バリウム検査後、下剤を飲んだのに出ない?!副作用は?

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バリウム検査って謎の白いまずい液体を飲まなければいけないので、怖いと感じる方が多いはずです。

実際に、バリウムは怖い物質です。

 

バリウムはもともと体内にない物質なので、検査後はしっかりと体外へ排泄しないと体に悪影響を及ぼしてしまいます。

そこで、今回はバリウム検査前後の注意しなければいけないことや気になる副作用についてお伝えしていきたいと思います。

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バリウム検査後、バリウムが出ないときの対処法

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前述したように、検査後はできるだけ早くバリウムを体外へ排出しなくてはいけません。

そうしないと、バリウムが腸で固まってしまい大変なことになってしまいます。

検査時にいろいろ注意点を言われると思いますが、ここで確認にしておきましょう。

 

水分をたくさんとりましょう。

水分をたくさんとることにより、バリウムを洗い流して体外に排出しやすくできます。

ここでの注意点はお茶やジュースではなく、水をたくさん飲むことです。

お茶などでも飲まないよりはましなのですが、バリウムを流すには水が一番適切です。便が白くなくなるまで、たくさん飲むことをおすすめします。

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飲酒は控えましょう。

検査後にアルコールを飲むのはやめておきましょう。アルコールはバリウムを固めてしまう原因となります。

バリウムが固まってしまったら、体外へ排出されないばかりか、胃や腸の粘膜を傷つけてしまう恐れもあります。検査日から2日間は控えておいた方がいいです。

 

下剤を飲む。

検査後はとにかくバリウムを体外へ排出しなくてはいけません。

自然と排出することができれば、それが一番いいのですが、体調によっては下剤を使って出さなければいけません。

もちろん、下剤を飲まないでも大丈夫な人はたくさんいます。

 

検査時にも念のため下剤が渡されると思います。

下剤を飲むタイミングとしては、検査日の翌日中に排便がなければ飲むようにするといいです。

また、腹痛などの症状があった場合はすぐに飲むようにしましょう。さらに、下剤を飲んだのに出なく、効果がない場合があります。

 

服用後、時間が経っても効かない場合は、医師に相談しましょう。

先ほども言ったように、放っておくとバリウムが固まってしまい危険です。迷ったら、病院に行くようにしましょうね!

 

特に、バリウムが盲腸についてしまうこともあるようです。

この場合は早めの治療が大切ですので、初期症状をしっかり知っておきましょう!
→【盲腸の気づきにくい初期症状と原因について

 

バリウム検査の副作用

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バリウムを飲んだ直後から、気持ち悪くなったり、吐き気や頭痛を感じる方もいます。人によっては、発熱してしまう場合もあります。

これはなぜなのでしょうか?

 

バリウム自体は体に悪影響を及ぼす物質ではありません。しかし、もともと体内に存在しない物質で私たちの体は、バリウムを異物とみなすので、不快感を感じます。

上述のような、副作用を感じるかどうかの原因はバリウムが悪さをしているわけではないので、その人の検査時の体調によるところが大きいです。

 

どうしても毎回不快感を感じてしまう方は、医師に相談するようにしましょう。

また、前日からの注意事項を守っていないと副作用を感じやすくなるようです。

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バリウム検査前日の注意点

書類にも書いてあると思いますが、検査の前日の午後9時以降は絶食です。水分を取るのに制限はありませんが、あまり大量に飲むのは控えましょう。

 

前日にアルコールを飲むのも控えましょう。

これらを守らないと、バリウム検査時、バリウムが胃の表面にくっつきにくくなり、検査に支障をきたします。

それだけではなく、前述のような頭痛や吐き気などを感じてしまう場合もあります。

 

また、当日のタバコは厳禁ですので注意するようにしましょう。

 

まとめ

バリウム検査は、胃がんの早期発見にとても有効な検査です。

いろいろ守らなければならない注意点や対処事項などがあり、面倒ですが、自分の体を守るためですので、しっかり行ってください!

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