目にゴミが入って取れない!超おすすめの取り方を伝授!
目にゴミが入ってしまった経験は誰もがあると思います。すぐに取れることもありますが、なかなか取れず目が充血してしまうこともありますね。
あなたはそんな時、どのような対処をしていますか?
今回は目にゴミが入った時の対処法についてまとめました。もしかしたら、これまで間違った対処をしていたかもしれません。ぜひ最後までご覧下さい。
涙を流す
涙は目が乾燥しないために重要な役割を果たしています。そして、目にゴミが入った時にも大きな役割を果たしてくれます。
目にゴミが入ると自然に涙の量が増え、ゴミと一緒に流れ出てくれます。涙があまり出ない場合はゆっくりまばたきをしてみましょう。
まばたきで痛みがなければ、まばたきを繰り返してみましょう。涙の量が増え、ゴミが流れ出やすくなります。
痛みがひどい場合は無理にまばたきを繰り返すと傷がつく可能性がありますので、痛みのある方のまぶたを軽くつまんで眼球から離してやると痛みが和らぎます。
これは、思わずまばたきをしないようにする効果もあります。その状態で自然に涙が出るのを待ちましょう。
コンタクトレンズを常用している方で生理食塩水などを持っている方は点眼してみると良いでしょう。水を洗面器などにためて目を浸けてみるのも良いでしょう。
洗面器などがない場合は、手をよく洗ってから手で目に水をつけてやるのも効果が期待できます。
下のまぶた側にゴミが入った場合は、涙や水と一緒に目尻や目頭に流れていきます。
しかし上のまぶた側にゴミが入った場合はなかなか流れてくれません。また黒目の上にゴミが当たると非常に痛いです。
上のまぶた側にゴミが入った場合は、顔を上げて黒目だけがおへその方を向くようにすると、黒目の上にゴミがくることがなくなり痛みが和らぎますので試してみて下さい。
鏡で確認する
涙が出ても目の中のゴロゴロ感や違和感がとれない場合は、こすってしまう前に必ず鏡等で確認しましょう。ゴミだと思っていても違っている場合もあります。
目のゴミはすでに取れていて、結膜炎などの炎症を起こしている可能性もあります。
鏡で目の中を確認してゴミやまつ毛などがなく、充血したり結膜がゼリー状に浮き上がっている場合はそれ以上刺激を与えないようにしましょう。
ゴミが入ったことにより一時的に炎症を起こしてしまった場合は、目を閉じて安静にしていると改善されることもあります。
時間が経っても痛みや違和感が取れない場合は傷がついている可能性がありますので眼科を受診しましょう。
鏡で確認してゴミを発見した場合は、指で取らないようにしましょう。雑菌等が入って悪化する可能性があります。
ぬらした綿棒でそっと取り除くとよいのですが、綿棒を持ち歩いていない場合は清潔なガーゼやハンカチなどを少し濡らし、綿棒の先のような大きさと硬さに調整して使用してみましょう。
綿棒の変わりにティッシュを濡らして使用するという方もいますが、ティッシュは繊維が残る可能性があるのでおすすめしません。
その他
昔から言われている方法で、目を閉じて唾を吐くという方法があります。なぜこれでゴミが取れるのかわかりませんが、勢いよく唾を吐くと効果があるといいます。
この方法で取れる根拠はありませんので、痛みがある時は激しく動かさず、涙を流したり鏡を見て確実に取り除く方が安全です。
注意しておきたいこと
急に目にゴミが入ると痛みでパニックになります。しかし、冷静に対処しないと傷がついてしまうおそれもありますので、慌ててこすったりしないようにしましょう。
コンタクトレンズを装着している場合は、速やかに外して下さい。コンタクトレンズにゴミが押されて炎症を起こしたり傷がつく可能性が高まってしまいます。
またコンタクトレンズにゴミが付着していることもありますので、ソフトコンタクトレンズの場合は洗浄液で、ハードコンタクトレンズの場合は水でしっかりゴミ等を洗い流しましょう。
まとめ
目にゴミが入ると、急な痛みで間違った対処をしてしまいがちです。目に入ったゴミは涙が流してくれるようにできているので、焦らず涙が出るのを待ちましょう。
やみくもにこすったりまばたきを繰り返すと傷がつく可能性もあるので、鏡等がある場合は確認することも大切です。
痛みや違和感がいつまでも取れない場合は、我慢せず眼科で診てもらうようにしましょう。