手足口病の初期症状は?大人にも感染する?!
手足口病は夏に子供が感染する感染症として知られています。
しかし、手足口病にかかってしまった子供から大人にも感染してしまうことがあります。特に、近年になって手足口病は大人に感染しやすく、重度化しやすいようにウイルスが進化してきています。
そこで、今回は、手足口病の初期症状とはどんな感じなのか?
もし、手足口病にかかってしまったときは、どのような対処法や治療法があるのか?
ということを中心にお伝えしていきたいと思います。
手足口病の原因と初期症状は?
手足口病になってしまう原因とはなんなのでしょうか?
これは、エンテロウイルス類のコクサッキーウイルスという名前のウイルスに感染してしまうことが原因です。
このウイルスは、高温多湿の環境を好むので、5月~8月にかけて流行します。
手足口病の初期症状は?
手足口病かも?と疑われるのはどのような症状なのでしょうか。手足口病の初期症状としては、発熱が最初に起こります。
体がだるくなったり、倦怠感を感じたりするとともに、熱がでるので、ただの夏風邪と勘違いしてしまうことが多いです。
ただの夏風邪と違う点は、その名の通り、手や足や口に水疱や発疹が出て、かゆみを感じることです。
この症状は、発熱した後に、起こることが多いので、かゆみを感じたら、手足口病ではないか?と疑うようにしましょう。
手足口病の潜伏期間、発症する期間はどのくらい?
手足口病の潜伏期間は、3~7日間とされています。また、発症すると、最初の初期症状としての発熱が2日~3日ほど続きます。
その後、手や足や口の発疹が起こります。発症する期間は、1週間~2週間ほどで、人によっては発熱が1週間ほど続いてしまう場合もあるようです。
また、手足口病による登園の影響や出席停止はどうなのでしょうか?
手足口病については、インフルエンザのように出席停止の期間は設けられていません。ですので、基本的には、医師の判断に従うのが良いです。
症状が悪化してしまうおそれや、他の人に感染してしまうリスクもあるので、くれぐれも自己判断で登園しないように気を付けてくださいね。
手足口病って大人にも感染する?!
手足口病は一般的には1~5歳ほどの子供が感染する病気です。
しかし、先ほども述べたように、子供から大人へうつりやすくなってきています。
感染者のツバや咳などを無意識のうちに体内に入れてしまうことが主な感染経路となっています。
手足口病の対策と治療法は?
手足口病は子供も大人も感染する病気であることは、ご理解いただけたと思います。それでは、手足口病に感染しないように予防するにはどうすればいいのでしょうか?
普通のことですが、帰宅時のうがいや手洗いが予防法として最も効果的です。ウイルスを体内に入れないように心掛けましょう。
特に、食事の前は、手洗いを必ずするようにしましょう。
また、手足口病にかかってしまったお子さんを看病するときは、マスクをつけるようにしましょう。これだけでも、飛沫感染を防ぐ大きな効果があります。
あと、基本的にはお風呂に入ることは控えましょう。お風呂で他の人に感染してしまうこともあります。体をタオルで拭いてあげるのがいいですね。
手足口病にかかってしまったときの治療法
手足口病の薬は残念ながら、ありません。なので、医師に処方してもらった解熱剤やかゆみ止めを使って、安静を保つことが一番大切です。
1週間ほどで治ることが多いので、治るまでしっかり休みましょう。
まとめ
手足口病にかかわらず、夏はいろいろな病気になりやすい時期です。しっかりと栄養がある食事をとって、体の免疫力を高めておくことが大切です。
また、これは夏バテ対策にもつながりますね。普段から、健康的な生活を送っていきましょう!
また、手足口病以外でで湿疹を伴う病気の症状や対処法については以下でまとめました。
特に子供の場合について詳しくお伝えしているのでぜひ参考にしてみてください!
→【子供の湿疹を伴う病気の症状や対処法について】