歯槽膿漏はどんな臭い?3つの対策法を紹介!
歯槽膿漏は自分で思っているよりも強い臭いを発していることが多いです。
その臭いに自覚症状がまったくないということもあり、こわいですよね!
そこで今回は、歯槽膿漏の臭いの対策法についてお伝えしていきたいと思います!
歯槽膿漏はどんな臭い?
歯槽膿漏ってどのような臭いをするのでしょうか?臭いの原因は「メチルメルカプタン」というガスです。
このメチルメルカプタンは、口の中に住む細菌が発生させます。
歯と歯茎の間に歯垢がたまると、この細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。
歯槽膿漏の臭いの原因であるメチルメルカプタンは
- 卵が腐ったような臭い
- 腐った玉ねぎのような臭い
- 魚の生ぐさい臭い
のようにあらわされます。
このような強烈な臭いを発していても自分で気づいていないことが多いです。それは、その臭いに慣れてしまっているからです。
強烈な臭いでも慣れちゃうとなんも感じないんですね!
歯槽膿漏の3つの対策法
食事で対策!
毎日の食事を少し変えることにより歯槽膿漏の口臭を改善することができます。
口臭予防に大切な栄養素は
- ビタミンC
- ビタミンP
- ビタミンK
です。
これらは、歯茎の出血を防いでくれます。
特にビタミンCを多く含む、柑橘系の果物は唾液の分泌を促進させて、口の中を爽やかにしてくれます。
ビタミンPはビタミンCの吸収も助けてくれます。主に、ほうれん草や柑橘系の果物、玉ねぎ、チョコレートなどに多く含まれています。
ビタミンKは、カルシウムの吸収を促して、歯の間に細菌が繁殖しにくくしてくれます。
緑黄色野菜や果物などに多く含まれています。
以上のようなビタミンをとるとともに、脂肪を多く含む食べ物は控えるとさらに効果的です。
これらは口臭の原因となってしまうので、歯槽膿漏の臭いを強くしてしまうことがあります。
ストレスを解消させる!
ストレスや疲労は歯槽膿漏を悪化させる原因にもなります。よってストレスがたまると臭いがさらに強くなってしまいます。
なぜストレスと歯槽膿漏が関係するのでしょうか?
体に肉体的、精神的ストレスがたまると免疫力が低下してしまいます。
その結果、歯槽膿漏の原因となる細菌に感染しやすくなってしまうのです。
また、ストレスをためてしまうと唾液の分泌量も減ってしまいます。
その結果、口の中が乾燥してしまい、細菌の繁殖がしやすく、歯垢がつきやすい環境になってしまうのです。
ストレスをためないようにするためには、
- 毎日、しっかりと睡眠時間を確保する
- 適度な運動をする
- 趣味などの時間を増やす
などがあげられます。
ぜひ自分なりのストレス発散法を見つけて歯槽膿漏の臭いを改善してみてください!
歯磨きで対策!
最後に、歯磨きの方法を変えることによる対策法を紹介したいと思います。
歯槽膿漏の臭いを改善するためには、丁寧に歯磨きをすることが大切です。
もともとは歯茎と歯の間にできる歯垢が原因となりますので、その歯垢をとるような歯磨きを心がけます。よって、重点的に歯と歯茎の間を磨くようにしましょう。
ただし、歯茎を傷つけないように注意してください。歯茎を傷つけてしまうと、さらに歯槽膿漏が悪化してしまいます。
歯ブラシはできるだけ、細く、柔らかいものを選ぶといいですね!
そして、丁寧に歯磨きをして、細かい汚れまで落としていくようにするといいです。
歯石やプラークがたまっている場合は、歯科医院で取り除いてもらうと、より良いです!
まとめ
歯槽膿漏の臭いには悩まされている方が多いのではないでしょうか?臭いだけでなく、歯茎に痛みを感じてつらいですよね。
また、奥歯や親知らずの周りの歯茎はとても腫れやすいです。
以下で、歯茎が腫れて痛いときの原因や対処法について紹介しています。
ぜひご覧になってみてください!
→【歯茎が腫れて痛い!その原因と対処法について】