水虫完治までの期間は?水泡をつぶすのは大丈夫?
暑くなってきて、水虫で悩む人は多いのではないでしょうか?
水虫って人になかなか相談できないし、治るまでに時間がかかって大変だと思います。
そこで、今回は水虫が完治するまでにはどのくらいの期間がかかるのか?そして、できた水泡をつぶしたら何か悪影響ができるのか?ということを中心にお伝えしていきたいと思います。
水虫が完治するまでの期間
水虫の治療期間はどのくらいなのでしょうか?
それは、水虫ができる部位によって異なってきます。最も多い、足の指の間などにできる水虫の場合は、およそ2か月で完治するといわれています。
一方、同じ足でも、足のつめにできる水虫の場合はおよそ半年かかるといわれています。
この期間は、発症者の平均の期間です。つまり、適切な治療法と対処法を行えれば、さらに完治までの期間を縮めることができます。
それでは、どのような対処法を行えばいいのでしょうか?
水虫の対処法
まずは医師に相談しましょう
足にかゆみや水ぶくれ、かゆみなどを感じた場合は、水虫の初期症状である可能性があるので、医師に相談しましょう。
皮膚科で受診するといいです。水虫と判断されたら、適切な塗り薬や飲み薬を処方されるので、指示通りに服用し続けましょう。
清潔を保つ
常に足の清潔を保たないと、水虫の原因となる白癬菌が増殖しやすい環境になってしまいます。特に普段は履いている、靴の中が汚れている場合に注意してください。
毎日同じ靴を履かないようにしたり、履いた靴は日光に当てて干すようにしましょう。
また、靴の中に新聞紙を入れておいたり、10円玉を入れておいたりすると靴の中の汚れを取ってくれる効果があるようです。
靴下も最低1回は履き替えるようにしましょう。
外出時も靴下を1足持って行って、トイレなどで履き替えるといいです。
さらに、家の中でも素足で歩いてしまうと、床にいた思わぬ菌が足についてしまい、水虫が悪化してしまう可能性があります。
いつも清潔な靴下やスリッパを履いて、素足では歩かない習慣をつけるといいですね!
また、入浴時には、せっけんなどで丁寧に患部を洗うようにしましょう。
水泡は正しいつぶし方でつぶす
ニキビなどのできものは痕になってしまうので、つぶさないほうがいいといわれていますが、水虫の水泡や水ぶくれはつぶしても大丈夫です。
ただし、清潔な環境でつぶす場合にかぎります。爪でつぶすのは、さらに水虫を悪化させてしまう可能性があり、おすすめできません。
つぶすなら、消毒した針などを用意してつぶすようにしましょう。
めんどくさいと思いますが、清潔さに対してはこのくらい徹底しないと、水虫を早く治すことはできません。
湿気をとる
水虫の原因菌である白癬菌は、不潔さと同様に多湿な環境を好みます。そこで、患部は乾燥した環境にしてあげることが大切です。
まずは、通気性の良い靴を履くようにしましょう。ブーツなどは、靴の中に湿気がたまりやすいので履くのを控えるようにしてください。
履いた靴は毎日干すようにしましょう。
あとは、できるだけ靴を履いている時間を短くするのも効果的です。イスに座って作業しているときは、用意しておいたスリッパやサンダルに履き替えるといいです。
ただし、靴を脱いで、靴下の状態のままでいるのは、あまりおすすめできません。床は、どのくらい汚れているかわからないので、靴下も汚れてしまうからです。
スリッパなどを用意できない場合は、床と靴下の間に新聞紙やビニール袋など何か挟むようにしましょう。
まとめ
水虫を完治するためには、比較的長い期間が必要です。
その期間を短くするためにも、今回述べたように「清潔さ」と「乾燥」を意識して対処するようにしましょう。
そしてさらに、処方された塗り薬や市販薬などを塗ることにより治療期間は短くなるはずです!
続いては、おすすめの水虫治療薬と塗り薬の塗り方についてです。
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