日焼けのかゆみとサヨナラしよう!効果的な5つの対処法を紹介

海辺に立つ男の子

日差しの強い日はしっかり日焼け予防をしていても、曇りの日にはついうっかり日焼けをしてしまうということはよくあります。

日焼けによるかゆみは我慢できず、つい掻いて悪化してしまうとさらなる皮膚炎を起こしてしまうこともあるのでしっかりとケアしなければなりません。

 

日焼けは皮膚の軽いやけどですが、このかゆみの原因や対処法を知っていると、うっかり日焼けしてしまった時に役立ちます。

今回は日焼けのかゆみの原因や効果的な対処法、おすすめの市販薬などをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

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日焼けによるかゆみの原因

海辺に立つ男の子

まずは、どうして日焼けによってかゆみが引き起こされるのかお伝えしていきます。ひやけによるかゆみの主な原因は、

  • 炎症作用を抑えるための体の防御機構によるもの
  • 皮膚の水分不足によるもの

です。

 

日焼けをした時の症状は紫外線を浴びた量や体質などで、人によって異なります。

日焼けの原因となる紫外線はA波・B波・C波とありますが、その中のB波は皮膚に当たるとその中のメラニン細胞がメラニン色素を作り出しています。これが日焼けです。

 

メラニン色素を作ることで皮膚にバリアができ、奥まで紫外線の影響を受けなくなるのです。

メラニン色素ができなければ、皮膚の奥まで紫外線の影響を受けてしまい、すぐに炎症を起こしてしまったり、皮膚がんを発症してしまうことになります。

 

このメラニン色素を作ることは重要であることはわかっていても、やはり日焼けによるかゆみ・痛みは辛いものですので、早く改善させたいものですね。

日焼けをするとメラニン色素を作ると同時に炎症を治すためリンパ液が集まります。これは水ぶくれとなりかゆみを引き起こします。

また日焼けは皮膚が軽いやけどをした状態ですので水分が不足しています。乾燥することでかゆみは増し、湿疹ができることもあるのです。

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日焼けによるかゆみへの効果的な対処法

冷やす

日焼けは軽いやけどをした状態で、患部は熱を持っています。この熱はかゆみを増幅させてしまいますので、日焼けした時はまず患部を冷やすことが大切です。

軽いやけどをした状態の皮膚は弱っており、ちょっとした刺激で炎症を悪化させてしまいますので、保冷剤や氷などを直接患部に当てないようにします。

 

保冷剤や氷は袋に入れてハンカチなどの薄い布に包んで患部に当てると良いでしょう。

患部のほてりを抑えることでかゆみは緩和されます。入浴はシャワーを浴びる程度にして、ゆっくり湯舟につかることは避けましょう。

 

保湿する

日焼けで炎症を起こした患部は水分が不足している状態です。水分補給を行うことで患部の回復を助けることができます。

保湿するには化粧水やローションを使用すると良いです。

女性など、毎日のお手入れに使用している化粧水やローションがある場合は、肌に合っていることがわかっているので安心して患部に使用できますね。

特に決まった化粧水やローションがない場合は薬局で相談し、刺激の少ないものを使ってみましょう。桃の葉ローションは赤ちゃんでも使えるローションですので、個人差はありますが肌の弱い方でも使用できます。

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市販薬を使う

軽い日焼けで少しかゆみがある程度であれば、冷やして保湿することでかゆみはおさまりすぐに回復します。

しかし、長時間紫外線にあたったりして広範囲の水ぶくれなどができてかゆみが強い場合は、市販薬を使ってみましょう。

 

日焼けした後の薬も多く市販されていますが、昔から常備薬としてあるアロエ軟膏オロナイン軟膏は、日焼けによるかゆみを緩和して炎症を抑える効果があります。

保湿効果も高く有効ですので、常備して置くと安心です。

また、日焼け・やけどの専用治療薬として市販されているパンパス軟膏も常備しておくと安心です。

 

 

栄養補給

空を見上げる女の人

新陳代謝を高めて皮膚の再生を促すため、食事のバランスにも注意しましょう。皮膚の再生を促す栄養素として、タンパク質・ビタミンC・ビタミンE・亜鉛などを摂り入れると良いでしょう。

タンパク質を多く含む食材としては、肉・魚の他、乳製品や大豆食品がおすすめです。ビタミンCを含む食材としては、ピーマン・ブロッコリー・キウイフルーツなどがおすすめです。

 

ビタミンEを含む食材としては、すじこ・いくら・たらこ・大根・かぼちゃなどがおすすめです。亜鉛を多く含む食材としては、納豆・のり・牡蠣などがおすすめです。

日焼けをすると体がダメージを負っているので食欲がわかないこともありますが、これらの食材を意識して少しでもバランスよく栄養補給を行いましょう。

 

体を休める

日焼けは軽いやけど症状です。日焼けが広範囲であれば特に体に大きな負担がかかっています。十分な肌ケアをした後は十分な水分補給をして体を休めましょう。

いつもより早く就寝して体を休めることで、新陳代謝が高まり回復しやすくなります。

 

まとめ

曇りの日にはつい油断して日焼けをしてしまうこともありますが、十分予防をしておきたいですね。

日焼けは皮膚を紫外線から守るためには必要なことですが、その際の痛みやかゆみはつらいものです。悪化させないために必要な対処法を知っておくと安心です。

つい日焼けをしてしまった時は、今回ご紹介した対処法をぜひお試し下さい。

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