唇にほくろができた!病気のサインを要チェック!
唇にほくろができて悩んでいませんか?唇にできてしまったほくろはとても目立つので、できるならば取り除きたいですよね。
また、こんな場所にほくろができてしまうのは「何かの病気かも?!」と不安がよぎってしまうかもしれません。
そこで、ここでは、唇にほくろのようなものができてしまう原因や病気の可能性についてお伝えしていきたいと思います。
唇にほくろができる3つの原因
唇にほくろができてしまう原因はいったいなんなのでしょうか。もしかしたらその「黒いできもの」はほくろではないかもしれません。このような可能性も考慮して3つの原因について見ていきましょう。
紫外線によるもの
唇にほくろは意外とできやすいです。なぜかというと、ほくろができるのは紫外線による影響が大きいとされているからです。
唇は顔の正面に位置していて、紫外線つまり日差しなどにとても当たりやすいですよね。また、唇は表面の皮膚が比較的薄いので、紫外線の影響も受けやすいです。
このようにして、唇が紫外線に当たると、肌の色を決める「メラニン色素」というものが一箇所に集まってきます。こうしてできたのが「ほくろ」となるわけです。
また、このほくろは肌にできるシミやソバカスと同じものであり、健康への影響はないので安心してください。
ただ、唇にほくろができるとどうしても目立ってしまうので、できるならば除去したいですよね。その除去方法については、後半で詳しくお伝えしています!
内出血による血豆
先ほども説明したように、唇の皮膚は薄いです。よって、軽い刺激によって唇の中の毛細血管が切れて、内出血を起こし、血豆ができてしまうことがあります。
この血豆がほくろのように見えることがあるのです。口をぶつけたり、唇を噛んでしまった、などの心当たりがある場合は血豆を疑ってみてください。
治し方としては、自然治癒が一般的です。赤く腫れたり、ヒリヒリしている場合は唇が炎症を起こしているので、氷をあてるなどして冷やしてあげてください。
ただし、長い間冷やしすぎると、逆に血行が悪くなり血豆が悪化してしまうこともあります。腫れや炎症が治まってきたと感じたら、冷やすのを止めるようにしましょう。
メラノーマ
メラノーマとは悪性黒色腫とも呼ばれる皮膚がんの一種です。ほくろと非常に似ていて、区別するのが難しいのです。放置しておくと命にもかかわる病気ですので、できるだけ早い治療が大切となってきます。
こちらでほくろとメラノーマの見分け方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→【メラノーマとほくろの見分け方を徹底解説】
メラノーマの特徴をチェックしてみて、少しでも不安になったら皮膚科などで医師に相談するようにしましょうね!
唇のほくろを除去する方法
唇のほくろを取り除くためには、美容皮膚科などで手術を受ける必要があります。現在はレーザーよる治療が行われていて、時間も10分ほどで、意外と手軽に行うことができます。
従来では電気メスなどによって行われていたのですが、レーザーを使用することにより肌への負担も少なくなりました。
メカニズムとしては、ほくろの色の成分となるメラニン色素を多く含む部分をレーザーにより除去していきます。ただ治療で除去しきれなかったほくろの元となる細胞によって再発してしまうこともたまにあります。
再発率を下げるためには、ほくろを深くまで除去する必要があるのですが、そうすると傷が残る確率が高まってしまうのです。
これは避けなければならないことだと思うので、再発を防ぐ最善策は、ほくろの除去治療を数回行うことです。これによりほくろの元となる細胞を最大限に取り除くことが可能となります
また、費用については、ほくろの大きさやできている部分によって値段が変わってきますので、美容外科の方へ直接問い合わせてみましょう。
まとめ
唇にできてしまう黒いできものは、ほくろだけではありません。他にも内出血による血豆であったり、メラノーマという皮膚癌の可能性もあります。
ほくろを除去するにはレーザー治療が一般的ですが、ほくろの状態や病院によって費用なども変わってきますので、詳しくは皮膚外科に相談するようにしましょう。