頭痛とともに目の奥が痛いときに必ずやっておくべき4種類の治し方

目

目の奥のズキンズキンとした痛みを伴う頭痛は日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。

このような特徴的な痛み方の場合、眼精疲労や首の疲労、群発性頭痛、あるいは副鼻腔炎などさまざまな原因があげられます。

そこで、ここでは頭痛と一緒に目の奥が痛くなるときの治し方について原因別に分類してお伝えしていきます。

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眼精疲労:目の周りを温める

目の奥の痛みを伴う頭痛の場合、まず目の疲れ、つまり眼精疲労が原因となっていることが考えられます。

眼精疲労は、パソコンでの長時間の仕事などの視作業を続けることで、目の周りの筋肉が疲れてしまっている状態です。

目の酷使により、目の周りの筋肉が緊張してしまい、血流の流れが悪くなり目の奥が痛くなる頭痛や目のかすみ、乾燥、充血、鼻の付け根の痛み、首筋のはり、肩こりなどの症状が出てくるのです。

 

このような眼精疲労による目の奥の痛みを頭痛では、目の周りの筋肉の血行を促進させる治療法がおすすめです。

具体的には、目の周りのツボを押す対処法と目の周りを温める対処法を行なっていきましょう。

 

目の周りのツボを押す

目

目の周りにはたくさんのツボがあります。

その中でも以下のツボを押すことで、血行を促進し眼精疲労を緩和させることで目の奥が痛む頭痛を治していくことができます。

 

  • 攅竹(さんちく):眉間の内側にあるツボ
  • 太陽(たいよう):意見と目じりを結んだ線の真ん中にあるツボ
  • 承泣(しょうきゅう):目の下にある骨の端、瞳の下にあるツボ

ただし、目の周りはとてもデリケートなのでツボを押すときは爪を切った指で優しく押すようにしましょう。

 

目の周りを温める

眼精疲労を回復させるには目の周りを温めてあげることがとても効果的です。血行が促進し目の疲れを改善させることができるのです。

市販の「蒸気でホットアイマスク」でも、蒸しタオルを作って目に当てる方法でも大丈夫です。

参考:眼精疲労による頭痛対策!早く治る薬も紹介!

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首の疲労(肩こり、首こり):首のストレッチ

普段の仕事や家事などで首に疲労がたまり、首や肩の筋肉が凝ってしまうと周囲の神経を圧迫してしまいます。

この肩こりや首こりの神経圧迫により目の奥に痛みを感じる頭痛が生じるのです。

 

首のストレッチをする

首に疲れが溜まっていると感じるときや長時間同じ姿勢でデスクワークを続けたときなどは首のストレッチを行うようにしましょう。

ストレッチを行うことで硬くなった筋肉をほぐし、頭痛の改善に効果が期待できます。

こちらの動画で自分でできる簡単なストレッチ方法についてお伝えしていますのでぜひご覧ください。

 

良い姿勢を心がける

首の疲労や肩こりは多くの場合、長時間同じ姿勢を続けて作業をしていたり、猫背のような悪い姿勢をしていることが原因となっています。

なので、デスクワークなどのときはできるだけ姿勢を伸ばし、良い姿勢を意識することで首への負担を減らし、目の奥が痛い頭痛の対処にもつながります。

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群発性頭痛:喫煙、飲酒を控える

一言に「頭痛」といってもさまざまな種類があります。その中でも群発性頭痛と言われる頭痛は目の奥がズキンと痛むする鋭い痛みが特徴的です。

群発性頭痛の主な原因はアルコールやタバコあるいは、気圧の変化が誘因となります。

 

飲酒や喫煙を控える

体質によってアルコールの摂取やタバコにより群発性頭痛が引き起こされることがあります。

特に深夜12時〜3時頃に決まって目の奥の痛みがする頭痛に襲われる場合は、飲酒や喫煙を控えるようにしましょう。

 

鎮痛剤を服用する

群発性頭痛は突発的に短時間の激しい痛みに襲われるのが特徴的です。また、症状が出る「群発期」は1〜2ヶ月間ほど集中的に続きます。

このように激しい症状が出るときには痛みを和らげる鎮痛剤を服用するといいでしょう。市販の頭痛薬でも、処方された鎮痛剤でも効果が表れるものを使うようにしましょう。

 

副鼻腔炎(蓄膿症):目や鼻の周りを温める

口から息を吸う

鼻腔(鼻の中)の周囲には副鼻腔という空洞があります。

副鼻腔の中は、薄い粘膜で覆われていてそれ以外は空気で満たされています。この副鼻腔で炎症を起こしてしまうのが副鼻腔炎です。

 

特に急性の副鼻腔炎では目の奥や頬の奥での痛みや額での頭痛が起こることがあります。他にも、黄色いネバネバした鼻水や鼻づまり、痰などの症状が出やすいです。

また、この副鼻腔炎が3ヶ月以上続き、慢性化してしまうと蓄膿症と言われる病気になります。

 

鼻を温める

副鼻腔炎により目の奥の痛みを伴う頭痛が起きている場合は、副鼻腔の炎症を抑えることが大切です。

そのために、蒸しタオルを鼻に当てたり、ゆっくりと入浴するなどして鼻の粘膜を温めてあげるといいでしょう。

また、加湿器を使用して部屋の湿度を上げることも効果的です。

 

こまめに鼻をかむ

鼻水が出るときはこまめに鼻をかむことが大切です。

ただし、勢いよくかんでしまうと鼻水に含まれている細菌が鼻から耳管という管を通って、耳に入り中耳炎になってしまう恐れがあります。

なので鼻をかむときは数秒かけてゆっくりとかむように意識しましょう。

 

耳鼻科を受診する

目の奥が痛い頭痛とともに鼻水などの症状が出る場合は耳鼻科を受診するようにしましょう。

急性副鼻腔炎は症状が軽い場合は、安静にしておくことで自然治癒するケースも多いです。

 

しかし、悪化し慢性化してしまうと蓄膿症になりなかなか治療が難しくなってしまいます。

なので、早い段階で耳鼻科を受診し治療を行なっていくことをおすすめします。

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