唾液の分泌量を増やす超具体的な7つの方法!口の中のネバネバに悩んでいる人必見!
唾液の分泌量が少なく、口の中が乾いている状態になっていることは虫歯や口臭などの原因となってしまいます。
また、唾液が少ないと口の中がネバネバして不快な感じがしてしまいます。
しかし、具体的にどうすれば唾液の量を増やすことができるのかなかなか分からないですよね。
そこでここでは唾液の分泌量を増やす具体的な方法をお伝えしていきます。
唾液の量を増やす方法
口呼吸を改善する
鼻で呼吸をするのではなく、無意識に口が空いていて口から呼吸をしていることはないでしょうか。このような口呼吸はいわゆるドライマウスの原因となり、口の中が乾いた状態になりがちです。
口呼吸をしていると、本来はしっかりと唾液は分泌されているのに外気により唾液が乾くことで唾液量が少ないと感じてしまうのです。
また、口呼吸をしていると虫歯や口内炎など口内のさまざまな病気の原因ともなってしまいます。口呼吸の改善方法についてはこちらの記事でお伝えしていますのでご覧ください。
また、歯ぎしりや口臭の改善として有名な「あいうべ体操」は口呼吸の改善にとても効果的です。こちらの記事で詳しくお伝えしていますのでぜひ実践してみてください。
ガムを噛む
手っ取り早い方法として、ガムを頻繁に噛むことで唾液の分泌量を増やすことができます。
唾液は口内にある唾液腺という部分から分泌されています。「噛む」という行為で唾液腺が刺激されて唾液が多く分泌されるようになるのです。
これは、唾液の役割である「口の中に入れた食べ物を消化し、喉から飲み込みやすくなるようにする」ということが理由になります。
- 食べ物が口の中に入る
- よく噛んで咀嚼する
- 食べ物が分解され飲み込みやすくなる
という生理作用を促進するために唾液の分泌量が増えるのです。
ガムを噛むことでこの生理作用を利用して唾液量を増やすことができるというわけです。
食べるときにたくさん噛む
ガムを噛むことで唾液を増やすことができるとお伝えしましたが、普段の食事でも「しっかり噛むこと」を意識することで唾液の量を増やすことができます。
特に朝食や昼食では急いで早く食べることが習慣になってしまっていないでしょうか。
急いで食べるとあまり咀嚼せずに飲み込むように食べてしまいがちですよね。これでは先述したように「噛む」という行為で唾液の分泌を促進することができません。
食事のときは意識的に噛む回数を増やすようにしていきましょう。これにより唾液を増やすだけでなく、食べ物を消化もしっかりと行え栄養の吸収率も高めることができます。
なにより食べ物はたくさん噛むことでおいしい味をより楽しむことができます。今日から簡単に実践できることなので習慣づけていきましょう。
また、余談ですが玉ねぎに含まれる「ケルセチン」という成分が唾液の分泌量を増やすということが研究により明らかになっています。
なので、玉ねぎが含まれている食事をよく食べるようにしても改善が期待できそうですね。
水分を頻繁に摂取する
唾液は1日でどのくらいの量が分泌されるかご存知でしょうか。
実は平均1.5〜2Lもの唾液が1日に分泌しているといわれています。これほどの量の唾液を分泌するためにはしっかりと水分補給をする必要あるのです。
水分補給をするときは、水・麦茶・スポーツドリンクなどがおすすめです。逆にコーヒー・緑茶・紅茶などはできるだけ控えるようにしましょう。
これらの飲み物はカフェインが含まれており、カフェインには利尿作用があります。せっかく摂取した水分が尿から排泄されてしまうのです。
また、アルコールも逆に唾液を少なくしてしまう原因となるので注意しましょう。
顎・頬の周りのマッサージをする
唾液が口の中にある唾液腺から分泌されていることは先述しましたが、この唾液腺が働きやすくなるようにマッサージすることで唾液の分泌量を増やすことができます。
唾液腺は耳下腺・舌下腺・顎下腺という3種類に分けることができます。これらは顎の下から耳の下へと顔の輪郭を沿うようにして位置しています。
手の指の腹で耳の下の頬のあたりから顎の下へと優しくマッサージしてあげるといいでしょう。
テレビを見ているときなど手があいているときにマッサージをすると時間を効率的に使うことができます。
あまり強くやりすぎると内出血などの恐れがあるので、くれぐれも優しく行うようにするといいですね。
ストレスを解消する
意外に思えるかもしれませんが、ストレスを過剰に受けていると唾液量が少なくなりがちです。
緊張して口の中がカラカラになるという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。これは自律神経のうちの交感神経という神経が優勢になってしまった結果、唾液が少なくなってしまっているのです。
なので、逆にストレスを解消したり、リラックスした生活をおくることで唾液の量を増やすことが可能です。
疲労が溜まっているときは睡眠時間を長くとったり、ゆっくりと入浴をする。精神的なストレスが溜まっているときはランニングをしたり、好きなスポーツをして体を動かすといいでしょう。
舌回しのトレーニングをする
舌を回すように動かすことで唾液腺を刺激し、唾液の分泌を促すことができます。口を開けて舌を時計回りに10秒間、反時計回りに10秒間回すようにトレーニングしていきましょう。
初めてやってみると意外と口周りの筋肉を使うことが分かると思いますが、それだけ効いている証拠です。
時計回り・反時計回り10秒ずつ回すことを1セットとして、毎日1セット行うことを目標にしていくといいですね。
正しい対処をすることで唾液は増やすことが可能
唾液が少ないことは口臭・虫歯・口内炎などの原因となり改善したいですよね。
唾液の量は個人差がありますが、上記で紹介したような改善策を行っていけば唾液の分泌量は増やしていくことができます。
- よく噛むこと
- 水分補給をしっかりすること
- 口周りのマッサージをすること
少し面倒なことかもしれませんが毎日心がけて少しずつ実践していきましょう。
また、唾液が少なくて悩んでいる方はこちらの記事も併せてご覧いただくことをおすすめします。
参考:唾液が少ない原因を徹底解説!ドライマウスで口内がパサパサの方へ!