舌のやけどが治らない!ぶつぶつした患部の治し方!

しゃがんでいる女の人

熱いものを食べたらやけどをするのはわかっていても、出来立てはおいしいのでつい熱いうちに食べたくなります。コーヒーや紅茶だって、冷めたらおいしくありません。

でも、舌をやけどしてしまうと、楽しみにしていた料理も大好きなコーヒーも、味がわからずおいしくいただけませんね。

 

痛くてたまらないのも辛いです。鏡でぶつぶつした舌を見ると痛さも増します。

そこで、ここでは、舌のやけどの対処法についてまとめました。

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舌のやけどを早く治す4つの方法

boy

舌がやけどでひりひり、ぶつぶつしてしまった場合はどのようにすれば治すことができるのでしょうか?なんと意外な方法で治すことができるので紹介したいと思います。

 

冷やす

基本的には、舌のやけども他の部位のやけどと同じです。患部は炎症し、細菌などに感染しやすくなります。

冷水で口をすすぎ、食べかすなどを取り除きましょう。そして冷やすことが大切です。

 

しかし、口の中は手足と違い、保冷剤や濡れタオルで冷やすことはできません。一番効果的な方法は氷を口に含むことです。ちょっと感覚が麻痺するぐらい冷やしてみましょう。

 

砂糖をのせる

舌の先に砂糖をのせて染み込ませます。のせるだけより、上あごに押し付けて染み込ませる方が効果的です。

これは砂糖に、エンドルフィンという痛みを和らげる物質の生成を促す効果があるためです。

 

熱さを感じるのは舌の先なので、舌をやけどする場合は舌の先をやけどすることがほとんどです。そのため、舌の先の痛みを和らげることでかなり改善したように感じます。

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バターをなめる

バターやマーガリンなど、油分の多いものを患部にあてる方法があります。これは、油分が炎症した部分の粘膜を保護する働きがあるためです。

 

はちみつをなめる

はちみつには殺菌作用がありますので、軽いやけど程度であれば殺菌効果が期待できます。

舌をやけどしても通常は、2~3日で痛みがとれ味覚も戻ります。1週間ほどしても治らなければ、患部から感染を起こしている可能性があります。

 

またぶつぶつができて治らない場合は舌炎を起こしている可能性があります。

このような場合は我慢せず、医療機関で相談しましょう。抗生剤・抗炎症剤の投与により改善されます。

 

舌のやけどが悪化しないようにするには

女の人の顔

やけどをしてしまったら仕方がないので、冷やしたり保護したりして治療していきます。それと合わせて、やけどが悪化しないように注意しておきたいことがあります。

 

刺激のあるものを控える

舌がやけどすると、新しい粘膜で舌を守ります。この新しい粘膜は非常に痛みに敏感です。

いつも食べていた食品でも、新しい粘膜には強い刺激となることがあります。辛いものや熱いものなどは特に強い刺激となりますので控えましょう。

 

殺菌する

患部は炎症を起こしているので細菌が感染しやすい状態です。患部が悪化しないように清潔に保つことが大切です。

緑茶には殺菌作用がありますので、刺激のないよう冷たい緑茶で口をゆすぐと早く治すことにつながります。

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ビタミンCを摂取する

ビタミンCというとレモンのようなすっぱいイメージがあり、刺激があるのでは?と思うかもしれません。しかし、ビタミンCには皮膚の状態を健康に維持したり、傷を修復する効果があります。

すっぱいものがしみるという場合は、赤ピーマンやパセリ・焼きのりなどがオススメです。これらはすっぱくなくて、刺激が少ない食材ですが、ビタミンCは多く含まれています。

 

予防法

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熱いものを食べてやけどをしたら、痛いし味覚がなくなりいいことがありませんね。でもそれだけではありません。繰り返し舌をやけどすることが、口腔がんの原因となる可能性もあります。

日頃から十分注意し、舌のやけどに慣れるようなことがないようにしたいですね。

 

食べ物を口に入れる際には、焦らずよく冷ましてから食べる癖をつけましょう。

最近では冷めた食品を温めるのに電子レンジを使用することが多いですね。電子レンジで温めると温めムラが生じ、中だけ熱いということが多々あります。

 

電子レンジで温める習慣のなかったお年寄りには注意が必要です。

また小さい子供は、少し口に入れて大丈夫だと思い、警戒を解いて噛んでしまいますが、中から熱い汁が溢れてやけどをすることがよくあります。

お年寄りやお子さんの食事で電子レンジを使用する場合は、温めたあとに切ったりほぐしたりすることでやけどを回避できますのでやってみましょう。

 

まとめ

舌をやけどすると、痛いし食事を楽しめません。日頃から焦って飲食しないよう注意したいですね。それでもやけどをしてしまった場合、まずは冷やしてあげましょう。砂糖やバター・はちみつなども効果が期待できます。

そして、悪化しないように刺激物の摂取を控え、口の中を殺菌するよう心がけましょう。ビタミンCの摂取も効果があります。

 

舌のやけどは通常2~3日で回復しますが、患部が感染してしまったり舌炎を起こしている場合はなかなか治りません。医療機関で相談して抗生剤や抗炎症剤などで治療をしましょう。

 

繰り返す舌のやけどは口腔がんへのリスクを高めることになります。たかがやけどと思わず、気をつけて飲食するように心がけましょう。

食事を提供する方は、お年寄りや子供の食事に注意してあげましょう。

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