指に刺さったトゲが抜けないときに知っておきたい抜き方5選

こちらに指をさしている人

指にトゲが刺さったという経験は誰もがあるのではないでしょうか。大きいトゲや色の濃いトゲであればすぐに発見して抜くこともできます。

しかし、小さなトゲや中に入り込んで見えにくいトゲは、刺さった位置さえ確認できないのにズキズキと痛むということもあります。

 

指に刺さったトゲは早く取りたいですが、なかなか取れないことも多いです。そんな時は放置していても大丈夫なのでしょうか。

今回はトゲが刺さってしまった時の対処法やトゲが刺さったまま放置したらどうなるのかお伝えしていきます。ぜひご覧ください。

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トゲを抜く5つの方法

指に刺さってしまったトゲを爪などで取ろうとしてもなかなか取れないときは、身近にある意外な道具を使って簡単に取れることがあります。

ここでは5つの方法を具体的にお伝えしていますのでぜひご自身に合った抜き方を見つけてみてください。

 

硬貨を使う

こちらに指をさしている人

トゲの位置が確認できるものの、奥に入ってどうにも抜けないという場合、五円玉や五十円玉などの穴の開いた硬貨が効果的です。

トゲの位置に硬貨の穴がくるように置き、トゲの周囲を硬貨で押します。そうすると、トゲは周囲から押されて外に押し上げられてきます。

少しでもトゲが外に出てきたら、清潔なピンセットなどでそっと抜き取りましょう。

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針を使う

縫い針やまち針などを使って取る方法は、闇雲にほじくってしまうと傷が大きくなったり感染症を起こしやすくなるので注意しましょう。

針を使う場合は、針の先端をライターなどで軽く消毒し、トゲの周囲の皮だけを少しずつ破ります。皮の下まで深く刺すと痛みも強く、傷がなかなか治らなくなりますので慎重に行いましょう。

皮を破ってトゲが確認できたら、周囲をつまんでトゲを押し上げてみましょう。トゲの先端が出てきたら清潔なピンセット等でやさしく抜き取りましょう。

 

ハチミツを塗る

ハチミツは栄養たっぷりの食材ですが、皮膚の組織を再生する効果があるため、トゲが刺さった部分にハチミツを塗っておくとトゲが浮き上がってきて抜き取りやすくなります。

物理的に押し上げるのは痛みも伴いますが、ハチミツは皮膚を再生することで効果を発揮するので痛みがありません。殺菌効果もあるので安心です。

ただし、1歳未満の乳児の場合、体内に入ってしまうと危険ですので使用しないで下さい。

 

野菜の汁を塗る

柵をつかんでいる女の人

ニラやネギをよく揉んで出てきた汁をトゲの刺さった部分に塗ります。

すぐに効果は出ませんので、どうしてもトゲが抜けない時には試しに塗って、気長に1日待ってみましょう。忘れた頃に抜けているということも多いです。

すりおろした里芋を塗ると取れやすいといいますが、生の里芋は痒みが出る方もいます。トゲの痛みに痒みまであると本当に辛いので、他の方法を試してみるか、他の皮膚で試してから行う方が良いでしょう。

 

梅干を塗る

梅干は塩分が多く、傷口に塗ると患部の水分が奪われ一時的に腫れが引きます。それによってトゲが浮き出てくるのです。

腫れが引くのは一時的ですので、トゲが見えたらすぐに清潔なピンセット等で抜き取りましょう。

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刺さったトゲを放置するとどうなる?

小さなトゲでも体内に入ると血管を通って心臓に到達するといった話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、ヒトの体は異物が入ってくるとそれを排除しようとする作用がありますのでそのような心配はいりません。

 

しかし、小さなトゲが刺さったままになって取れない場合に放置していると、トゲについていた雑菌が体内に残ることになりますので、感染症を起こすことがあります。

腫れたり化膿したりすることもあり、そうなると傷口はなかなか治りません。

トゲが刺さった場合、焦って無理に爪で取ろうとしたりせず、上記の方法でできるだけ傷が大きくならないように慎重に取り出しましょう。

 

また、指はいろいろな物と接触する部位なのでトゲだけに限らず傷ついていると細菌などが感染してしまい炎症を起こしてしまうことがあります。

特に指の皮がむけていたりすると炎症が起きやすいので気をつけましょう。

参考:指の皮がむける6つの原因!悩んでいる方必見!

 

まとめ

指にトゲが刺さると、早く取りたくてつい爪などで無理に抜こうとしてしまいますが、そうすると返って奥へ入ってしまい取り出せなくなることも多々あります。

ヒトの体は異物を排除しようとする作用がありますので、トゲが抜けなくても体内に入っていってしまう心配はありませんが、感染症を起こさないためにも丁寧に抜き取る必要があります。

ご紹介した方法の中で試してみたいものを覚えておくと、急にトゲが刺さった時に対応できますのでぜひ覚えておいて下さい。

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