瞬きすると目が痛い!気をつけたい5つの原因と病気!

頭痛

ふと瞬きをしたときに、チクッとした目の痛みを感じることはよくあります。ただ、目にゴミが入っているだけのことも多いですが、正しい取り方をしないと逆に目を傷つけてしまうおそれもあります。

さらに、腫れやかゆみもある場合は眼病(目の病気)を患っている可能性もあるのでしっかりと症状を確認する必要がありますね。

そこで、ここでは瞬きすると目に痛みがする原因や対処法についてお伝えしていきます。

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瞬きすると目に痛みがする原因

鼻で息を吸う

瞬きをするときに目に痛みを感じる原因はさまざまな要因が考えられます。

この章では、我慢できないほどの痛みではなく、腫れやかゆみなどの他の症状もないときの原因についてお伝えしていきます。

 

目が乾燥している(ドライアイ)

パソコンやスマホなどのディスプレイを長時間見続けていたり、空気が乾燥している環境にいると目が乾燥しやすくなり、いわゆるドライアイになってしまいます。

ドライアイとは、目の表面の涙の層が薄くなり、目の角膜がダメージを受けやすくなってしまうのです。

そして、これにより瞬きをするときの刺激で目に痛みを感じてしまいます。

 

瞬きのときの痛みの他にも以下のような症状があらわれる場合は、ドライアイを疑ってみましょう。

  • 目が疲れやすく感じる
  • 目が充血している
  • 目にゴロゴロした違和感がある
  • 目やにが増える
  • まぶたが重く感じる

 

ドライアイに対処するためには、しっかりと目を休めたり、定期的に目薬をさして目に潤いを与えることが大切です。このような対処法に関して詳しくは後述していきますね。

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目にゴミが入っている

目にまつ毛やホコリ、チリなどの異物が入ってしまうと、瞬きをするときに痛みを感じてしまいます。

特に砂埃が舞っているような環境にいると、すぐに目にゴミが入ってしまいます。そして本来、目にゴミが入らないようにするためにあるまつ毛自体が目に入ってしまうこともよくありますよね。

 

目に異物が入ると、無意識に涙の分泌を促してゴミを除去しようとします。

しかし、まぶたの裏側まで入ってしまったり、まぶたに張り付いたりしてしまうと涙の作用だけでは外に押し出すことができず、痛みが長時間続いてしまうのです。

 

このようなときに、無理に目をこすったり、爪で取ろうとしてしまうと逆に目を傷つけて思わぬ眼病を引き起こしてしまうこともあります。

なので、指は使わずに洗面器に水をためて、その中で顔を浸けて瞬きを繰り返してみるなどの取り方がおすすめです。また、目薬をさすことでゴミが取れることもあります。

 

目にゴミが入ったときの対処法に関してはこちらの記事でさらに詳しくお伝えしていますのでぜひご覧ください。

参考:目にゴミが入って取れない!超おすすめの取り方を伝授!

 

コンタクトレンズの影響

目

コンタクトレンズを使用している場合は、コンタクトが痛みの原因である可能性も高いです。

  • コンタクトが自分の目に合っていない
  • コンタクトの洗浄が十分に行われていない
  • コンタクトを長時間使用し続けている

このようなことが原因で、瞬きのときの痛みを引き起こしていることがあるのです。

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腫れている場合に考えられる2つの病気

瞬きをすると痛みがすることに加えて、目の周りやまぶたに腫れがある場合は目の病気の疑いがもたれます。

ただ、これらは失明につながるような重い病気ではなく正しい対処をすれば数日〜数週間で完治する病気です。

 

結膜炎

結膜炎は最も頻繁に起こる目の病気のひとつです。白目とまぶたの裏側にある「結膜」という膜で炎症を起こしてしまう病気です。

結膜炎は発症する原因によって以下のように3種類に分けることができます。

  • アレルギー性結膜炎:花粉、コンタクトの汚れ、ダニなどのアレルゲンが結膜に付着することで起こる
  • 細菌性結膜炎:黄色ブドウ球菌などの細菌の感染によって起こる
  • ウイルス性結膜炎:アデノウイルスなどのウイルスの感染によって起こる

 

これらのうち、ウイルス性結膜炎は感染力が高く、人にうつることが多いです。流行性角結膜炎(はやり目)、咽頭結膜炎(プール熱)、急性出血結膜炎(アポロ熱)もこのウイルス性結膜炎に分類されます。

 

瞬きのときの目の痛みとともに、以下のような症状があらわれるようであれば結膜炎ではないか疑いましょう。

  • 充血
  • 目やにが多く出る
  • 目が腫れる
  • 目が痛くなる
  • 目がかゆくなる
  • 目がゴロゴロ違和感がする
  • 喉が痛くなる
  • 発熱がある

 

ものもらい

顔

ものもらいもよくある目の病気のひとつです。

  • 目に痛みがうする
  • まぶた腫れる
  • 充血する
  • 涙が多くなる

このような症状があらわれたら、ものもらいになっていることが可能性が高いです。

 

ものもらいは細菌による感染で発症しますが、アイメイクをする人、疲労やストレスで免疫力が低下している人、コンタクトレンズの誤った使い方をしている人が特に発症しやすいです。

また、ものもらいは感染症ですが人から人に感染することはほとんどありません。

参考:ものもらいの原因と治し方を分かりやすく解説!

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瞬きをするときに痛みがするときの対処法

目薬をさす

目にゴミが入っていたり、目が乾燥しているときは目薬をさすことが効果的です。特に、清涼感があるタイプや粘性がありドライアイに効果的なタイプをおすすめします。

基本的には、ドラッグストアなどで市販されている目薬を使用すれば問題ありません。ただ、眼科を受診したときに目薬をもらった場合はそちらを使用するようにしましょう。

 

ただ、目薬にも用法用量はあり、使いすぎには注意しなければなりません。使いすぎると思わぬ副作用をまねいてしまう危険性もあります。

目薬をさしたときに、いつもよりしみたり、目の周りが赤くなったりしたときは逆に使用を控えた方がいいでしょう。

 

目を休める

目の疲れがたまると、目が痛くなったり、目が乾燥しやすくなってしまいます。特にデスクワークなどでパソコンの画面を1時間以上連続して見ているようなときは、目の疲れがたまりやすくなっている状態です。

 

遠くの景色を見たり、目の周りを優しくマッサージするなどして、5分間でも目を休めてあげるだけで目の疲労度合いかなり違います。

しっかりと目を休める習慣をつけていくといいですね。

参考:目がしょぼしょぼする3つの原因!その疲れをスッと取る方法とは?

 

コンタクトレンズの使い方を改める

目

コンタクトを使用している方は、コンタクトが原因となって痛みを引き起こしている可能性が高いです。

コンタクトを最近使い始めたり、種類を変えた方はコンタクトがご自身の目と合っていないことが考えられます。

また、コンタクトは用法用量をしっかり守って使用しないと思わぬ目のトラブルを引き起こしてしまいます。特に洗浄方法と連続使用時間は守るようにしましょう。

 

そして、コンタクトを使っていると目の乾燥もしやすくなり角膜を傷つけてしまうこともあります。痛みが治らない場合は、眼科を受診しコンタクトの使用を控えるようにするなどの対処が必要になるでしょう。

 

病院へ行く

目の痛みが激しい場合、痛みが長期間続く場合、腫れやかゆみなど他の症状も伴う場合は眼科を受診するようにしましょう。

目は私たちが生きていくうえでとても大切なものです。少しでも不安な症状があらわれたらしっかりと病院で検査してもらうといいですね。

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