足の指が痛い!考えられる3つの病気とは?
歩くたびに痛む足の指、どうにかしたいですよね!特に最近激しい運動をしたというわけではないのに、痛みを感じる原因はいったいなんなのでしょうか?
そこには、思わぬ意外な病気が隠れている恐れがあるので、注意しなければなりません。ここでは、足の指に痛みを感じる病気についてお伝えしていきたいと思います。
痛風
痛風の痛みは足の指から出てくると言われています。したがって、痛風の初期症状として「足の指の痛み」はとても重要になってきます。
痛風になると、体のあちこちに激痛がはしるというとてもつらい症状になってしまいます。
よって、できるだけ早い段階で治療を開始することが、痛みを和らげる最善策となるのです。
痛風が発症してしまう原因は体内の尿酸という成分が多くなってしまうことです。尿酸というのは、食べ物が消化されてできる成分なのですが、腎臓を通して体外に排出されるようになっています。
健常な方だと、尿酸値は一定なのですが、ある原因で尿酸値が上昇してしまうと痛風となってしまうのです。
それでは、この尿酸値を上げる原因とはいったいなんなのでしょうか?
以下のようなことが考えられます。
- ストレス
- 飲酒
- 肥満
- 過度な運動
- 遺伝
特に現代では、ストレスによる影響に注意する必要があります。ストレスを受けると、体の臓器が正常に機能するのを保持する自律神経が乱れてしまいます。
これにより腎臓が正常に機能せず、尿酸の排泄が十分に行われず、体内に尿酸がたまって痛風となってしまうのです。
上記のような原因に心当たりがあり、足の指に痛みを感じる場合は痛風の可能性がありますので、病院で診察を受けてみることをおすすめします。
モートン病
最近TV番組でも紹介されて有名になったモートン病という病気をご存じでしょうか?
モートン病が発症すると、足の人差し指と中指の間、あるいは中指と薬指の間に痛みを感じます。また、指の付け根部分に痛みを感じることも多いです。
さらに症状は痛みだけでなく、しびれや腫れを引き起こすことも多いです。特に女性にあらわれることが多く、発症する明らかな原因は未だに分かっていません。
女性に多いことから、ヒールの高い靴などを頻繁に履いていることにより足に負荷がかかっていることが理由なのではないかと考えられています。
よって、男女問わず歩きやすく、自分の足の形に合った靴を履くことが大切です。特に打撲などをした覚えがないのに、足の指が痛い場合はモートン病を疑ってみてはどうでしょうか。
糖尿病
意外にも糖尿病によって、足の指に痛みを感じることがあります。糖尿病の初期症状で足の指に痛みを感じるということがあるのです。
体内の血糖値が上昇することによって発症する糖尿病ですが、どうして足の指の痛みと関係してくるのでしょうか。
血糖値が高いということは、血液中に含まれる糖分の成分が高いということなので、全身の血管がダメージを受けていきます。これにより、手足の先などの末端の神経もダメージを受けてしまうのです。
こうして末端神経の異常が足の指の痛みを引き起こします。同時に「しびれ」の症状も引き起こすことが多いです。
糖尿病は日々の生活習慣が原因となります。バランスのとれた食事をしっかりとることが予防となりますので、意識的に気をつけるようにしましょう。
まとめ
足の指が痛い場合に考えられる病気について紹介しました。他にもただ、運動しすぎで指の関節や骨を痛めている場合もあります。このような場合は、赤く腫れあがることが見られると思うので、患部を冷やすなどの応急処置をしておくことが重要です。
また、足の指の痛みと足裏の痛みは関係していることも多いです。よって、こちらの記事も参考にしておくと、より理解が深まるはずです。
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