足の裏の皮がむける4つの原因!かゆくない場合は?

女の子の足元

足の裏は普段誰かに見られる部分ではありません。しかし、ふと見た時に皮がむけていたらぞっとしますよね?

ちょっと乾燥してるだけかも…それともマメかな…。まさか、水虫?と不安ばかりが先にたちます。

今回は足の裏の皮がむける原因についてまとめました。誰かに聞いてみたいけど聞きづらい症状を病院に行く前にチェックしてみましょう。

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水虫

女の子の足元

足の皮がむけていたら、まず思い浮かぶのは水虫ですね。水虫は白癬菌というカビの一種が原因となっています。水虫の症状は1つではありません。自分の症状を確認してみましょう。

指と指の間がかゆくて、皮がむけたりただれたりしている場合は趾間型(しかんがた)の水虫と考えられます。

 

足の裏に小さな水泡や膿疱ができて強い痒みをともなう場合、小水疱型の水虫と考えられます。水疱や膿疱がつぶれてしまうと、皮がめくれ強い痒みを生じます。

わかりにくいのは角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)です。足の裏が乾燥していて皮がむけてきますが、痒みを伴わない場合が多いです。

そのため水虫なのかただ乾燥しているだけなのか判断がつきません。

 

片足だけに症状が出ている場合は水虫の可能性が高いでしょう。両足の皮がむける場合は判断できかねますので皮膚科で相談してみましょう。

水虫の原因菌である白癬菌は高温多湿を好みます。長時間にわたって革靴やブーツを履いて過ごす方やスポーツなどで大量の汗をかいたままになる方などは要注意です。

 

白癬菌が爪にまで住みつくと、爪白癬(つめはくせん)という爪の水虫になってしまい、非常に治りにくくなりますので、早めに皮膚科で治療を開始しましょう。

参考:水虫完治までの期間は?水泡をつぶすのは大丈夫?

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乾燥

両足の裏の皮がめくれるけれど、痒みがない場合は乾燥が原因かもしれません。皮膚を保護している角質は常に新陳代謝を繰り返しています。

足の裏は、体重を支えるために部分によって負荷のかかり方に差があります。そのため一部だけ早く新陳代謝が進んだりもします。

 

乾燥すると角質は硬く厚いものとなり、ひび割れしやすくもなります。まずは足を清潔に保つことを心がけ保湿を行いましょう。

足の裏のケアを行っても改善されない場合は水虫が原因かもしれませんので皮膚科で相談しましょう。

 

汗疱(かんぽう)

女の人のハイヒール

夏場などの汗をよくかく時に現れる症状で、透明の小さな水疱が多数現れます。足の裏だけでなく手のひらや指にも現れることがあます。

痒みがない場合もありますが、気になって触ったり皮をめくったりすると強い痒みや痛みを伴います。

 

特に治療をしなくても、2~3週間で自然に治癒しますが、痒みが強い場合や痛みがある時などは皮膚科で相談しましょう。ステロイド剤の塗布が効果的です。

汗疱は汗を出す機能の障害によって生じるもので、細菌などが原因ではなく、人に感染することはありません。悪化しないように、掻いたり皮をはがしたりしないように気をつけましょう。

参考:汗疱を完治させる治療方法!早く治す3つのヒントとは?

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多汗症

足の裏、手のひら、脇の下などは精神的な緊張により大量の汗が出やすい部分です。緊張すると靴下が汗でびっしょりになるという方もいます。

足の裏は、大量の汗をかいてもすぐに靴下を交換したり靴を脱いだりはしにくいですよね。そのためあせもができやすく、皮がめくれる方もいます。

 

多汗症は精神的に緊張した時に大量の汗が出てしまう生理機能の異常であり、精神疾患ではありません。治療は様々で、どれも特に効果的というものがありません。

多汗症は、子供など若い世代で発症しやすい病気です。周囲の反応が気になりやすい歳頃だけに、自律神経のバランスが乱れやすくもなります。

相談しやすい医師をさがし、症状に合わせた治療法を早めに見つけていきましょう。

 

まとめ

足の裏の皮がむけていたら、まずは水虫ではないかと心配になりますね。足の裏の皮がむける原因は水虫だけではありません。

自身の症状をよく見極め、治療が必要な可能性がある場合は早めに皮膚科で相談しましょう。

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