ヘルパンギーナの感染経路と予防方法!治療方法はある?
代表的な夏風邪であるヘルパンギーナの症状ってつらいですよね。特にお子さんにかかりやすいので、注意が必要です。
そんなつらい目に合わせないためにも、日ごろから予防しておくことが大切です。
今回は、ヘルパンギーナの感染経路と予防する方法、また感染してしまった場合の治療法についてお伝えしていきたいと思います。
ヘルパンギーナの感染経路は?
主な感染経路は2つあります。排便口感染と飛沫感染です。
排便口感染
排便口感染は、感染者の便が他の人に付着することによって起こります。
そんな状況ありえないでしょ。笑 って感じると思いますが、意外と起こり得ることです。
ヘルパンギーナの症状として、下痢をしてしまいますので、排便口感染は起こりやすいです。
感染者の便には、目に見えないですがとても多くのウイルスが含まれています。
なので、超微量でもウイルスの感染が起きてしまいます。
まず、便が感染者の手や衣服などに付着して、そこから他の人にうつることが考えられますね。
おむつを使用している赤ちゃんが感染してしまうと、より一層、排便口感染を気を付けなくてはいけませんね。
飛沫感染
飛沫感染は、感染者がくしゃみや咳をすることによって飛んだ唾液などから感染してしまいます。
これは、風邪の主な感染経路ですので、想像しやすいのではないでしょうか。
ヘルパンギーナを予防するにはどうすればいい?
それでは、ヘルパンギーナに感染しないためには、どのような予防策をとるべきなのでしょうか?
感染者は便の後は手洗いをしましょう。
これをするだけで、だいぶ感染を防げます。
また、便に接触したらすぐ感染するわけではないので、身近にいるご家族の方も手洗いやうがいなどを心がけることが大切です。
マスクをする
これは、飛沫感染を防げますね。
咳やくしゃみだけではなく、ただ話しているだけでも感染してしまうおそれがあるので、常にマスクをつけているといいです。
感染者もご家族もマスクをつけるようにしましょうね。
衣服などの洗濯は別々に行う。
衣服にウイルスが付着している場合があるので、着ている衣服や使用したタオルなどは別々に洗濯したほうがいいです。
・おむつ交換のときは、手袋をつける。
排便口感染経路に対する対策です。知らないうちに便が付着してしまう可能性があるので、手袋をつけておむつ交換をしてあげましょう。
また、一番の予防策は普段から睡眠や食事をしっかりとり、健康的な生活を行うことです。
これによりウイルスに対する免疫力を高めることができます。
さらに、栄養のある食事をとることは夏バテ対策にもつながりますので、しっかり意識するようにしましょう。
ヘルパンギーナに感染してしまったときの治療法は?
残念ながら、ヘルパンギーナのウイルスに対する薬は存在しません。
なので、安静にして自分の免疫機構がウイルスを退治してくれるのを待つしかありません。
水分や塩分をしっかりととることが大切です。スポーツドリンクなどをたくさん飲むと効果的ですね。
また、医師から解熱剤や痛み止めを処方してもらえたら、そちらを服用しましょう。
まとめ
ヘルパンギーナは非常にやっかいな夏風邪です。
感染しないことが一番ですので、しっかりと予防を行いましょう!
また、子供の熱が下がらないときの対処法について以下でまとめましたので、こちらも参考にしてみてください!
→【子供の熱が下がらないときの対処法一覧】
さらに、ヘルパンギーナは大人にも感染します。症状については以下の記事で詳しく説明しています。
→【ヘルパンギーナに感染した大人の症状や潜伏期間は?】