実は危ない?!右側の腰が痛い8つの原因!

旅する人

腰痛で辛いという方はたくさんいますが、それが片側だけである場合、その原因が気になりますね。

それは、いつもの腰痛ではなく、病気のサインかもしれません。

今回は腰痛で右側に痛みを感じる原因についてまとめました。自身の痛みはそのまま放置して大丈夫ですか?

ぜひご覧下さい。

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体の歪み

旅する人

利き手ばかりを使う癖や左右に偏った負荷のかかる仕事をされている方は、自身でも知らないうちに体の歪みが生じている場合があります。

体の歪みがあると腰にかかる負担も左右どちらかのみに強くかかり、炎症を引き起こすことがあります。

鏡で姿勢を確認したり、家族や職場の同僚などに協力してもらい、自身の体の歪みがないか確かめてみましょう。

 

時々左右の姿勢の確認をするようになると、自然に体の歪みが減ることもあります。

子供の頃から歪みがあるものの、特に医療機関などで相談したことがないという方もいるようです。一度自身の姿勢を見直してみましょう。

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椎間板ヘルニア

ヘルニア持ちの方以外でも、上記の体の歪みなどにより椎間板ヘルニアになってしまうことがあります。

椎間板ヘルニアというのは、腰のあたりにある背骨の軟骨の部分が変形して骨の外に飛び出してしまうことにより起こります。

 

椎間板ヘルニアを発症している場合は、腰を前に傾けると痛みが増すという傾向があります。また、神経も圧迫されますので、「しびれ」といった症状もあらわれるのが特徴的です。

このような症状が感じられたら椎間板ヘルニアの可能性が高いので、お近くの整骨院などで相談してみましょう。

 

内臓の病気

振り返る女の人

右側に痛みの出る内臓疾患というと、肝臓・すい臓・上行結腸(じょうこうけっちょう)・虫垂炎・遊走腎(ゆうそうじん)などの病気が考えられます。

 

肝臓の病気

肝臓は臓器の中で最も大きく、右側が大きい形をしています。沈黙の臓器と言われる肝臓は痛みなどの症状が出にくく発見しにくい部分です。

肝臓は胃の裏側(背中側)に存在しますので背中や腰に痛みを感じる方もいます。

 

すい臓の病気

すい臓も胃の裏側(背中側)に位置するため、すい臓の病気がある場合には背中や腰に痛みが出ることがあります。

胃腸の調子が悪い場合もすい臓の病気であることがあります。

 

上行結腸の病気

上行結腸は大腸の一部で、右下腹部辺りをいいます。

この部分で大腸憩室炎やがんなどができている場合に、腰の右側に痛みを感じることがあります。

 

盲腸(急性虫垂炎)

虫垂は上行結腸の下側にあります。虫垂炎の場合、右下腹部に痛みが出ることが多いですが、まれに腰の右側の痛みを訴える方もいます。

急性虫垂炎は激しい痛みがありますが、我慢してしまうと腹膜炎を起こすことにもなります。早急に切除手術が必要ですので我慢せず早急に医療機関を受診しましょう。

参考:盲腸(虫垂炎)の原因はストレス?初期症状の痛みは?

 

遊走腎

遊走腎は、腎臓を覆う組織の機能低下などにより腎臓が下垂してしまう病気です。

腎臓は左右にありますが、腎臓の上に存在する大型臓器である肝臓は右側が大きいため、右側の腎臓に負荷がかかり起こりやすい病気です。

 

女性の場合、子宮や卵巣などの病気で痛みが出ている可能性もあります。炎症のある部分によっては腰の右側だけに痛みを感じるということも考えられます。

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ぎっくり腰

ぎっくり腰は、急に重いものを持ったり、無理な姿勢をした時に激痛が走ります。その時の負荷のかかり方によっては右側だけに痛みを感じることもあります。

日頃から徐々に腰に負担がかかっている場合は、ゴミを拾ったり、背伸びをして高いところに手を伸ばすといった、特に大きな負担ではない行動でも激痛が走る場合があります。

 

これもぎっくり腰の1つです。

年齢とともに筋肉は疲労しやすい状態になりますので、普段から軽い運動をするよう心がけ、体に合った無理のない行動をするよう注意しましょう。

また、ぎっくり腰では左側の腰が痛くなる場合もあります。ぜひこちらも参考にしてください。

腰痛で左側だけに痛みを感じる3つの原因!

 

まとめ

腰の痛みは筋肉の炎症や骨格などの病気と考えがちで、整形外科を受診する方が多いですね。

この場合は、体を動かした時だけ痛みが生じたり、ある体勢をとった時だけ激痛が走るなどの症状となります。

しかし、腰の痛みの原因は内臓疾患であることも考えられます。体を動かさなくても痛みがある場合や安静にしていても長く続く痛みがある場合は内科で相談してみましょう。

 

内臓疾患の場合、虫垂炎など早急に手術が必要な病気もあります。

痛みの特徴を把握し、我慢して良いものかどうか、正しい判断をしたいところです。判断しかねる場合は自己判断せず、医療機関で相談しましょう。

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