ささくれが化膿して痛い!原因と治し方をチェック!
指先にささくれがよくできるという方はいますか。たかがささくれと思いがちですが、ささくれが化膿してしまうと痛みが出たり、熱を持って腫れ上がったりしますので、何も手につかなくなってしまいます。
そこで今回はささくれが化膿してしまう原因と治し方についてお伝えしていきます。ささくれを甘くみていると最悪の場合、化膿して壊死することもあります。
できてしまったささくれが化膿しないように、そして化膿してしまった時のために、ぜひ最後までご覧ください。
ささくれとは
ささくれは地域によっては「さかむけ」とも言われますが、どちらも、指先の皮が一部剥がれてしまって皮膚に残った状態のことをいいます。
ささくれは、乾燥・栄養不足・肌荒れ・ストレスなどが原因でできます。ささくれができやすい方は、保湿や規則正しい食生活をすることが大切です。
ささくれができると気になってついつい触ったり引っ張ったりしてしまいますね。始めは小さなささくれだったのに、気づいたら化膿して腫れ上がっているという場合もよくあります。
どうしてそのように化膿してしまうのでしょうか。
ささくれが化膿する原因
ささくれができてしまうと、どうしても気になって触ってしまいます。ささくれは一部の皮が剥離している状態ですので、皮がつながっている部分では雑菌が入り込みやすくなっています。
気になって何度も触っていると、そこから雑菌が侵入して炎症を起こしてしまうのです。また、ささくれを触るだけではなく、つい引っ張って取り除きたくなります。
この時、自然に剥がれていない部分まで剥がしてしまうと、出血して炎症を起こしてしまいます。
できたささくれを触ったり引っ張ったりすると良くないとは言え、放置しておくのも危険です。
ちょっとした接触で引っかかって大きく剥がれてしまうこともあります。水やお湯などが刺激になってしまうこともあります。
小さなささくれでも、爪切りなどで丁寧にカットしておくか、絆創膏などで保護しておくと化膿せずにすみます。
絆創膏などで保護する場合は長時間貼りっぱなしにすると雑菌が繁殖しやすくなりますので、こまめに交換するなどして清潔に保つようにしましょう。
ささくれが化膿してしまったときの治し方
ささくれが化膿してしまうと、患部は膿がたまってどんどんと腫れていきます。化膿していることに気づいたら早めに膿を出しましょう。ライターなどで消毒した針を使うと良いですね。
膿を取り出した部分は雑菌が入りやすくなっています。膿を取り出した後は、消毒をして患部を保護しましょう。しっかり膿を出してもまたすぐに膿はたまります。膿はこまめに取り出すようにしましょう。
市販薬ではテラマイシンが殺菌効果があり有効です。抗生物質のゲンタシン軟膏は市販薬ではありませんが、ささくれの化膿部分に効果的です。皮膚科等でもらった残りなどがあれば使用できます。
痛みが激しい場合など、自身で膿を出すことができない場合、悪化して壊死してしまう可能性もあります。自宅で処置できない場合は迷わず皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では膿を取り出した後、ステロイド軟膏などが処方されますが、壊死してしまっている場合は外科的手術も必要となります。
まとめ
ささくれができる原因には、乾燥・栄養不足・肌荒れ・ストレスなどがありますが、頻繁にささくれができるという方はまず予防をするようにしましょう。
食生活を見直し、乾燥を防ぐように指のケアを行いましょう。特に水仕事など指先をよく使う仕事をされている方は注意が必要です。
できてしまったささくれは触ったり引っ張ったりすることで化膿してしまいます。化膿すると、最悪の場合壊死して外科手術が必要となる場合もありますので、そうならないようにきちんと処置をして保護しましょう。
また指先はさまざまな物と接触するため、ささくれに限らず皮膚に異常が起きやすい部位となります。併せてこちらの記事もご覧ください。