唇に水ぶくれができたときは口唇ヘルペスに注意!痛くない原因もチェックしよう!

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唇に水ぶくれができるととても目立ち、とにかく早く治したい!と感じる方も多いですよね。

人と話していると視線がつねに唇を向いていると意識してしまうことも多いです。

そこでここでは唇に水ぶくれができる原因や治し方についてお伝えしていきます。

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唇に水ぶくれができる口唇ヘルペスとは?

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唇に水ぶくれができたときに最も多い原因が口唇ヘルペスです。唇や唇のまわりにポツポツ水ぶくれが出てきた場合はまずは口唇ヘルペスを疑ってみましょう。

そこでここではまず口唇ヘルペスについて詳しくお伝えしていきます。

 

口唇ヘルペスの症状

唇に水ぶくれができてから口唇ヘルペスだと気づく方が多いですが、口唇ヘルペスには前駆症状といわれる、いわゆる前兆症状があります。

唇の周りがヒリヒリ、ピリピリ、チクチクと感じるような違和感がしたり、かゆみを感じることが多いのです。

そして、このような前駆症状が出たあとに唇が赤く腫れ出し、1〜3日後に水ぶくれの症状が表れます。

 

口唇ヘルペスの原因

口唇ヘルペスは、顔にある三叉神経という神経にウイルスが感染することにより発症します。

この感染するウイルスは単純ヘルペスウイルスというウイルスです。ただ単純ヘルペスウイルスには多くの人がすでに感染しているのが実態です。

 

  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 食生活の乱れ
  • 肌の荒れ

などが原因で免疫力が低下してくるとこの単純ヘルペスウイルスにより口唇ヘルペスの症状が出てくるのです。

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口唇ヘルペスの治療法

口唇ヘルペスになったと感じたらまずは皮膚科で診察を受けましょう。正しい治療をすることができれば完治までだいたい2週間ほどといわれています。

皮膚科では抗ウイルス薬などの塗り薬(外用薬)や飲み薬(内服薬)が処方されることが多いです。

 

また市販薬でもアクチビア軟膏などの口唇ヘルペスに効果が期待できる塗り薬が販売されています。

このような薬をしっかりと使用し、下手に指で触り無駄な刺激を与えないように注意していきましょう。

 

また口唇ヘルペスはキスなどで他の人にうつる病気です。

なので大切な人にうつしてしまわないようにしっかりと対処する必要があります。こちらの記事も併せてご覧いただくことをおすすめします。

参考:口唇ヘルペスがうつる確率と期間は?感染について徹底解説!

 

唇に水ぶくれができる原因

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ここまでは唇に水ぶくれができる代表的な原因である口唇ヘルペスについてお伝えしました。ただ唇に水ぶくれができる原因は他にもさまざまなことが考えられます。

口唇ヘルペスの症状に当てはまらない方はこちらの原因ではないか探ってみてください。

 

アレルギー

唇は食べ物や化粧品、歯磨き粉など意外とさまざまな物と接触する部位です。ただ唇は皮膚がとても薄く、ある特定の物質がアレルゲンとなって唇が炎症を起こし、水ぶくれになってしまうこともあるのです。

アレルギーの原因物質となるアレルゲンは人それぞれです。

例えば、あるリップクリームに含まれる成分が原因であったり、いちごなどのフルーツが原因であったり、歯磨き粉が原因であることもあります。

 

何か唇に触れたときに水ぶくれが出てしまう場合は、そのアレルゲンとの接触を避けるよう対処していきましょう。

繰り返しアレルギーを起こしてしまうと症状が悪化し、水ぶくれだけでなく唇が大きく赤く腫れてしまうこともあるので注意しなければなりません。

 

口角炎

口角炎とは、ビタミン不足やカンジダ菌の感染などが原因で唇の両端あたりで炎症を起こしてしまう病気です。

口が裂けていまうように傷がついてしまい、口を開けるだけでも激しい痛みが生じてしまうのです。

 

このように口角炎は水ぶくれが主な症状でありませんが、傷がかさぶたになったところに白いぶつぶつができることがあります。

これが水ぶくれのように感じてしまうこともあるのです。

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手足口病

手足口病は主に夏に流行しやすい病気であり、子供が感染しやすくなっています。

病名の通り、手や足や口に白い水ぶくれができてしまうのです。口の水ぶくれは口内だけでなく唇や口のまわりにもボツボツと出てくることもあります。

 

このように唇だけでなく手足などにも水ぶくれが出てきた場合は手足口病の可能性が考えられます。

また、手足口病は大人に感染してしまうケースも多いです。ぜひこちらの記事もご覧ください。

参考:手足口病の初期症状は?大人にも感染する?!

 

日焼け

先述したように唇は皮膚が薄い部位であり、かつ顔の正面に位置しているのでとても日差しを受けやすい部位になります。

これにより多くの紫外線を吸収して日焼けしやすいのです。日焼けの初期の症状では唇がカサカサしたり、皮がむける程度ですが悪化していくと水ぶくれができたり、腫れてヒリヒリすることがあります。

 

特に体の免疫力が落ちているときに症状が悪化しやすいので注意しなければなりません。

屋外で活動することが多い方はUVカット作用のあるリップクリームを塗るといいでしょう。

 

虫刺され

起きているときに唇が虫刺されになるとこはありませんが、寝ているときは注意しなければなりません。

寝ているときに唇に蚊やダニに刺されたりして水ぶくれのように腫れてしまうこともあるのです。

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唇の水ぶくれが痛くないときの原因は?

唇に水ぶくれのようなぶつぶつができているにも関わらず痛くないというケースも多いです。

例えば手足口病の場合はぶつぶつした水ぶくれができても痛みを伴わないことがよくあります。

また、口唇ヘルペスなどでも症状があまり軽度である場合は痛くないこともあるのです。

 

なので水ぶくれがあって痛くないケースでも上述したようなさまざな原因や病気である可能性は十分あります。

痛みがないと放っておいてしまうことも多いですが、症状が悪化する前にしっかりと対処して治療をしていくことが大切です。

 

唇の水ぶくれの治し方

食事でビタミンをしっかり摂取!

唇の水ぶくれを治すには日頃の食事からビタミン類をしっかりと摂取することが大切です。

特に

  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンC

という3種類のビタミンは重点的に摂取するように意識していきましょう。

 

これらのビタミンを摂取することで炎症の抑制効果、粘膜の保護、免疫力の向上などの体に良い効果が期待できます。

ビタミンは柑橘系の果物やうなぎ、納豆、卵、バナナなどに多く含まれていることが知られています。

 

肉類中心の食事になってしまうと動物性タンパク質の過剰摂取にもつながり、肌が荒れてしまう原因にもなってしまいます。

最近、お肉を食べすぎてしまっていると感じる方は肉類の摂取をできるだけ控え、かわりに野菜や果物などに多く含まれるビタミンを摂取していくように心がけるといいでしょう。

 

唇を触らないようにする

唇に水ぶくれができたときに気になってむやみに触ってしまう方が多いですが、炎症を悪化させてしまうことがあるので避けるようにしましょう。

指にはさまざまな細菌がついており、それらの細菌が唇に接触することでさらに炎症を起こしてしまうおそれがあるのです。

 

市販薬の使用

唇に水ぶくれができた場合は皮膚科で診察を受けるのが一番いいですが、病院へ行けない場合はドラッグストアなどで売られている市販薬を使用するといいでしょう。

口唇ヘルペスの疑いがある場合は抗ウイルス薬の塗り薬を使用したり、保湿効果のあるクリームを塗ったり、UVカット作用のあるリップクリームを塗ることなども効果的です。

 

赤ちゃんの唇に水ぶくれができた場合

赤ちゃんの唇に水ぶくれができてしまう原因は手足口病やアレルギーであるケースが多いです。

手足口病は赤ちゃんや子供に感染して発症することが多い病気です。

 

また、赤ちゃんは大人と比べて免疫力が低く皮膚も弱くなっています。これにより大人では発症しないような些細なアレルギーでも水ぶくれができてしまうこともあるのです。

赤ちゃんの口まわりは荒れやすいですが、水ぶくれなど少しでも異常を感じたらできるだけはやく皮膚科や小児科で診察を受けることをおすすめします。

参考:唇に白いできものができて痛い!考えられる4つの原因

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