風邪を点滴で治す!効果がある3つの種類とは?
風邪をひいてしまったとき、点滴をしてもらえば早く治すことができるのでしょうか?
もし、早く治すことができるのであれば、ぜひ点滴をして治しちゃいたいですよね!
そこで今回は、風邪に対する点滴の効果についてお伝えしていきたいと思います。
風邪に点滴は効果ある?
点滴をすれば、体の中に直接、栄養や薬剤が送られて風邪が治りやすくなるように思いますよね!
しかし、ただの風邪の場合、点滴はさほど効果はありません。
ただ、「ある症状」があらわれている場合は点滴をすることはとても有効です。この点については、次章で詳しくお伝えしますね!
ただの風邪の場合は、点滴はあまり効果がないとお伝えしましたが、「点滴で風邪が早く治るだろう。」という思い込みで心理的な効果があることは確認されています。
プラシーボ効果というものを聞いたことがありますでしょうか?
これは偽薬と呼ばれる「特に効果のない薬」を「効果がある薬」と思い込んで服用した場合、実際に体に効果があらわれるという驚きの現象です。
これと同じことが点滴でも起こります。
「点滴をしたからもう安心だ!」
「これで早く治すことができる!」
このような思い込みで、本当に効果があらわれてしまうのです。
人間の体って不思議ですね。笑
風邪に効果的な点滴の種類
心理的な効果だけでなく、風邪で「ある症状」があらわれている場合は点滴を行うことにより症状が改善されます。
その症状はどういうものなのか、見ていきましょう!
下痢や嘔吐がある場合
下痢や嘔吐を繰り返しているときは、点滴を行うと良いです!
下痢や嘔吐により体の水分が失われていくと、脱水症状になってしまいます。
点滴で水分と電解質を直接体内に送り込むことによりこの脱水症状を防いだり、改善することができるのです。
脱水症状についてはこちらを参考にしてみてください!
→【脱水症状であらわれる症状と対処法】
熱がある場合
熱がある場合も、点滴は効果的であるとされています。熱があるときは、私たちの血液は温まってしまっています。
点滴は、私たちの血液よりも少し低い温度に設定されているのでこれを体内に送ることにより、体の内部から冷やすことができるのです。
しかし、点滴は直接的な熱の改善にはつながらないことは注意しておきましょう。
細菌に感染してしまった場合
細菌の感染による風邪の場合は、点滴で治療することが可能です。
抗生物質という細菌を胎児する薬剤を点滴に含ませておくことにより、体内に侵入した細菌を退治することができるのです。
点滴を行う時間はどのくらい?
実際に、風邪をひいて点滴をすることになった場合どのくらいの時間行うのでしょう?
風邪の症状にもよりますが、一般的には、30分~1時間ほどかかるといわれています。
1時間で体内に送ることができる点滴の量は約200mlです。
まとめ
風邪に対して点滴は効果的なのかどうか?ということが分かりましたね!でも、点滴ってけっこう痛いですよね。
実は、点滴の痛みを軽減できる方法があったのです。こちらで詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧になってみてください!
→【点滴で痛みを劇的に和らげる方法】