し方について紹介していきます。たかができものと思わず、しっかり治療をしていくことが大切です。ぜひ最後までご覧下さい。
めんちょうが鼻にできる原因
めんちょうとは、黄色ブドウ球菌によって鼻周辺の皮膚が炎症を起こしたものです。ではどうしてこれが鼻周辺にできてしまうのでしょうか。順番に見ていきましょう。
毛穴に汚れがたまりやすい
めんちょうは鼻やその周辺の毛穴に汚れや汗などがたまり黄色ブドウ球菌が感染して炎症をおこします。毛穴があるのは鼻やその周辺だけではないのにどうして他のところにはあまりできないのでしょうか。
めんちょうは他の部分にできることもあります。しかし、鼻周辺は皮膚が非常に薄くなっていることや汗や汚れがたまりやすいために炎症をおこしやすい部分なのです。
一般的にあぶら性と言われる体質の方は、顔の表面がいつもテカテカしていて、あぶらとり紙で拭き取るとベトベトになってしまいます。
このような体質の方は毛穴に汗や汚れがたまりやすいので、めんちょうができやすいです。
抵抗力が弱い
同じように毛穴に汚れがたまっても、抵抗力の強い人は炎症をおこしにくく、めんちょうはできにくいです。
病気や加齢などが原因で抵抗力が弱い方はめんちょうができやすくなります。
糖尿病
繰り返しめんちょうができるという場合、意外かもしれませんが糖尿病や糖尿病予備軍であるために抵抗力が低下している可能性があります。
糖尿病は自覚症状がないことが多いのですが、めんちょうがよくできるというのも一つのサインです。気になる方は内科で相談してみましょう。
めんちょうの治し方
めんちょうができると痛いし見た目も気になりますので、早く治したいところです。めんちょうを悪化させずに早く治す方法を見ていきましょう。
清潔に保つ
原因は様々ですが、めんちょうは毛穴部分が炎症を起こしている状態です。炎症部分を清潔に保ち、炎症が悪化しないようにすることが大切です。
気になって手で触りたくなりますが、手には様々な雑菌が付いていますので触らないようにしましょう。
ついつい触りたくなるという方は、石鹸でこまめに手洗いをしましょう。また、こまめに洗顔を行うことも重要です。
つぶさない
めんちょうができると気になってつぶしてしまう方がいますがこれはやめましょう。
つぶして中の膿を出すと、一時的に痛みが引くこともあります。しかし、つぶした刺激でまた炎症を起こして悪化してしまいます。
鼻や鼻周辺の血管は脳につながっています。この周辺で炎症を起こすと血管を通じて黄色ブドウ球菌が脳に感染してしまう危険があります。
昔から「顔のできものはつぶしてはいけない。」と言われます。これはめちょうから黄色ブドウ球菌が転移して脳炎や骨髄炎を引き起こす危険があるためです。気になってもつぶさないようにしましょう。
薬を塗る
市販のものでも良いので抗生物質の入った軟膏を塗ると効果的です。薬剤師や医師に相談してみましょう。
めんちょうの予防
めんちょうが度々できる方は糖尿病などの病気の可能性があり、この場合、病気の治療をすることが最優先です。
特に病気ではないのに度々めんちょうができるという方は、普段からしっかり予防しておくことが大切です。
まずは毛穴で炎症を起こさないよう、こまめに洗顔を行いましょう。洗顔回数が増えると返って肌に負担がかかる場合もありますので、低刺激の洗顔を使用すると良いでしょう。
そして、抵抗力をつけましょう。生活リズムを見直し、適度な運動を取り入れ、バランスの良い食生活を心がけましょう。十分な睡眠も抵抗力をつけるためには重要です。
まとめ
めんちょうは鼻や鼻周辺の毛穴部分の炎症です。めんちょうそのものは自然に治るものですが、痛みもありとても気になります。
ついつい触ってしまいたくなりますが、患部を触って炎症を悪化させてしまうと、脳などに転移して脳炎や骨髄炎などの危険な病気に発展する可能性もあります。
患部は触らず清潔に保つようにしましょう。
そして、度々できるという方は、たかができものと思わず、糖尿病などの病気のサインではないかよく確認しましょう。