足の小指を骨折したときの症状と治療法!歩けても放置するのは危険!

2人の足元

急いでいる時に限って、机の角に足の小指をぶつけてしまった!という経験は誰もがあるのではないでしょうか。足の小指を強打すると、声が出ないぐらい痛いですよね。

しばらくしたら痛みはおさまるのですが、腫れていたり爪が割れていたりするとなかなか痛みが取れず、歩くのも大変です。

 

足の小指が痛くても骨折しているとは気づかない人も多く、放置する方が多いようです。

そこで今回は、足の小指を骨折した時の症状や応急処置法、放置しておくとどうなるかなどについてお伝えします。

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足の小指を骨折したときの症状

2人の足元

足の小指は細かく動かして作業することがないので、どのような状態なのか気づきにくいですね。打撲の場合は小指を動かすことができ、骨折の場合は動かすと激痛が走ります。

ぶつけた直後は打撲でも骨折でも激痛が走ります。打撲であれば時間が経てば痛みはおさまってきます。しかし激痛ではなくてもいつまでも痛みが続く場合は骨折が疑われます。

打撲の場合、1週間もすると痛みや腫れはおさまります。しかし骨折の場合は1週間しても痛みや腫れが引きません。その場合は早めに整形外科を受診しましょう。

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応急処置

冷やす

打撲にしても骨折にしても、ぶつけた直後は激痛が走ります。この時には氷水につけたり、保冷剤を当てるなどして患部を冷やしましょう。

冷やすことで患部の痛みが和らぎます。また腫れが引きやすくなります。

 

固定する

骨折している場合は無理に動かすと悪化します。痛みを確かめたくなりますが、動かそうとして痛みがある場合はそれ以上無理に動かさずに固定しましょう。

小指だけを固定するのは難しいので薬指と合わせて固定するようにします。小指と薬指の間にガーゼや脱脂綿などを挟み、小指と薬指をいっしょにテーピングで巻きます。

この時患部を圧迫し過ぎてはいけません。きつく巻き過ぎないように注意しましょう。

 

安静にする

つい、動くか確かめたり押してみたりしたくなりますが、安静にしておきましょう。歩く際にはできるだけ小指に負担がかからないように注意しましょう。

 

治療法

ランニングマシンで走る人

応急処置をしたら早めに整形外科を受診しましょう。打撲か骨折かはレントゲンを撮って確認しないとわかりません。

レントゲンを撮って骨折と判明した場合は、医師によって固定してもらいます。自身で固定するだけではその加減などがわかりにくいものです。後々影響が出ないように医師にまかせましょう。

 

固定はしても、どうしても足は体重がかかりやすい部分です。また注意しておかないと小指はぶつけやすい部分です。

日常生活では患部をできるだけ動かさないようにし、再度ぶつけたりしないよう注意しましょう。

骨折の状態にもよりますが、2~3週間ほどで治ります。

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足の小指の骨折を放置するとどうなるか

骨折しても自然に再形成され治るものです。しかし、骨折したままの状態で放置すると、指が元とは違う角度のままくっついてしまう可能性があります。

明らかに角度がおかしいという場合は慌てて病院に行くかもしれません。しかし、痛くても少し角度がずれているぐらいだと気づかず放置してしまう場合があります。

 

少しぐらい大丈夫と思うかもしれませんが、少し角度がずれて固まってしまうと、靴を履く際に引っかかりやすかったり、鈍痛がいつまでも続いたりします。

左右の靴のサイズを変えなくてはならなかったり、革靴などが痛くて履けないという状態になる可能性もあります。

足の小指をぶつけたぐらいで病院には行きにくいかもしれませんが、1週間も腫れや痛みがある場合は必ず整形外科を受診するようにしましょう。

 

また、足の小指に痛みを感じるのは痛風やモートン病など思わぬ病気が原因である可能性も隠れています。ぜひこちらの記事もチェックしておきましょう。

参考:足の指が痛い!考えられる3つの病気とは?

 

まとめ

たかが足の小指と思いがちですが、ぶつけた後の痛みはかなりのもので、骨折を放置してしまった場合は後々困る可能性もあります。

足の小指をぶつけた後は、恥ずかしさもあるかもしれませんが、すぐに応急処置をして無理に動かさないようにしましょう。

腫れや痛みが続く場合は早めに整形外科を受診しましょう。

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