蕁麻疹の原因はストレスや疲れで肝臓が悪くなっているから?
蕁麻疹(じんましん)がよくでてしまう人とまったくでない人の違いは何なのでしょうか?
- 体に合わない食べ物がたくさんあるから?
- ストレスや疲れがたまっているから?
- 肝臓が悪いから?
原因が分かれば、蕁麻疹がでないように対処することができますよね!そこで、今回は蕁麻疹がでてしまう原因や治療法についてお伝えしていきたいと思います。
蕁麻疹の原因
蕁麻疹には主に3つの種類があり、それぞれで原因が異なっています。
アレルギー性蕁麻疹
これは、主に食べ物が原因となります。人によって様々ですが、アレルギー反応を起こす食べた直後から数時間後に体に蕁麻疹があらわれてしまいます。
蕁麻疹と聞いて、一番イメージしやすいのがこの原因だと思います。この場合は、原因となる食べ物の特定がしやすいので原因解明は比較的簡単ですね。
ただし、体質によっては重症化してしまうことが多く、ひどいときは呼吸困難に陥ってしまう場合があります。このような症状がでたらすぐ病院へ行くようにしましょう。
外部の環境による蕁麻疹
この場合は、外からの影響を受けた結果、蕁麻疹になってしまいます。分かりにくいと思うので、以下の具体例を見てみてください。
- 日光の浴びすぎ
- 夏場に体を冷やしすぎる
- お風呂や暖房で体を温めすぎる
- 体内にウイルスが入る
このような、さまざまな原因で人によっては蕁麻疹を起こしてしまうのです。この場合は、人によっていろいろ思いがけないことが原因で起こってしまうので、解明が難しいです。
心因性の蕁麻疹
これは、ストレスを感じたり、疲労を感じたりした場合に起こる蕁麻疹です。緊張によって起こることもありますが、この場合は数時間すれば元に戻ります。
ストレスや疲れの場合は、それが影響で肝臓が悪くなっていることがあるので注意が必要です。このように肝臓が悪くなると、蕁麻疹が出やすくなるといわれています。
治療法
食べ物による蕁麻疹の場合は、その食べ物を食べないようにし、医師に相談しましょう。外部環境からの影響が原因の場合は、原因解明が治療への第一歩です。
心当たりがなく、何が影響しているのかわからないことが多いと思いますが、医師に相談して対処しましょう。
ここでは、ストレスや疲れが原因の蕁麻疹の治療法について詳しくお伝えしていきたいと思います。
まず、肝臓が悪くなっていることが多いので、肝臓をいたわる食事ととるようにしましょう。そのためには以下のような食事をとる必要があります。
・魚や大豆
低脂肪でタンパク質を多く含む食品です。肝臓の元となります。また、魚介類には、タウリンというアミノ酸が含まれていて、この成分も肝臓に良いです。
・緑黄色野菜
ビタミンを多くとることにより、肝細胞が回復しやすくなります。また、野菜には食物繊維が多く含まれていて、肝臓の機能を助けてくれ、負担を取り除くことができます。
また、飲酒はできるだけ控えるようにしましょう。アルコールを摂取することにより、肝臓に大きな負担がかかります。
蕁麻疹も悪化してしまうことが予想されるので、アルコールは最低限にするようにしてください。
蕁麻疹の治療薬を塗ることも、蕁麻疹を治すのにとても有効です。最近の塗り薬は、効果が高く、副作用が少ないものがたくさんあるのでぜひ試してみてください。
おすすめは、リンデロンvg軟膏という塗り薬です。塗り薬の中でも、とても効果が大きいです。以下で詳しく説明していますのでご覧ください。
→【リンデロンvg軟膏の副作用や効能について!】
また、飲み薬は塗り薬より大きな効果が期待できます。おすすめはプレドニゾロン錠という飲み薬です。この薬については以下で詳しく説明しています。
→【プレドニゾロン錠の効能、副作用や作用機序について!】
まとめ
一言に蕁麻疹といっても、さまざまな種類があり、その種類によっても原因がいろいろあるということが分かりましたね!まずは、それぞれの原因を解明することが治療への第一歩です。
できるだけ病院へ行って医師と相談しながら治していくことが理想なのですが、自分でも食生活を見直すなどして対策していくことが大切です。
次回は、蕁麻疹になったら病院は何科に行けばいいのか?そしてどのような対策を行えばいいのか?ということについてお伝えしていきたいと思います。
→【蕁麻疹がでたら何科の病院に行けばいい?3つの対策法について!】