鼻風邪が治らないときの4つの治し方!食べ物を改善しよう!
鼻風邪で困った経験は誰もがありますよね。しつこい鼻水やくしゃみは集中力を欠いて困ります。病院に行くほどでもないし、何とか自宅で早く治したいところです。
鼻風邪をひいた時に何となく飲んでいるお薬は本当に効果があるのでしょうか。
今回は鼻風邪によく効く治し方をご紹介します。治らなくて困っている方、ぜひ参考にご覧下さい。
鼻風邪とは?
風邪といってもその症状はたくさんありますね。その中で鼻風邪と呼ばれるのは、鼻水・くしゃみなどが出る状態です。
他に症状が出ていない場合は、風邪の初期症状ですので、早めの対策により本格的な風邪を予防できる段階です。
ウイルスが体内に入ってくると体は大量の鼻水でウイルスを排除しようとします。この段階では鼻水はサラサラで鼻づまりなどもありません。
しかしそのまま進行してしまうとウイルスと戦った白血球やウイルスの残骸などが入り混じった黄色く粘りのある鼻水になります。
こうなると炎症を起こして狭くなった鼻腔内を粘りのある鼻水は通りにくいので鼻づまりを起こします。
こうなる前に治しておきたいですね。
鼻風邪の治し方
それでは、鼻風邪を治す方法について紹介していきます。
主に、
- 温める
- 風邪に効く食べ物を食べる
- 湿度を保つ
- 漢方薬を服用する
という方法があげられます。
温める
鼻風邪をひいている時は免疫力が低下している場合が多いです。これ以上風邪が進行しないために免疫力を上げたいところです。
服を1枚羽織る、首をカイロであたためる、熱いお風呂に入るなど、体をあたためると鼻水やくしゃみが止まることがあります。
これはあたためたことで一時的に免疫力が上がった結果です。
鼻風邪を引いているのに寒いところで仕事を続けたりすると本格的な風邪へと移行してしまいます。
こういう時は無理をせず、あたたかくして体をリラックスさせてあげましょう。体をあたためると汗をかくこともあります。脱水症状には十分注意しましょう。
鼻風邪に効く食べ物
鼻風邪に効果的な食べ物をとることでも、改善することができます。
食事も体をあたためる食材を選びましょう。生姜湯は体を中からあたためてくれます。
生姜を常備するのは難しいかもしれませんが、市販の生姜湯なら常備できますね。たっぷり野菜のスープなども効果的です。
他にも緑黄色野菜やかんきつ類の食べ物などビタミンを多く含む食事をとるといいですね。
鼻風邪をひいてしまうとビタミンをかなり消費してしまうので、食べ物でしっかりとビタミンを補うといいでしょう。
湿度を保つ
ウイルスは乾燥した環境を好みます。加湿器などを使って部屋の湿度を少し上げてみましょう。職場などで自由に湿度を調整できない場合は濡れマスクがオススメです。
そして休憩時間にはホットタオルで鼻をしっとりとあたためてあげましょう。
ホットタオルは軽く絞ったタオルをレンジで1分弱あたためるだけで簡単にできます。レンジが使えない場合はお湯でタオルを濡らしましょう。
漢方薬を服用する
風邪薬はたくさんあって、どれを選べば良いのかわかりませんね。どの風邪の症状にも効くお薬というのはありません。
しかし、鼻水・くしゃみなどの風邪の初期症状には葛根湯(かっこんとう)がオススメです。子供や妊婦さんでも気にせず服用できます。
出た症状に合わせていろんな種類のお薬を買うよりも、風邪をひき始めたらすぐ飲めるよう常備しておくと良いですね。
本格的な風邪に移行してしまった時はあれこれ悩まず内科を受診しましょう。
まとめ
鼻水やくしゃみは風邪の初期症状ですので、何も対策をしなければ本格的な風邪へと移行してしまいます。ご紹介した効果的な方法で早く治しましょう。
本格的な風邪にはならないけど、いつまでも鼻水やくしゃみが治らない場合は花粉症が疑われます。放置せず医師に相談しましょう。