膀胱炎に効くフロモックス100！副作用には注意しよう！

［更新日］2015/11/03

風邪をひいてしまったときによく処方される薬に、フロモックス100というものがあります。しかし、この薬は膀胱炎にも効果があり、膀胱炎に悩まされてる方に多く服用されています。

それでは、どうして風邪によく使われるフロモックスが膀胱炎にも効果があるのでしょうか。そして、副作用はどのようなことが考えられるのでしょうか。分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

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フロモックス100というのは、１錠につき100mgのフロモックス錠のことをいいます。

フロモックスは抗生物質です。抗生物質というのは、私たちの体に害を与える細菌を退治する物質のことです。それではどうして膀胱炎にフロモックス100が効果的なのでしょうか。

感染症による風邪の場合、私たちの体の中に害を与える細菌が入ってきてしまうことにより起こります、そして、フロモックスはこの細菌を退治してくれるので、効果があらわれるのです。

そして、膀胱炎が発症するほとんどの原因は、細菌による感染です。細菌が尿道から膀胱へ入っていくことで、感染し、炎症を起こしてしまうのです。

つまり、フロモックスは、この細菌も退治してくれるので膀胱炎にも効果があるのですね！

フロモックスは比較的、副作用が少なく安全な薬だと言われていますが、体質によっては思わぬ副作用が出てしまうおそれもあります。

特に以下のような人は注意しましょう。

これらに当てはまる方は、処方されなかったり、服用する量や薬を飲む間隔が制限されたりすることがあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

乳幼児がフロモックスを服用すると、「低カルニチン血症」という病気にかかる可能性もあります。「低カルニチン血症」というのは、血液中で「カルニチン」という成分が少なくなってしまう病気です。

フロモックスの作用によって、カルニチンが尿に含まれて体外に排出されてしまうのです。これにより、痙攣が起きたり、脳にダメージを与えてしまうなどの症状があらわれます。

よって、小さい赤ちゃんなどが服用するときは、これを防ぐために量が制限されたりします。しかし、長期的に使用する場合には、注意しなければなりません。

また、妊娠中や授乳中の方の場合は、お母さんがフロモックスを服用することにより赤ちゃんに影響することも考えられます。

フロモックス以外に薬を服用している方は、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。なぜなら、薬の相性によって互いに影響しあってしまうことがあるからです。

薬どうしが影響しあうとどのようなことが起こるのでしょうか。例えば、作用が強めあってしまうことが考えられます。これにより、副作用が起きやすくなってしまい危険です。

また、作用が弱めあってしまうこともあります。これによって、薬の効果が十分に得られなくなり、病気の症状がなかなか改善されない状況になってしまうのです。

腎臓に関連する疾患を持っている方は注意しましょう。フロモックスと腎臓病の薬の飲み合わせなどによって、思わぬ重い副作用が出てしまう可能性があるからです。

何かに対してアレルギーを持っている方は、あらかじめ医師に申告しておくようにしましょう。フロモックスがそのアレルギーに影響してしまうことがあるからです。

また、フロモックス自体の副作用で皮膚が赤くなったり、かゆみがでたりすることもあるので、注意しましょう。

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フロモックスによる代表的な副作用としては、以下のような症状があげられます。

このようにさまざまな副作用が確認されています。

特に、下痢は引き起こされることが多いので注意しなければなりません。フロモックスは抗生物質なので、お腹の中にいつもいる細菌も退治してしまうことがあるからです。

このような細菌は「腸内細菌」と呼ばれていますが、私たちのお腹の調子を整えてくれる細菌となっています。

しかし、フロモックスの服用によって、腸内細菌も退治されてしまうとお腹の調子が悪くなり、下痢が続いたり、血便が出てしまうことがあるのです。

フロモックス100が膀胱炎に効果的な理由と注意すべき副作用について紹介しました。フロモックスは比較的副作用が少なくて、使いやすい薬とされていますが、注意すべきことはたくさんあります。

服用後、副作用のような体の異常があらわれたら、できるだけ早く病院へ行くことが大切です。

風邪にも効果的なフロモックス100はどのような効果・効能があるのかこちらで詳しくお伝えしています。
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フロモックス100の副作用