体が硬いあなたに捧ぐ!短期間で体を柔らかくする3つの方法

飛び跳ねる女の人

「私、体が硬いのよね~。」と笑っている場合ではありません。体が硬いと様々なデメリットがあるのです。

しかし、大人になると体は硬くなるものだと諦めている方もいます。

体の硬さは諦める必要はありません。今回は体を柔らかくする方法についてまとめました。今からでも遅くはありません。自身のためにできることを始めてみましょう。

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体が硬いことのデメリット

飛び跳ねる女の人

大人になったらみんな体は硬くなるものだと思っているかもしれません。そして硬くなるのが当たり前だと思い、特に対策はしないという方が多いでしょう。

しかし、体が硬いと様々なデメリットがあることがわかると、対策せずにはいられません。

 

病気になりやすい

生命活動のエネルギーとなるのは酸素や様々な栄養素です。血液は、これらを体中に運ぶ役目があります。

そして不要となった二酸化炭素や老廃物を腎臓や肝臓に運んで有害物質を処理させるのです。

 

血流が悪いということは、これらの活動が滞るということです。そのため、肩こり・冷え性などの慢性的な症状が現れるようになったり、動脈硬化などにつながることもあります。

さらに脳梗塞・心筋梗塞などの血流が滞ることで生じる病気へと発展してしまうのです。

 

また、筋肉の活動が活発に行われないと、それを補うように癖のある姿勢になったり、骨格の歪みへとつながる場合もあります。

姿勢の悪さや骨格の歪みはさらに血流を悪くしてしまい、悪循環を繰り返すことになるのです。

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疲労しやすい

血流が悪いと基礎代謝が弱くなります。

基礎代謝が弱いと体を動かした時にできる疲労物質の処理が遅くなるため、疲れやすいと感じるのです。

 

怪我をしやすい

体が硬いということは筋肉の伸縮領域が短くなり、関節の可動領域が狭くなっている状態です。

この場合、危険を察知した時のとっさの反応にも差が出ます。体が硬い人は怪我をしやすくなるというのは、このとっさの反応に関係しているのです。

 

体が硬い人は、転倒時などに受身をとりたくても体が硬くてとっさに受身をとることができないので、大きな怪我へとつながります。

体が柔軟な人はとっさの受身もスムーズで、多少無理な体勢になっても怪我をせずに耐えることができるのです。

 

体を柔らかくする方法

痛くないストレッチをする

ランニングマシンで走る人

体を柔らかくするためにはストレッチをするというのが一般的です。しかし、硬い体を無理に伸ばすストレッチは、すぐに効果が現れなければ辛くてやめてしまいます。

まずは自身の体の硬さを知ることが重要です。たとえば、前屈で手が届かない方が誰かに押してもらって無理やり手を足先につけるのは伸縮範囲の狭くなっている筋肉に大きな負担となります。

 

また手が届かないからと勢いをつけて何度も足先を触る、というような方法は効果がないだけではなく、返って怪我をすることにつながります。

前屈であれば、まずは痛みのない範囲でゆっくりと手を伸ばし、自身の限界を知ります。

そしてその限界程度の痛くないストレッチを繰り返し行います。痛くないストレッチでも、自身の限界程度のストレッチをくりかえすことで、筋肉の伸縮範囲は広がります。

 

ストレッチの種類は自身が硬いと感じる部分を行うと良いでしょう。わからない場合は前屈や股関節のストレッチから始めてみましょう。

ストレッチをする時は、体に力が入らないように注意しましょう。硬い筋肉を伸ばすということで、痛みを想像すると体に力が入ってしまいます。これでは筋肉や関節は柔軟になりません。

 

体に力を入れないコツとして、気の抜ける声を出すと良いです。「にゃー」、「ふにゃー」など、何となく力の抜けるような言葉を発しながら伸ばすと良いでしょう。

筋肉を伸ばす時は息を吐きながら行うと効果的です。気の抜ける声を出すということは力が抜け、息を吐いている状態になるので自然に効果的になるということなのです。

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ゴルフボール(テニスボール)を踏む

足の裏全体でゴルフボールやテニスボールなどの少し固めのボールを踏みます。筋膜は背中までつながっており、足の裏の筋膜の刺激は腰や背中まで伝わります。

これは、痛くなくて心地よいと感じる程度に行うと効果的です。股関節や腰などの下半身の柔軟性を高めたい方は手軽にできて良い方法です。

 

ラジオ体操

誰もが子供の頃から学校や職場などでも繰り返し行った経験のあるラジオ体操ですが、時間的には3分ほどであるにもかかわらず、意外と疲れる運動であることをご存知ですか?

1つ1つの運動で体のどの部分を伸ばしたり動かしているのかを考えながら行うと汗ばむほどの運動だということがわかります。

 

しかも音楽に合わせて体が自然に動き、基本的なストレッチから徐々に応用的な運動へと進んで行くので、1つ1つの動きを一生懸命行うだけでたった3分で効果絶大なのです。

痛みがない程度にリズムよく行うことが続けられるポイントです。朝の早起きが辛いという方は録音しておき、毎日時間を決めて行うのも良いですね。

 

まとめ

体の柔軟性を上げる方法をいくつかご紹介しましたがいかがでしたか。大人になったら体が硬くなるのは当たり前だと思っている方も多いですが、体が硬いことは様々なデメリットがあります。

効率よく体の柔軟性を高め、怪我や病気から体を守りたいですね。自身の生活環境の中で無理なくできそうな方法をぜひ試してみてください。

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