手首の腱鞘炎が痛い!テーピングやサポーターの巻き方講座!
手首は日常生活するうえで頻繁に使う体の部位で、負担がかかってしまっていることが多いです。その結果、腱鞘炎になってしまい少し動かしただけでビリビリッとした嫌な痛みを感じてしまいます。
手首の腱鞘炎を治す方法はたくさんあります。その中でも患部にテーピングやサポーターを巻くというのは特に効果的です。
そこで、手首が腱鞘炎になったときの治療法やテーピングとサポーターの巻き方などについてお伝えしていきたいと思います。
手首が腱鞘炎になる原因
腱鞘炎になってしまう原因を知っておかないと治ってもまた腱鞘炎になってしまうかもしれないので、しっかり学んでおきましょう!
腱鞘炎とは、その名の通り腱と腱鞘が炎症を起こして腫れてしまう病気です。腱鞘炎は手首だけでなく、ひじ、指、腕、手のひらなどもなってしまうこともあります。
しかし、一般的に手首で一番起こしやすいです。これは日常生活の多くの場面で手首を運動させているからですね。
例をあげてみましょう。
- パソコンを長時間使う
- 料理中、重いフライパンを使う
- ピアノやバイオリンをよくひく
- テニスやバドミントンをよくする
これらの行為が原因で腱鞘炎になっている人が多いです。
これらの動きを繰り返し行うことで、手首の同じ筋肉しか使わなくなります。その結果、その部分の筋肉が凝り固まってしまい炎症を起こしてしまうのです。
特に小指側の手首が腫れて、痛みを感じることが多いです。小指側の筋肉に大きな負担がかかってしまうからです。
腱鞘炎になった手首の治し方
腱鞘炎になったらまずは病院に行きましょう。何科に受診すればいいのか迷うかもしれませんが、整形外科が最適です。
消炎鎮痛剤や湿布などを処方してもらえると思うので、そちらを医師の指示通り使用していくようにしましょう。その他にもプラスアルファで自宅でできるケアを紹介したいと思います。
テーピングやサポーターで固定する
腱鞘炎になった患部はできるだけ動かなさないようにするのが大切です。
手首が腱鞘炎になった場合は、必須といっていいほどの治療法ですので次章で詳しく説明したいと思います。
手首を冷やす
筋肉が炎症作用を起こしてしまっているので、その部分を冷やしてあげると炎症を抑えることができます。
冷やし方としては、タオルを氷水に浸して患部に当てるか、ビニール袋などに氷を入れて冷やすといいでしょう。
ただ冷やしすぎは逆効果なので、1回につき10分を目安に冷やすようにしてください。また火照って熱を発し始めたら、冷やしましょう。
手首のストレッチ
腱鞘炎になってしまったということは、筋肉が凝り固まっている証拠なので、ストレッチでほぐしていくことも効果的です。
まずは以下の動画をご覧ください。
このようなストレッチの方法で負担にならない程度に行っていくと治るのが早くなります。
サポーターやテーピングの巻き方
手首の腱鞘炎になった場合、テーピングやサポーターは必ず巻くようにしましょう。手首は体のちょっとした動作で動いてしまいます。手首が動くとやはり腱鞘炎の痛みがともないます。
この痛みを抑えるために、テーピングやサポーターで固定することが必要となります。
まず、テーピングの巻き方について以下の動画をご覧ください。
手首のどの部分が痛いのかによって、巻き方が異なってきますが、基本的には手首の痛みを感じる側と指を固定するようにしましょう。
サポーターは、手首用サポーターというものが販売されているので、そちらを使用すると使いやすいです。初めて使う人でも、手袋のように装着するだけですので簡単です。
少しきつく感じるかと思いますが、ほどよくホールドされてるぐらいがちょうどいいです。
サポーターとテーピングどちらを使えばいいの?と思われるかもしれませんが、どちらにもメリットとデメリットがあります。
サポーターは、より動きを制限する能力が高いですが、上手く使わないと筋力を失ってしまい、逆に治りにくくなってしまいます。
テーピングは、ほどよく運動を制限してくれて、より自由度があります。しかし、上手く巻かないと効果が得られなかったり、貼ったり剥がしたりするのがめんどくさいというデメリットもあります。
まとめ
腱鞘炎特有のピキッとした痛みを防ぐためには、サポーターやテーピングで患部を固定するのが一番です。
ただし、あまり固定しすぎると患部の血行が悪くなったり、筋肉が凝り固まってしまったりするので気をつけてくださいね!
また、手首に痛みがある原因は他にもガングリオンが出来てしまった、ということが考えられます。
「ガングリオンってなに?」って方が多いと思いますので、以下で詳しく紹介してみました。ぜひご覧になってみてください!
→【手首にできたガングリオンが痛い!原因はなに?】